11月後半 遊び2
翔太の無邪気さに懐かしんだり、マササのマイペースさも健在していて安心したり、蓮がゲーマーっぷりを発揮したり、文夏が初めガチガチなのに徐々に慣れてくれたり、莉奈も初めは顔が何故か固まっていたけど徐々にほぐれてゲームなども楽しそうにしてくれて…今日は凄く楽しかった…久しぶりに友達招いてよかった…と、片付けを終えながら思った。そんな思い出に浸っていたら、携帯に着信が来た。翔太からだ。5月の宿泊行事以来の電話だ。
「もしもし、麻梨です。」
「あ、麻梨?翔太。今日は楽しかったな!」
「それさっきも聞いた」
「だな…えっと…そんな事を言いたいんじゃなくてだな…」
珍しく翔太が口を濁している。
「どうしたの?私笑えてなかった?それとも、他に誰か楽しくなさそうにしていた子いた?」
「違うんだよ…今日も凄く楽しそうにしてたんだよ…俺が言いたいのは…その…」
「どうしたの??」
「ら、来月の俺の家でやるクリパにこねぇかなって…」
まさかの翔太の家のパーティのお誘いの電話だった。
「行っていいなら行きたいな!誰が来るの??」
「今のところ蓮しか決めてねぇけど、後々決めて行くつもりだ。それをずっと伝えたくて…でも言うタイミングがなくてよー!言って断られたらやだしよー」
「私が今までで、翔太のお誘いを断った事あった??」
「ない。」
「じゃあ信じてよー!私は翔太を信用してる。お世話にもなったしね!だから、絶対に裏切らないから…ね?」
「お…おう…わかった!急でごめんな!ありがとう!予定決まったらまた連絡するわ!じゃあ!」
と、一方的に切られてしまったが…来月は、楽しみなイベントが一つあるからよかった…今月はバタバタしていて忙しかった記憶が強い。中学だからこんなものなのかと、1人で納得するしかなかった。




