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引っかかるもの

思考はぐるぐると事件に関して考える。


『んー・・・・・エマ・・・??』

『おはよう、ディ。今日も愛してるよ。』


隣で眠っていたディが起きたこと視線を合わせて朝の挨拶をする。

私の言葉に一瞬固まったが、すぐさま顔を両手で隠して“おはよう”と小さく返事が返ってきた。

どこか照れる要素があったか?

と思いつつも、シャワーは浴びたい。


『ディ、寝起きで悪いのだけれど、シャワー浴びたいからお風呂場まで連れて行って。腰が痛くてスムーズに動けない。』

『うわぁ!ごめん!!』


シーツでぐるぐる巻きにして、私を浴室に連れて行くと私はシャワーを浴びて、ディはベッドルームを片付けに行っている。

洗濯物や、シーツなどのリネン系を洗濯機に突っ込んで洗濯を始めてくれた。

それから、掃除をしているような音がする。

私は私お風呂にしっかり使って身体をしっかりと温める。

動くのが少し辛いが、腰は抜けていないようだ。

でも極力動きたくない。

今日はあれだな、巨大クッションに寄りかかって書類に目を通そう。

そう決めると、ジャバっと浴槽から抜け出した。


お風呂から上がって、リビングにやってくれば、掃除が苦手なディが掃除をしていた。


『なんで、呼ばないの?!今日エマは自分で動くの禁止だからね。僕がどこにでも連れて行くから。とにかくクッションが今日エマの定位置だから!』

『アハハハハハハ。超過保護じゃん。いいよ。私も今日は腰が痛くて動けそうにないから、全部ディにお任せする。』


両手を広げればディは抱き上げてくれて巨大クッションにゆっくりと下ろしてくれた。

私は、何もするなと言うような雰囲気だったので、昨日ルイスに貰った書類に目を通す。

やはり行動的には、ユナボマー。ただ、目的がわからない。

書類を見ればやはりジョンゲイシーの模倣を隠すような気もしてきた。


『どうやって相手に近づく予定なの?』

『あれ?気づいてませんでした?彼僕たちをよく見ていますよ。穴が開きそうなほど。』

『ん?つまり私かディが好みって事?』

『2人ともと考えた方がいいでしょうね。彼はきっと両方いける口ですよ?』

『愛に性別はないって事?それとも自分の欲を吐き出す為には相手を選ばないってことかしら?』

『どちらも動機としては十分ありますね。』

『んじゃあ、ディが近づくって事?』

『ギルも巻き込んで近づきます。』

『匂い消して返ってきてね。ムカつくから。』


にっこり笑みを浮かべて最低限の条件を伝えれば、ディの顔が綻んだ。


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