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建国前夜

あれからもヒマワリは色んな金属と道具をどんどんつくり井戸までつくりあげた。


井戸のおかけで、あたしたちの仕事から水くみがなくなって楽になったし時間ができた。


そしてみんなで家庭菜園をはじめた。


家庭菜園と言う名の畑だ。


友達に仕事なにしてるの?って聞かれた時に畑を耕してるって言いたくないから、大規模農園だけどあたしのなかでは家庭菜園なんだ。


はじめたばかりでまだまだだけど今から収穫がたのしみだ!


それだけじゃない、ヒマワリにおねだりして集落のど真ん中にお風呂もつくってもらった!


日本の心、露天風呂。


もちろん男女別だし壁もあるよ。


ノコギリで木が切れるようになって、みんなのおうちも木の家に大進化した。


まさしく劇的ビフォーアフターだよ。


なんということでしょう、集落の外も大変身。


尖った木の柵で囲われて見張り用の高い台とか倉庫もあるんだよ。


倉庫の中は干し肉が山のように吊るされてる。


ヒマワリが作った金ピカ槍と投げやりくんのおかげだ。


投げやりくんは槍をひっかける棒なんだけど、ただの棒じゃない。


むちゃくちゃすごい棒なんだ。


投げやりくんをつかえば貧弱なあたしでも凄い速さで遠くまで槍をなげれるしムロフシがつかうと、もう兵器だよ。


銃なんて相手にもならないよ。


ムロフシが投げやりくんで投げた槍はビームになってマンモスだって一撃なんだ。


スナイパームロフシは新しいおもちゃに大興奮して集落周りの獣という獣をねらいうち、おかげでお肉の山ができましたとさ。


それもあって食べるものに困らないし、集落はどんどん発展しているし、ヒマワリの評判は毎日過去最高記録更新してる。






そんなヒマワリが昨日、広場のステージで声をあげた。


「みんなぁーっ!みんなのヒマだよー!!」


「「キャー!ヒマワリーー!!養ってーー!」」


「うん、無理♡」


集落中から巻き起こる大歓声。


「今日はみんなに大事なお知らせがあるの、きいてくれる?」


「「なーにー!?」」


「こえがちいさぁーいっ♡」


「「なーにー!!!?」」


みんなよく訓練されてる。


もちろんあたしも叫んでる。


「重大告知!なんと!!あしたヒマワリ王国ついにデビュー!!ヒマと皆でこれからもっともーっと幸せになろうねっ♡」


「「「ヒマワリーーー!!!!!」」」


大地を震わす大歓声だ。


推しの圧倒的尊さだ。


何人か倒れてる。


あたしもヒマワリ慣れしてなかったら危ないところだったでござる。


みんなヒマワリの言ってることの意味はわかってないとおもう。


あたしもわかってない。


けど叫んでる!


なんでかわかんないけど心が叫びたがってるんだ!



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