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『まぁ、とりあえずメッセだけ送っとくかな?しばらく返事は返ってこないだろうが、落ち着いたら返事は来るだろうし、さて俺らもホテルに戻るか。』
『龍、これやるよ。フィーのマンションの住所。3、4日したら連絡して様子を見に言ってやってくれ。』
ルーク達が歩き始めたのを確認して、リアがメモを手渡してきた。
書かれてたのは、住所と電話番号。
『勝手に教えてもいいのか?』
『フィーが教えたから、今回は大丈夫。』
『わかった。色々確認してから様子を見にいってみるよ。』
『あぁ、あの暗示からして各自に3日は休みだろう。だから4日目くらいに様子を見にいってくれると助かる。んで、俺に連絡をくれ。これ俺の連絡先な?』
要件だけ伝えて、リアはルーク達を追いかけるように走っていった。
リアが言ったようにフィー達は3日休んだ。
4日目の今日登校とをしているかどうか確認をしに、教室に顔を出したが今日も休みだとクラス委員に言われた。
報告したいことも色々あったので、食料と飲み物を持ってマンションに行ってみるといえば、渡してほしいものがあると頼まれごともしたので、一緒に持っていく事にする。
正門から歩いている10分くらいしたところにある構想マンションに辿り着くと入り口で部屋番号を押してインターフォンを鳴らす。
しばらくして、フィーが出てくれて自動ドアが開いた。
そのままエレベーターに乗り込むと部屋の玄関までやってきて、再びインターフォンを鳴らす前に玄関ドアが開いた。
玄関を開けたフィーは、部屋着で髪の毛もボサボサ。どこか気だるそうに、眠そうに目を擦っていた。
『悪い、起こしたか?』
『んー・・・・大丈夫。そろそろ起きないとって思ってたから。ごめんディは眠りが浅いんだけど、もう少し寝かせてあげて。』
え?と驚いた表情おウィしたが、フィーはまぁそういう反応するよね。
と言ったような表情をした。
そのまま通されたのは、リビングで半裸のディがうつ伏せで眠っていた。
その周りにはお酒の瓶や、DVD、チェス盤が置いて頭。
『酒?』
『強制的に寝かしつけたの。今回。』
『未成年・・・・。』
『私はそうだけどディは違うよ?それよりコーヒーでいい?適当に座って。』
フィーは大きいものを退けるとそのまま台所へ姿を消した。
しばらくして戻ってきたフィーの両手にはコーヒーとお菓子が乗ったトレイを持って戻ってきた。
テーブルに置くと、フィーは当然のようにダンの前に座る。
うまくいい芦原せない感情がぐるぐると渦を巻く。
気持ちは伝えていないし、フィーのことだから気づいてはいないだろう。
だから、はっきり告白なきゃいけないのだけども、伝えるべきかどうか悩む。
このままでもいいと思ってしまう時もあった。
今の距離を変えたくないとも、フィーが男性恐怖症なのも今回の件で初めて知った。
勇気が出ない自分自身に、苦笑がもれる。




