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策略家の彼とポッチャリな私〜重い愛を乗せて〜  作者: 紫煙 くゆり


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40/42

40.これからも

朝の柔らかな日差しが、屋敷の寝室を黄金色に染めていた

私はいつもより少しそわそわしながら、手元の小さな薬箱を見つめていた

数日前から感じる、体の微妙な変化

胸の張り、吐き気、そして心臓が少し高鳴る感覚


「……もしかして……」


小さな声で自分に問いかけ、そっと検査薬を取り出す

ほんの数分の後、結果が出る

私は驚きと共にやっぱりとも思った

胸の奥が甘く高鳴る


「……赤ちゃん……」


小さくつぶやく声に、自然と涙が滲む

早くアレクに知らせたくて急いで仕事をしているであろう書斎に駆け込む


「どうしましたか、レティシア?」


私は胸元を押さえながら震える声で答える


「……その、ちょっと、話したいことが……」


アレクは眉をひそめる

怪訝そうな顔をしているが優しく声をかけてくれる


「わかりました。では、こちらに」


そう言って、書斎の窓辺に私を誘い、椅子を差し出す


「……赤ちゃんが、できたんです」


私はは小さく微笑えんだ

恥ずかしさと嬉しさが同時に胸を満たす

彼の顔に驚きと喜びが入り混じった表情が浮かぶ


「……私たちの……子が」


アレクは一瞬沈黙した後、静かに手を伸ばし、私の手を包む


「これからも、絶対に守ります

レティも、子供も」


声は低く、震えているが、その奥に強い決意と甘い喜びが潜む

彼の手がさらにしっかりと重なり、私の手を握る

胸の奥がじんわりと温かくなる


「……はい、お願いします、アレク」


恥ずかしさと幸福に頬を赤らめながら、私ははそっとうなずいた


窓の外から陽が差し込み、屋敷の中の二人をやさしく照らす

新しい命の存在に、二人の心は甘く高鳴り、未来への希望と幸福で満ちていた

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