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『FBIだ!!』
そういって地下室にやってきたのは、ディとルイス、さつきさんとギルの4人。
外にもいるんだろう。
「スチュアートちゃんの奪還にFBI。特別なんだね??」
「なんで?フィアを選んだ??」
「なんで??彼女は僕と同じ部類の人間だろう?もちろん、ウィリアムくん君も。」
同じ部類??
なんが同じ部類だ??全くもって逆のパターンじゃないのか?!
「私は日本警察よ。日野エイダン、誘拐監禁の現行犯で、逮捕します。」
男3人の後ろから出てきたのはさつきさん。
「まぁ、確かにそこまで僕は想定内ですよ?だって先生がいっていたから。」
先生が言っていた。
ふーん。
先生ね。
「先輩。私もディも特別じゃないですよ?何を勘違いされているのかしれませんが、周りにとっては異常でも、それでいじめられても、批判されてもそんなの気にしません。慣れました。」
相変わらず笑顔を貫く。
体は思うようにまだ動かないけれどね。
「あぁ、そんなの相手が勝手に嫉妬することなんていつものことだったな。」
「人間自分より何かに秀でている人間は、やっ髪の対象なんてよの常識だと思うよな?それは相手が怖いからだという事。だから暴力で解決をしようととする奴もいるな?」
「そんな人間、、無視一択だな。それで?先輩の場合は、両親がクソだったパターンかしら??」
両親とワードを発した瞬間、身体が少し強張った。
両親クソパターンか。
私は両親には恵まれた、ディはこの先輩と同じ。
ただ選択したモノは真逆だ。
「だからなんだ?あぁ!そうさう!俺の両親はクソな毒親だったよ。毎日の暴力、暴言、俗にいう虐待。学校では、人と容姿が違うからのいじめ。それに対して俺が暴力で対抗して何が悪い!見下したあいつらに仕返しをして何が悪い!!!!!」
ディ達の方に視線がいっている間に、身体の状況を確認する。
目が覚めた時より身体が動く。
私のグロッグを持っているから、下手はできないけど・・・・。
気配を消してそのまま後ろに近づくと、飛び蹴りで先輩の側頭部を思いっきり蹴る。
てから離れたグロッグをキャッチをして、先輩に向ける。
『グゥあっ!!』
鈍い声が聞こえたがそんなことは知ったことじゃない。
ただ、威力はいつものようには出てないから、気絶をさせることはできなかっただろうが、目が回るくらいの威力は出ているはずだ。
飛び蹴りをする前にディと視線を合わせていたので、今腕を後ろに取り押さえているのはディ。
そして横からさつきさんが、手錠をかけた。
その場に再びしゃがみ込むと、ディがすぐにやって来て抱き上げて、抱きしめてくれた。
『久しぶりに怖かった。』
『大丈夫。ごめんね俺が、 1人にしたから。』
『レストルームは男性禁止です。』
『だから、その近くで待っていればよかったって話。さぁ、早くこの部屋からでよう。』
『ん。』
『フィア、父さんには来ないのか?』
『無理。』
『OKOK。とりあえず、俺が知っておくべきことは?』
というのでこの部屋について私の観察と匂いの違和感を伝えた。
それを日本の鑑識に伝えてくれていたので、私とディは先に家に帰ってゆっくり休めと言われた。




