↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
39/114

33.ベルゼ・ブブ

封魔紋の代わりに得た力は、封魔紋の持つ可能性を最大限に引き出したものらしい。

その中でも特質すべきは、”スキル把握”と”次元収納”だろう。

本来ギフトとして特定の人しか把握できないといわれる”スキル”を自分限定ではあるが把握できる”スキル把握”は、僕にとって衝撃の事実を知ることになる切っ掛けだった。


・名前:アーディル

・種族:人間?

・称号 ”悪食””悪魔憑き”

・ステータス

 【当該スキルでは判別不可】

・加護

 【当該スキルでは判別不明】

・ギフト

 暴食の王(ベルゼ・ブブ)

 消化:LV9(UP)

 吸収:LV3(UP)

・パッシブスキル

 頭脳明晰:LV2

 毒物耐性:LV8

 衝撃耐性:LV1(NEW)

 魔法言語:LV5

 魔法制御力:LV5

 エネルギー消費拡大:LV4

 スキル把握:-(NEW)


・アクティブスキル

 剣術:Lv1

 棒術:LV3

 魔法薬学:LV5

 生活魔法:LV3

 火魔法:LV1

 水魔法:LV1

 氷魔法:LV1

 風魔法:LV1

 雷魔法:LV1

 土魔法:LV1

 光魔法:LV1

 闇魔法:LV1

 次元収納:LV10(MAX)(NEW)


・その他

 闇の精霊シャナの呪縛


これが、スキル把握で調べた内容だ。

不思議と、スキル把握を認識すると目の前に文字が浮かぶ。さらに、その文字を選択すると簡単な解説が出るのだ。


例えば、『毒物耐性』これは、「毒物の効果を弱める」だが、LV8の効果は、「実質毒・血液毒・神経毒・発癌毒・腐食毒・遅延毒などのほとんどの効果を数秒で無害化する。なお、複合毒の場合は解毒時間に数倍の時間を要す。」というところまでわかる。

ギフトの 暴食の王(ベルゼ・ブブ)については、僕も既に知っている通り、「食べたモノを吸収すること」となっている。しかし、ギフトに名前があるんだな・・・。


これを見ているとシャナが「ほおぅ」と感心した声をだした。

シャナは、どうやら僕が開いているスキル表が見えるらしい。


暴食の王(ベルゼ・ブブ)とは・・・、随分と凄い名前のギフトじゃないか。」

「どういうこと?」

暴食の王(ベルゼ・ブブ)というのは、伝説級の精霊の名前だ。

 まぁ、人間には、一般的には”悪魔王ベルゼブブ”とか”魔王バアル(・ゼブブ)”などと呼ばれて忌み嫌われているが、精霊の中でも5本の指にはいる力の持ち主だ。」

「シャナは?」

「我は、精霊ではあるが、彼らとは次元が違う・・・。そうだな、例えるなら人間とドラゴン・・・それぐらい、もしくはそれ以上の差がある。上位精霊というのはそういうものだ。」

「そうか・・・。その精霊と僕のギフトに何か関係が??」

「それはわからん。まぁ、能力はそれらしいし、我を吸収するだけはある力だが、恐れ多いとしか言えないな。せいぜい暴食のベルゼ・ブブ様の力の残滓といった程度か。」


暴食のベルゼ・ブブ・・・・初めて聞く名前だったが、調べてみる価値はありそうだ。


もっとも、それ以前に、このスキルはかなりつっこみどころがある。

他人のスキルをあまり知らないが、まず種族だ。人間のあとの”?”はなんだろうか。

シャナに聞いてもこれはわからなかった。

「やっぱり、アルは人間やめちゃったと判断されてるんじゃないのか?」

とまで言われる始末だった。


エネルギー消費拡大というのは、説明を見ると、マイナス効果のスキルようだ。

要は、生命維持に必要なエネルギー効率が悪くなるようだ。

普通より腹が減ったり、魔石を喰わないとエネルギー不足になるのは、このスキルのせいなのだろう。


「シャナ・・・君のって呪縛ってなってるんだけど・・・」

これは、説明を見てもほとんど表示がない。「闇の精霊による呪縛を受けている」としかでなかった。


「ん?なんじゃろうな。別に何か呪いとかデメリットとかないだろう?

 まぁ、あまり気にしなくても良いのではないか?」

そんなことを言い出した。


まぁ、次元収納は最高LVで獲得したようで、容積はほぼ無限といっていいほど大きく、質量を限りなく0にし、経年劣化をしないなどの特典まである。しかも、自身は入っているものや容量を文字で把握できるようで、どこに何があるかを把握しないでよいようだった。

封魔紋の紋様も、とてつもなく複雑な紋様をしている。これを封魔紋と呼んで良いのかは微妙だが。


次元収納のどのLVがどれぐらいの効果を持つのかはわからないが、聞きしに勝って、これは便利だった。

悲しいのは、現時点では、ほとんど入れるものがないことか・・・・

お金は10,000コルほどで、数種類の魔法薬(ポーション)と魔石を少々、そして着替えが2着・・・。これが僕の全資産だった。


普通に封魔紋を得るのに比べたら、格段の効果ではあったが、ちょっと不安が増してしまったな。


「まぁ、しばらくは授業は休まないといけないらしいから、その間に考えるか・・・。

それに、スキルのレベルとかも、調べたいしな。」





やっと、タイトルコールです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。