お姫様の自覚???
違和感を感じて目を覚ますと自分の体の下にディが眠っていた。
龍は私が寝ている間に帰ったらしいい。
それでもそのはず現在の時刻は午後7時。
龍と話していた時間から3、4時間ほどか。
体を起こそうにもディの両腕にしっかりと腰をホールドされ身動きが取れない状態で、仕方ないの自身の両腕をディの胸元に置いてその上に顎を乗せた。
ディの様子を伺えば、気持ち良さそうに熟睡をしている。
久しぶりに目けんにしわが寄っていない寝顔を見た気がする。
うん、安眠だ。
男の人に寝顔が綺麗って思うのも違うような気がするけど、リアもルークも龍も私の周りの男性の寝顔は綺麗だな。
お父さんは違う感じなんだけど、かっこいい。
お母さん曰く、私達3兄妹が雑魚寝している時が一番可愛いらしく、よく写真を撮られている。
そんなお母さんを微笑ましくお父さんは見守っているらしい。
一緒にはしゃぐ時もあるらしい。
寝顔がそっくりだから、らしいけど兄妹だからにていている当然だと思う。
ギルに相談して自分の気持ちになんとなく気がついて仕舞えば、今のこの体勢はなんかモゾモゾする。
自覚前は平気だったのに、今はソワソワする。
あぁ、これが人を好きになるって事なのかな?
自分が自分じゃないみたいに思える。
同年代の恋する子たちはみんなこんな気持ちなんだろうか。
『・・・好きって 大変だなぁー。でもよくよく考えれば無意識に独占欲だしてたのかな?・・・・やっぱりわっかんないや。』
ディの寝顔をm見ながら思ったことを吐露する。
“好き”という気持ちは自覚した。
ただ、その好きのレベルがどこまで他と違うのかがわからない。
だってずっと一緒に生活をしてきて、ディが隣にいるのが当たり前の環境で今まで来てるのだ。
その好意が、特別、両親たちの様な特別なものか違いがわからない。
人の好意には鈍感だと言うことなのか?
『・・・・誰が誰を好きだって・・・?』
『んー?私の“好き”の種類の違い。今関わっている人はみんな好きだもん。』
私が落ちない様に体を支えながらディは体を起こす。
『んー、エマは好意の度合いにはニブニブだからなぁ。』
『・・・うぅ。言い返せない。』
『まぁ、でもフラッシュバックしたエマに触れれるのは俺だけ。って分かっただけでも俺は収穫かな?ワンチャン龍も平気かと思ったけど。』
『それは、私も驚いた。』
私のしっかり腰を抱き寄せ、膝に座らせると私が逃げ出さないようにして顔を覗き込んでくる。
その距離が近くて、顔が熱くなってきっと耳まで真っ赤になってるはずだ。
『エマ?』
『うー、ちょっと近い、ヤダ!なんか恥ずかしい!』
ディの顔を両手で押す。
その行動が面白いらしく、ディは揶揄うようにわざと顔を近づけてくる。
特別な好きかもと感じ始めた今では、正直本当恥ずかしい。
まじで恥ずかしい。
ハッキリと特別な、結婚したいと思えるような好きだと確信するまでは、何も言わないでおこう。
でも、“好き”も普段から言ってるからなー。
なんて考える。
両手を掴まれれば、ちゅっと唇にキスをされた。
『エマの中で何か全身したみたいで、俺的には嬉しい。』
さらに目元や頬にキスをくり返しされて、私はそれを受け入れた。




