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自宅に持ち帰った写真。ルイスから送られてきた書類や鑑識の写真をパソコンで眺める。
そして、写真をもとに壊れた破片の照合をする。
今までの爆発より、威力が強かった。
確実に誰かを殺す目的で爆破した。
死者は出てないから、殺人未遂だ。
『ディの方は、日野先輩と少し仲良くできたの?』
ディの足の間に座り、パソコンを操作しながら接触をはかったのか聞いてみる。
『あー、接触はしてみた。普通にいい人だよ。面倒見のいい先輩っていうのが表向きの顔かなぁって思う。』
『じゃあ、なにが引っ掛かってる?』
『あの人の笑顔、イヴやエマが嫌いな相手に対しての笑顔に見える。それに気づいたのは僕だけみたいだけど、とりあえず知らないふりして、色々本人に聞いてみたし、周りの同級生からの話も聞いてみたけど、本当、普通にいい人。ただ、その噂話の間に彼は‘オッドアイ’って噂がある。』
『・・・オッドアイ?あー見間違いじゃなかったか。今日現場で目があった時光のあたり方かどうかわからないけど。その噂の確証は高めだね。』
パソコンで破片を元の状態に戻して発火元を探す。
あの爆発の仕方は、今までの爆発は違った。
違う方法で、爆発をさせたか・・・・・・。
IOTテロ?
いやそれにしては、電力ネットのシステムダウンとかしていなかった。
えーと思いながら、復元したモノの画像がずらりと並んでいる。
その中の一つに、いつもの爆発元だった、
『普通にいい人が、変貌するきっかけは??』
『トラウマ、フラッシュバック、スイッチとなる言葉。』
『どれだろうね?全部かな?』
なんて思いながら、追加の情報を待つ事にしよう。
模範生が猟奇殺人やこう言った事件を起こすことはよくある。
幼少期の躾が厳しかったとか、虐待を受けていたとか。
暴力が日常にあった人間がなりやすい。
なので、もしかしたら日野先輩もそのタイプの可能性が非常に高い。
『はい、今日終わり!』
パソコンの画像をルイスとギルに送信をして、私たちの仮定も一緒に送る。
情報が一番集まっていそうなルイスが何か言ってくれるのを期待して、私たちはちょっとゆっくりする事にした。
『もう少し、近づけそうなの??』
『あの人、僕よりエマに興味があるみたいだよ?』
『でしょうね。じゃなきゃ私が拒絶反応なんて出ないよ。』
『僕の彼女なので、接触はやめてくださいね?とは言ったけれど、無理でしょうね。』
『いやな、予言。ギルと一緒にいた方がマシなのかな??それとも龍哉??』
『一般の陣を巻き込むのはねぇ・・・・・。』
と私に対する対策をどうするか考えながらが、ずっと引っ付いたまま過ごした。




