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34.スキルについて学んだ。

スキルについて書かれた本は、図書館にあった。

装丁の厚い本で、格式の高そうな本だ。

司書の人に聞いてみると、この本自体は結構貴重なものらしいが、簡易版は普通の本やで買えるらしい。

この本には、スキルの何たるかから、発見されているスキルについてかなり詳しく書かれているのだが、簡易版は、ポピュラーなスキルとその効果が書かれているのだとか。


スキルの鑑定は、かなり高額であったり、順番待ちなので、憶測などで自身のスキルを知るのに役立てるため、中堅以上の冒険者などは簡易版を一度は目を通したことがあるというほどだとか。


今回、流石に食べるわけにはいかなかったが、時間はあるし十分読むだけで理解が出来た。

”頭脳明晰”のスキルがあるだけはあるといったところだろうか。


まず、スキルとは何かであるが、これは”神々が考えた仕組み”として解釈されているようだ。

一定の訓練を積むと、その能力が成長する。それをより分かりやすく形にしたものだという。

人が努力した結果をより効果が出るようにすることで、人が努力をするようにしたものらしい。

要は、同じことを繰り返したり、より難易度が高いことに挑戦したり、閃きのようなものがあった時にスキルを得て、レベルアップをするのだ。


スキルがなくとも剣も触れるし魔法も使える。しかし、その有無では、その効果にかなりの差が出る。

LVによる差も顕著らしい。

スキルは基本的に1から10レベル。それ以上は確認されたことがないという。

1レベルというのは、技術が身に付いて来た新米。

 武術や魔術は、ようやく技を実戦で使えるように成った程度になる。アマチュアレベルというところか

2レベルというのが、武術や魔術なら平均的な兵士レベル。専業の職業につけるが、まだまだ半人前。

3レベルになれば、武術や魔術なら冒険者や傭兵の中で一人前と認められるレベルだ。

 職人などでも平均的なレベルと言って良い。

4レベルになると、その分野では腕利き、ベテランと呼ばれ一目呼ばれる存在になる。

5レベルとなると一流と呼ばれるレベルだ。

6レベルとなると、指導役や親方などが務まる。

7レベルとまでなれば、国や近隣の町まで名が売れるほどの腕前であり、門弟や弟子入り志願者が積極的に現れるレベルだ。

8レベル以降は、その国にこの人ありといわれるレベルであり、10レベルというのは、その分野では超人や人外の域という。


なるほど・・・収納魔法は良いとして、消化も人外なわけだ。

それにしても、本を読んでいくとスキルというのは結構取得が難しいらしい。

剣術にしてもスキル1ですら取得に平均は1年程度かかるという。

さらにLV1からLV2にするのに平均2年、LV2からLV3は平均4年はかかると書いてある。

要は、加速度的にレベルアップが難しくなるのだ。


そう考えると、僕のスキルは中々なものだ。

魔法そのもののLVは1ばかりだが、スキルを獲得している。

簡単といっても、取得に1年はかかるというスキルを持っているというだけで有利に違いない。

それに、魔法言語、魔法制御力は一流だ。火球(ファイアーボール)をあれだけ速度重視にし、連射できるのはこのスキルのおかげだろう。

魔法薬学も一流ということになる。これは、ちょっと自信があったが、説明を見る限り僕の年齢で一流ともいえるレベルを持っていること自体異常なようだ。

まぁ、でも悪いことじゃない。普通の人にはLVなんてわからないし。


あとは、エネルギー消費拡大だが、これはこの本にも載っていないレアスキルらしい。

というか、状態異常や呪いなどの類だよな・・・。

メリットなどはなく、生命力などの消費が増えて衰弱しやすくなるものらしいのだから。

これは、LVがあがるほどデメリットが拡大するのかな・・・。LV4というと結構なレベルだ。


「問題は、スキルって下げることが出来るのかだなぁ・・・」

スキルの本にには、上げるための方法は結構書かれているが、下げるという概念はなかった。

多分、腹の減るスピードが速くなったり、食べる魔石量が増えていることから、これまでもLVがあがっていっている可能性が高い。

しかも、生きているだけで訓練をしているようなものなので、何とかする方法も考えないといけないな・・・。


まぁ、それはともかく、自分を知ればするべき方向性もわかるというものだ。

折角魔法の才能があるのだから、これはもっと磨くべきだろう。

あと、ギフトにLVがあるのもちょっと驚きだ。

ギフトはスキル書には書かれていないが、スキルとは一線を画す能力であることが多い。

まぁ・・・喰えばいいのだが、普通の食事ではダメなことはわかる。

最初の覚醒は、スライムを喰ったときだった。

そして、その後の毒茸・・・。まちがいなくこの辺りで毒物耐性のLVをあげた要因だろう。

おそらく、通常は食べないようなものを喰うことが必要なのだろう。


こうして、僕はほとんど1週間を図書館で過ごし、スキルについて普通に勉強をした。


< 頭脳明晰がLVUPしました。>





やっと、1章が終わりです。

物語は、これから・・・すみません。文章が拙くて。

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