第4話:トイレ
これはとっても重要。
今すぐ購入を勧めます。
防災庁が11/2に発足しますが、そこからたぶん大々的に国民に防災備蓄を呼びかけます。すると商品が売り切れます。現状化学製品はナフサ供給がギリギリなので増産が厳しいです。
なので最優先で備えるべきです。
常識なのですが、上下水道が使えなくなると【一度でもトイレを流すと壊れます!】
1)災害用トイレセット
やすいものは絶対に駄目!
高くても臭いが漏れないものを準備。あなたは臭い中で食事、寝ることができますか?
BOSの消臭袋+黒いゴミ袋+凝固剤+ハッカ油+無水アルコールというセットも自分で作れます。そのほうがコスパがいいです。
便座は介護用の便座でもいいですし、通常の折りたたみ便座の準備。段ボールはすぐ壊れます。
また、ペットが居るお家は、レギュラーサイズのペットシーツの超吸収タイプ、たとえばデオシートやカインズの最高ランクのシーツを準備。
トイレにラップを貼り付けその上にシーツ。500mlを越えそうな人は凝固剤をパラパラ。終わったらラップにくるんでBOSの消臭バッグに入れる。
ですが。
ここからが問題。
その大量のゴミをどうするか?
ごみ収集のパッカー車はこないです。ゴミ出しできません。つまりそれを自宅に保管せねば!
こうなると青いポリ製のゴミバケツが欲しくなりますが高い! なんと7000円近くします。なので安いソフト衣装ケースを購入して、その中につめることをおすすめします。
問題は
【ご近所さんはどーしている?】
自分の排泄物を処理はできるけど、隣の人はどうするのか?
ここで大事なのは、臭いと消毒。そのためにはアルコール消毒液と、ハッカ油がいいです。消臭力みたいなのでもいいけど、夏場の冷感剤としても使えますのでハッカ油の原液と無水アルコールがおすすめです。
手洗い後の水がもったいないので、アルコール除菌シートの使用を推奨する人がほとんどですが、これは結局使い捨てなので長期にわたる被災生活には適しません。できれば浄水された水の供給を確保したいところです。
また、マンションなどでは自分がきちんと処理しても上の階・お隣の方が垂れ流すと、それだけで自室の環境が悪くなります。これはどうにもなりません。
マンホールトイレの位置確認。
地域によってはマンホールトイレが設置されています。これは絶対に確認を。
2)コンポストトイレ
筆者は、ペール缶を10個用意しています。
これは様々な用途があります。
特に大便を堆肥にするコンポストトイレとしての使用を視野にいれています。ペール缶に二重に市指定ごみ袋と黒いポリ袋を入れて、そこに用を足します。その上におがくずかカンナ屑をかけて、ハッカ油を噴霧。半分ぐらい溜まったら蓋をして半年放置、高温発酵させます。その後別容器に移して2年保管。これで堆肥化させます。
また重要なこと。
一般の処理では大小便を一緒に保管しますが、これですと高温時にはメタンガスが発生。破裂します。黒いポリ袋ならばなおさら。考えただけで怖気が。
できる限り分別しましょう。小便はペットボトル保管。水で薄めなければ蓋をすれば万全です。
3)トイレットペーパー
これも間違った情報が流れています。
「へっ、何かあるとすぐトイレットペーパーの買いだめが始まるなんざ、ジジババだけだぜ。SNSじゃあトイレットペーパーはなくならないと言ってるぜ」
と、思ったそこの奥さん。
ちょっと待ってくださいよ〜〜
トイレットペーパーは大量の水と電力を使用しますが、それが止まるとどうなりますか?
作れませんん。もし南海トラフ地震が起きれば、ほとんどの製紙工場は太平洋岸にあります。作れなくなりませんか?
さらに、燃料のところで書きますが、軽油不足で流通がダウンします。あなたのところまでトイレットペーパーは到着しますでしょうか? 手元になければ使えないんです。
さらにさらに、輸送が細れば企業は【かさばるものを後回しにします】、つまり安価でかさばるトイレットペーパーは後回しになります。
つまり、世間が言っているのことは全然理屈が通っていないのです。
というか想定が甘すぎる。
特に、ラストワンマイル(お店や運輸中継倉庫までは運べたけど玄関までが届かないこと)が難しい。
トラックは軽油・アドブルー・潤滑油が必要。そして潤滑油はエンジンごとに特化した純正のものでないとすぐ壊れる。
その精油所が世界的に不足している。
トイレットペーパーを笑うものはトイレットペーパーに泣くのです。
避難所のトイレの内壁に【茶色い手の跡】がつくのを知っている人は、絶対にトイレットペーパーを準備しています。
トイレットペーパーは芯を抜いて、麻糸を通してからジップロックに入れ、避難用リュックなどに入れておきましょう。
自宅にはできる限り多くの備蓄をしておくと物々交換材料になります。




