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閑話5: 『魔女の夜のパースペクティブ、靴下に隠された真っ黒な炭と黄金のデッサン』

ダビンチのローマ編少しお休みします。替わりに、

新作第3弾目の投稿します。題名 転生したらしいけどスキルデッドストックって何???

今回の主人公は海軍さんの街呉からの転生した女子高生のお話です。よろしくおねがいします。


誤字脱字が多くなると思いますが、よろしくお願いいたします。

途中で、脱線することもあると思いますが、ゆっくりと見守ってください。

作品の内容が前後することが多々あると思いますが、大目に見て頂ければ、うれしく存じます。

こちらの ダビンチは世界遺産のナスカから謎の大陸ムーのお話です!

当初から作品を見ていただき本当にありがとうございます。

大変励みになっております。


これからもよろしくお願いします。

では、参ります!!

### 閑話:ナヴォーナ広場の魔女、小さな探偵団の徹夜の罠と新年のハッピーな色彩


一月上旬のローマ。新年の幕開けを迎えた下町は、身を切るような凍てつく北風が吹き抜けていたけれど、人々の心にはまだクリスマスのあたたかい余韻が消え残っていた。

この時期の風物詩といえば、子供たちが一年のうちで最も胸を躍らせ、同時にちょっぴりお尻をすぼめて怯える特別な夜―

―『主の公現祭(ベファーナの魔女の夜)』ー

伝説では、一年の終わりに、良い子にしていた子供の靴下には色とりどりの甘いお菓子やキャンディを、そしてちょっぴり悪さをしちゃった悪い子の靴下には、文字通り「真っ黒な炭の塊」をごっそりと残していくという、箒に乗って煙突から這い入る風変わりな魔女ベファーナがローマの空を駆けると言われているんだ。

ナヴォーナ広場には、魔女の形代を吊るした賑やかな屋台がズラリと並び、お菓子や炭を模した黒いお砂糖菓子の香ばしい匂いが、寒さを吹き飛ばすようにどこまでも漂っていた。


「ひゃははは! 見てごらんよルカ、フランチェスカちゃん! ナヴォーナ広場のあの屋台のレイアウト! 魔女の婆さんの鼻の曲がり具合のデッサンが、どこの店も絶妙に歪んでいて、おじさんの絵の具箱がインスピレーションで一界に爆発しそうだよ!」

俺はマルコ店長から借りた分厚い外套のポケットに、新年の挨拶回りで下町の職人たちからもらったナッツのクッキーをいくつか忍ばせ、錆びた虫眼鏡を覗き込みながら、お祭りの極彩色をパレットに収めていた。


「もう、ダヴィンチさん、はしゃぎすぎです! それより、大変なんですよ! 今年こそベファーナの正体を暴くんだって言って、レオ君たち【小さな木箱の探偵団】が、広場の裏にある古い時計塔の倉庫に籠城して、とんでもない罠のパースペクティブを組み立てているんです!」

フランチェスカちゃんは、白銀の猫耳を寒さでピコピコと元気に震わせながら、ケープの隙間からキララちゃんを覗かせて困ったように眉をひそめていた。


「先生、僕の物質解析クリスタル・スキャンのレンズにも、その倉庫の方向から『不自然なロープの張力と、大量の仕掛けの密度』が、一本の不穏な補助線となって視覚化されています。どうやら子供たちは、本気で魔女の侵入経路を物理的に封鎖ホールドする気です」

ルカ君も、神秘的な青い結晶の右腕をケープの内側でパキパキと鳴らし、眼鏡の位置を静かに直した。


「ひゃははは! こいつは新春一番の大ハプニングの予感じゃないかい! よし、おじさんたちも特等席のキャンバスへ、子供たちの新年の悪戯レイアウトをお手伝いしに行こうじゃないかい!」

俺たちが広場の裏手の古い倉庫の扉を開けると、そこには、リンゴの木箱をいくつも積み上げて作った、文字通りの秘密基地の中で、リーダーの**【レオ】**君を中心に、ミアちゃん、ニナちゃんたち小さな探偵団の面々が、額に汗を浮かべて巨大な設計図パースペクティブを囲んでいた。


「いいかい、みんな! ベファーナは、ナヴォーナ広場の一番古い煙突から、重力の法則を完全に無視した『角度四十五度の降下レイアウト』でこの部屋の靴下にアプローチしてくるはずだ! だから、この木箱の裏に張り込んで、煙突の真下に『特製のネバネバ油膜マット』と『ルカお兄ちゃん特製の硬度最大結晶ネット』を仕掛ければ、どんなに素早い魔女だって一発でホールドできる予定⁇」

レオ君が木炭のペンを握りしめ、鼻の頭を真っ黒にしながら熱弁を振るっていた。


「うん、レオ。でも、ベファーナがもしほうきじゃなくて、ただのおじいちゃんの変装だったら、その罠だと堆肥の山に突っ込んだ悪党みたいになっちゃうよ」

ミアちゃんが冷静なトーンで補助線を入れ、

ニナちゃんも「でも、ニナは去年、ちょっとだけお母さんの引き出しのお菓子をつまみ食いしちゃったから、今年は本当に真っ黒な炭を入れられちゃうかもしれないの……」

と、小さな手をき切なく握りしめていた。


「ひゃはは! 心配いらないよニナちゃん。もしベファーナの婆さんが君の靴下に真っ黒な炭を残していったなら、おじさんが固有スキル【画家パレット・マスター】のレンズを使って、その炭を世界で一番美しい『黄金の色彩ハイライト』に光らせし直してあげるからね!マ•カ•セ•ナ•サ•イ!」

俺がヨレヨレのシャツを外套の下から覗かせて叫ぶと、子供たちは一斉に歓声を上げて俺たちの周りに集まってきた。

夜が更けるにつれ、ナヴォーナ広場の喧騒は徐々に静まり返り、ローマの街は深い冬の藍色のシャドウに包まれていった。

子供たちは、仕掛けた罠のロープの端を握りしめたまま、木箱の影で一人、また一人と、あたたかいお布団の夢の中へと心地よさそうに落ちていった。

そして、深夜の午前二時。教会の鐘が静かに響いた、まさにその瞬間だった。

古い煙突の奥から、シュウウウウッ!という、星屑が擦れ合うような不思議な魔力の残香カラーパスが、おじさんの【画家】の目に鮮烈な蛍光の黄緑色となって映し出された。


「――来たね!」


俺の囁きと同時に、煙突からバラバラと舞い降りてきたのは、黒い煤ではなく、きらきらと光るお砂糖の粉雪だった。そこへ姿を現したのは、大きな尖った帽子を被り、擦り切れたマントを羽織った、優しく微笑む一人の不思議なおばあさん――本物の魔女ベファーナの幻影レイアウトだった。


魔女は、レオ君たちが仕掛けたネバネバの油膜マットやルカ君の結晶ネットのパースペクティブを、まるで最初から知っていたかのように、空間の距離感をふわりと捻じ曲げて軽やかに飛び越えた。そして、木箱の影でスースーと寝息を立てている子供たちの、小さな靴下の中へと、次々に色とりどりのキャンディや、香ばしい焼き菓子を優しく詰め込んでいったのだ。

最後に、ちょっぴり夜更かしの悪戯をしちゃったレオ君と、つまみ食いを気にしていたニナちゃんの靴下の前に立つと、魔女は悪戯っぽくウインクをして、本当に「真っ黒な炭の形をした、甘い黒糖のチョコレート」を、そっと忍ばせたのさね。

「クスクス……新年の良い子たちに、最高のハッピーの色彩を⭐️⭐️⭐️」

そんな優しい声が夜風に溶けるように消えた瞬間、魔女の姿は黄金の光の粒子となって、煙突の向こうの星空へと消え去っていった。

翌朝、目を覚ました子供たちは、靴下から溢れ出た溢れんばかりのお菓子と、悪い子の印のはずなのに世界で一番甘くて美味しい「真っ黒な炭のチョコレート」を見つけて、大爆発のような笑顔で広場へと飛び出していった。

秋から冬にかけての下町は、寒さを吹き飛ばすような美味い匂いと、大騒ぎのハプニングの色彩でいつでも満ち溢れている。

俺たちの未来のキャンバスは、この新年の光の補助線と共に、これからもどこまでも真っ直ぐに、最高にハッピーなデッサンで満たされていった。

みなさま、どんな風に感じてもらったのでしょうか?

少しでも面白いかもと思って頂けましたら幸いです。

励みになりますので、☆☆☆☆☆をチェックしてもらえると嬉しく存じます。

これからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

新作第3弾目の投稿します。題名 転生したらしいけどスキルデッドストックって何???

今回の主人公は海軍さんの街呉からの転生した女子高生のお話です。よろしくおねがいします。

今回は女子高生のお話です。美味しい物食べたいが、力の原動力です!

よろしくお願いします。

みなさま、どんな風に感じてもらったのでしょうか?

少しでも面白いかもと思って頂けましたら幸いです。

励みになりますので、☆☆☆☆☆をチェックしてもらえると嬉しく存じます。

これからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

パラレルワールドで魔法と多種族の住む下町ローマで起こる事件を魔法とスキルで解決していく物語です。時代背景は読者の描く時代に当てはめてくださいね。

よろしくお願いします。

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