23.吸収しました
アーディル目線に戻ります。
「ガァ・・ぁぁぁ・・・・・」
僕は、封魔紋を起動させた瞬間、意識が大量の力に押し流されるてしまい、気を失った。
口から、声にならないような叫び声をあげながら。
”情けない声をだすなよ”
真っ暗な世界に、見知った女性が現れる。セクシーな黒い革鎧にあらわな太もも、黒いサーコートに黒い仕官帽・・・シャナだ。近くには、膝の丈ほどの炎の塊が揺らめいていた。
”ここは・・・、精神の世界か?”
かって、シャナを”喰らう”際に、一度来たことがある。暗く寒い世界。
僕は、思考だけの存在で、身体はない。
口はないが、しゃべることは出来る。アウロスとの念話に似ているだろうか。
”まぁ、いい。初めてにしては上出来・・・いや、我を含めると2回目か。”
”その炎が、先ほどの巨人?!”
”そうだ。我とのレベルの差がわかったか?”
シャナは自慢げに言うが、確かに言うだけのことはあって、存在感に明確に差があった。
炎の塊はサイズもそうだが、存在感が薄いのだ。そう、さして熱くないし光量も先ほどに比べると小さく感じる。
”うん。レベルかどうかはわからないけど、存在感が全然違うのは僕にでもわかるよ。”
”ならば、とっととその炎を”喰う”といい。それがお主の力になり、ひいては我の力になる”
”えっと・・・どうすればいいんだっけ?”
シャナの時は、無我夢中で意識を集中して力をこめただけだった。
マロウを手に入れた時も、シャナの言う通りにしていたらうまくいった。
”なんじゃ。まだわからんのか。いいか。『魂で喰らう』んじゃ。
アルの魂を広げ、包みこみそしてそのまま自分の一部にしてしまうのじゃ。
そうじゃのう・・例えるなら、お主の魂を色を例えると黒・・しかも漆黒じゃ。
それに、どのような色を混ぜても一時的には色が変わるが、最後は黒なっていくじゃろう?そんな感覚じゃ。”
わかったようなわからないような・・・。
”まぁ、我もサポートしてやるでな。やってみるがいい。”
”ん。わかった。しかし、シャナって、最初と随分違うよね・・・。”
”ん?。それはもう我はアルに摂り込まれた存在、つまりは我はお主の一部ゆえにな。
お主が力を得るのは、我が力を得るのと同じなのじゃよ。それに、封印から解かれた直後のあの時よりもどちらかというとこっちの方が本来の我の気質に近い。”
”そっか。じゃぁ、いくよ”
僕も完全に理解したわけではないが、感覚的に解った気がした。
意識を集中して、魂を広げる。
漆黒の闇に似たような闇が巨大な手のようにも口のようにも見える形をしながら、炎の塊を包み込んだ。
一瞬、その闇が大きく紅黒く光るが、しばらくすると明滅を繰り返し、やがて何も無かったかのように暗い闇だけになった。
そして、僕の中に新しい力が噴水のように湧き出てくるのがわかった。
”それでよい。名もなきような小物ではあったが、腐っても精霊。魔石などとは比べ物にならんな。”
頷く、シャナは満足した顔をしながら、頷いていた。
<吸収LVが上がりました。
炎耐性を獲得しました。炎耐性のレベルがあがりました。炎耐性のレベルがさらにがあがりました。
火魔法のレベルあがりました。火魔法のレベルあがりました。火魔法のレベルあがりました。
HP自然回復のレベルがあがりました。HP自然回復のレベルがあがりました。
エネルギー消費拡大のレベルが上がりました。
称号:精霊喰いを獲得しました。闇の精霊シャナの呪縛が、闇の精霊シャナの協力に代わりました。>
・名前:アーディル
・種族:人間?
・称号 "悪食""悪魔憑き""精霊喰い"(NEW)
・ステータス
【当該スキルでは判別不可】
・加護
【当該スキルでは判別不明】
・ギフト
暴食の王
ベルゼ・ブブ
消化:LV9
吸収:LV5(UP)
・パッシブスキル
頭脳明晰:LV4(UP)
冷静沈着:LV2(NEW:UP)
毒物耐性:LV8
衝撃耐性:LV1
炎耐性:LV3
魔法言語:LV5
魔法制御力:LV5
HP自然回復:LV2(UP)
MP自然回復:LV2(UP)
状態異常回復:LV1
俊敏:LV1
暗視:-
エネルギー消費拡大:LV6(UP)
スキル把握:-
・アクティブスキル
剣術:LV1
槍術:LV3(UP)
棒術:LV3
魔法薬学:LV6(UP)
生活魔法:LV3
火魔法:LV6(UP)
水魔法:LV1
氷魔法:LV2(UP)
風魔法:LV1
雷魔法:LV1
土魔法:LV1
光魔法:LV1
闇魔法:LV2
噛みつき:LV1
魔狼召喚:-
次元収納:LV10(MAX)
・その他
闇の精霊シャナの協力




