表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/7

ポンチのちえ

あんこくのくにへは、スウラのにしのほうをとおって、ミウラをすぎて、さらににしのほうへいかなければなりません。








さんにんは、ももをおって、あんこくのくにへ、いくことにきめました。



あんこくのくには、とてもこわいところです。まおうがなんにんもおり、はいかのまものがたくさんいます。




 ポンはりょうにひとことれんらくをとることにしました。





りょうにてがみをかきます。




『りょうさん、ぼくポンは、もものゆくえをおって、あんこくのくにへいくことになりました。なにかしら、じょうほうがあれば、ポンチのでんわまでおねがいいします。090×××・・・・・』




そうポンはてがみをかいてりょうにおくりました。










さて、さんにん、ミウラのくにをすぎて、あんこくのくにのいりぐちをみました。




そらはくらくなっています。あんこくのくには、つねにそらがくらいのです。









ポンははじめて、くらやみのきょうふというものにおびえました。なにものかわからない、えたいのしれないきょうふをかんじます。




「ところで、ポンチはたたかえるの?」

「僕はピンチのときだけ、すこしたたかえるよ。」

「りくは、まほうせいちょうした?」

「うん。いやしは、まえよりもうまくなったよ」




さんにんはあんこくのくにのいりぐちをとおりました。たてふだがあります。『このくににはいるもの、すべてをうしなう』



「ポンチはこわくないの?」そうポンがいいます。

「ぼくはあんがいつよいんだよ。」






あんこくのくにのいりぐちをとおると、おおきなとがったとうがあります。ふきぬけになっていて、ちゅうおうはくらいそらがのぞいています。








ひとりのろうばがすわっています。





「だれだろう?」そうポンがいいます。




「わしは、このくににすくうあくまじゃ。」そうしわがれたこえでろうばはいいます。

「おばあさん、ももというこをしりませんか?」

「しらないのじゃ。」

「ほんとうに?」

「いいおとこにあいたいのう。」

「りくはどうです?」

「こどもじゃが、まだまだ。」

「そうぼくがおはなしのあいてしますよ。」

「いいのじゃ。もうすぐわしはしぬ。」

「まおうはどんなかたなんですか?」

「あんこくていのことなのじゃか?」

「いえ、そういうひとがいるんですね。」そうりくがいいます。







「そうあんこくてい、はいいおとこで、セックスがうまい。おんなずきでな。こどもはきらいなのじゃ。」


「そうですかあ・・・・・」そうりくがいいます。

「・・・・・・・」ポンはだまります。

「・・・・・ポン!」とポンチ。

「・・・・うん。ももはそこだね。」とポン

「いいおとこのこによわかったからね。」とりく。







「そのかたはどこにいるんですか?」とりく。

「しらぬ。」とろうば。

「そうですかあ」とりく。




「ポンチどうしよう?」とポン。

「そうだね。おばあさん、おかねとおとこのこ、どっちがすきですか?」とポンチ。

「どっちもすきじゃよ。」とろうば。

「ここのおかねって・・・・・」ポンがいいます。




「そうかえられないよ。」とポンチがいいます。

「いまだからいうけれど、さぎょうって・・・・・」とポン。

「うん。もものてちょうをよんでたんだ。」





「おばあさん、ぼくとしょうぶしませんか?」とポンチ。

「なんのじゃね?」

「じゃんけんとか」

「いやじゃ。」

「そうですかあ。じゃあもういいです。ぼくたちはどこかにいきますね。またあいましょう。」とポンチがいいます。




「まつのじゃ。あんこくていなら、しろにおるぞよ。」とろうば。

「そうですかあ。どうもありがとうございます。」





「ポンチ、どうしてあのろうばははなしたの?」とりく。

「ぼくはおしてもだめなので、ひいたんだよ。だめなら、またちがうひとにきくつもりだった。しつこくするのがいちばんきらわれるからね・・・・・ポンもおぼえておいてね」





さんにんは、しろにむかってあるきだします。














評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ