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第二十七話:俺の罰
白い景色。
目を開いても。一面の白。
真っ白い床。
真っ白い壁
真っ白い天井。
ここが部屋かどうかも怪しい。
目の前には真っ白の丸いテーブル。
真っ白の10個の椅子。
俺一人しかいない。
〈ココガ、集イノ場所。〉
どこからか、女の…
いや、確信した。
これはあの、レモンイエローの髪を纏い赤い目を輝かせる、女の姿になっている時の俺の声だ。
お前は誰だ?
〈ワタシハオマエ。オマエハワタシ。〉
ここは何処だ?
〈ココガ、集イノ場所。〉
〈帰ルベキ、トコロ。〉
俺は死んだ筈だが、どうなる?
〈死ヌ事ハ許サレナイ〉
どういう事だ?
〈オ前ハ、罪深イ。〉
〈何度モ、『死ニタイ』ト願ッタ。〉
〈ナノニ、愚カニモ。〉
〈死ヌ前ニ『生キタイ』ト願ッタ。〉
〈ソノ結末ダ。〉
そうか。
それが俺の罰か。
俺は死ぬことすら許されないのか。
愚かだな。
本当に愚かだ。
死んで償うべきだったのに。
何度も信頼を裏切った俺は。
生きていてもまた何度も繰り返すのに。
それでも生きたいと願ったなんて。
滑稽もいいところだ。
視界が暗転する。




