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ロール転生 ~異世界行ったらのんびりする  作者: 華翔誠


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36 ポイントはお茶会のために

翌日、領都にある冒険者ギルドの倉庫に行くことになった。

メンバーは俺、お爺様、伯父上、マーカスの4人と大勢の兵士の皆さん。


行きの馬車の中で。


「レイリー、飴をくれ。」


こいつ母上が居ると居ないでは、もはや別人だな。

馬車内に居る3人に飴を配る。


「マーカス、伯父上に食べ方を教えてあげて。」


「うむ、わかった。」


そう言って、自らの父親に飴の食べ方を教えていた。

俺とお爺様は慣れたもので、そのまま飴を食べる。


「レイリー、外ではポイント交換以外のスキルは使わないようにな。」


お爺様に言われたので。


「はい、わかりました。」


俺は素直に返事をした。




倉庫に着くと直ぐにギルドマスターっぽい人がお爺様の元へ馳せ参じた。


「ご領主様、人払いは完了しております。」


「うむ、兵を配置するが問題ないな?」


「はい。」


何やら物騒な会話が・・・、えっ?なんか起こるん?


周囲に兵の配置が終わると、いよいよだ。


「全て処分しても構わぬな?」


「はい。大討伐後で処理しきれない物も含まれておりまして。誠に申し訳ありません。」


「急な話だったし問題ない。」


伯爵家より多く積まれた魔物素材。

それでもジャンビットの大討伐より遥かに少ない。

やっぱり、量より質なのだろうか?


「それではレイリー、頼んだぞ。」


「はい。」


俺はタブレットを出して。


「ポイント交換。」


お、おおおおおおおーっ

心の中で俺は歓喜に打ち震えた。


「あ、ありえない・・・。」


「ギルド長、人払いをした理由がわかったな。」


「はい。」


「ゴーシュ、兵たちにも改めてな。」


「はい、了解しました。」


「それでレイリー、ポイントはどうだったかな?」


「に、200万ポイントありました。」


「ふむ、それならマシューワも満足するかな。」


「お爺様、お茶会は500万ポイント掛かりますか?」


「恐らくな。」


しょぼーん。

お茶会が嫌いになりそうだ。


「貴様のスキルは異常だ。」


マーカスが言ってきた。


「どこが?」


「バレたら攫われるぞ。」


「ど、何処に?」


「色んなところに。」


「なんでそんな大人気なん?」


「魔物が年々増えているからな。そのスキルに目を付ける奴は大勢いる。」


おいおいマーカス、俺を不安にさせようとするんじゃない。


「別に魔物を倒せるわけじゃないよ?」


「魔物を倒すのは兵もいるし、冒険者もいるから問題はない。処理が追い付いてないのが問題なんだ。」


「えっ、じゃあ世界中回ったら、ポイント長者になれる?」


「その前に攫われる。」


「なんでだよ・・・。」


「安心しろ、そんな事には私がさせないからな。」


そう言ってお爺様が俺の頭の上に手を置いた。




屋敷に戻ると俺は直ぐにタブレットを母上に渡した。


「全部で500万ポイントね。」


「あら、素敵、形にはなりそうね。」


お婆様・・・。


「あれは出すのかしら?」


「あれとは?」


「ほらジャンビットで最後に出た。」


いやいやいや、めっちゃ大変になるよ料理人が・・・。


「出さないわ。」


「あら残念。」


「何ですの?気になりますわ。」


伯母上参戦。


「はあ、後でお出しします。」


母上が小さいため息をついて答えた。


ふっ、あれを食べればマーカスは飛ぶな。


「レイリー。」


「なんでしょうか、母上。」


「使用人に出したら、どうなるか分るわね。」


「はい、ジャンビットと違い使用人の数も多いので大変な事になります。」


俺はポテチとコーラで学んだのだ。


「分かっていれば、よろしい。」


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