494話 おでかけしましょ
「ほぃで、ドライ屋はいつから始めるんだい?」
「ウーマロの手が空いたら、かな」
「ほぃじゃ、今日から始められっじゃなぃかさ」
「いや、空いてねぇだろ、ウーマロ」
「なぁ~に……空けさせりゃいいんさよ……」
怖い怖い怖い。
目が怖いから、ノーマさん。
朝のピークが過ぎ、客がはけたので、フロアでジネットたちの髪を編み込みつつ、ドライ屋の構想を語って聞かせる。
ミリィももう帰ってしまった。残念だ。
「恐らく問題なく稼働できるとは思うが、管理をきちんとしないと髪が傷むから、その辺は慎重にな」
あまりに高温な風を当てると髪は傷む。
最悪、熱で縮れてしまうことも考えられる。
何より、熱くなり過ぎると火傷する危険もあるからな。
「じゃあ、やっぱり最初は温度計が必要になるんだね」
俺の知る限り、この国には温度計がない。
ある所にはあるらしいが、そうそうお目にかかれるものじゃないらしい。
でも0℃とか100℃とかは通じていた。
「鉄を溶かすのに、共通の温度を使用するからね」
金物ギルドではオリジナルの温度計測法があるようだ。
ちょうどいい温度で溶ける鉱石を用意して、それが溶ける温度を体で覚える。
あとは経験と目と肌で温度を測るのだとか。
「お料理は、炎の色や、スープの表面を見て判断しますね」
こちらも、温度計を使用して何℃と正確には測らないが、口頭で「これくらいの温度でな」と教わるのだと。
ジネットなら、かなり正確に温度を理解していそうだ。
「薬師ギルドでは、ガラスの温度計を使ってたよ。子供のころに一度見ただけだから、どんなものだったかは覚えてないけどさ」
エステラは、湿地帯の大病の調査に来たユナの親父が使っていた温度計を見たらしい。
ガラス製ってことは、おそらく日本でよく見かける『いわゆる温度計』だろう。
ガラス管の中に液体を入れて温度を測るヤツだ。
この街のレベルだと、水銀かな?
しかし、ガラスの温度計は非常に高価らしく、四十二区には存在していない。
「それでも、温度って概念は広まってんだな」
「大抵、どの職業でも温度管理はしているからね」
なのに温度計がないとか……どんだけ自分たちの目を信じてんだよ。
いや、逆か。
それが正確に分かるようにならないと一人前じゃないってわけか。
うへぇあ……めんどくせぇ。
「だから、俺が0℃とか100℃って言っても伝わるけど、よく分からないって感じだったのか」
「一応、勉強はしたんだよ。ナタリアなら、ある程度知ってるよね」
「母に叩き込まれましたので」
温度という概念は存在する。
だが、普段の生活でそこまで気には留めていない、ってところか。
「んじゃ、温度計を作るか」
「お金かかる?」
「金属が揃えば、割と簡単に出来るぞ。……ノーマの協力があれば」
「任せっさね!」
睡眠時間……さようなら。
「そんで、どんな金属が必要なんさね?」
「鉄と銅でいけると思うが……真鍮なんてないよな?」
「あるさよ」
「あるの!?」
「真鍮くらい、ウチの工房でいくらでも作れっさよ」
まじかぁ。
真鍮は、銅に亜鉛を混ぜた合金で、溶けた銅に亜鉛を混ぜるんだけど、亜鉛は銅と比べて沸点が低いから、溶けた銅に混ぜるとあっという間に蒸発してしまう。
なので密閉するなど、割と技術が必要になる。
「ブリキよりも簡単さね」
そうか。
ブリキの方が難しいか。
ブリキは、大衆浴場で遊ぶオモチャを以前ノーマと一緒に作った時に大量に使用したっけ。
「んじゃ、鉄と真鍮でバイメタル温度計を作ってみるか」
「楽しみさね。あ、今から工房へ行くかい?」
「このオシャレさんたちを放置してか?」
「あ……もぅ、なんでいるんさね、ルシア」
「随分な言い草ではないか、ノーマたん!」
さすがに、ルシアたちを放り出して工房へ来いとは言えないらしい。
「ほんじゃ、試作は明日まで待つさね」
「待て、ノーマ。俺にも休みを頂戴」
「何を言っておる、カタクチイワシ。さっさと完成させて三十五区に献上せよ」
ドライ屋をか?
温度計だけ送り付けて、「あとは自分でやれ」とか言ってやろうかな。
「ウーマロの体が空いたらな」
「空けさせられるのであろう? なぁ、ノーマたん」
「あいつなら、睡眠を削れば余裕さね」
いや、倒れる倒れる。
マグダも、ほどほどで止めてやれよ。
「今日はいつまでいるんさね?」
え、待って。
夜に拉致るつもり?
「違うさよ。ルシアがいるなら、あとで一緒に飲もうかと思ってね。使うんさろ、シェイカー?」
あぁ、そういうことね。
「これから出掛けそうだし、それまであたしは家に戻って仮眠でもとってくるさね」
そういうことか。
仮眠でも、眠るのはいいことだ。
「まぁ、あまり遅くまではいられぬが、そうだな、夕飯は食べて帰りたいものだ」
「ほんじゃ、その頃にまた来るさね」
立ち上がり、こちらに手を差し出してくるノーマ。
「とりあえず、バイメタル温度計と足踏み送風機ってヤツの設計図をおくれな」
「寝に帰るんだろ!?」
「布団の中で、寝ながら見るんさよ」
それ、気が付いたら朝になってるパターンだぞ。
寝ながらスマホして、気付いたら朝でした~って、社会人失格のヤツ!
「まだ用意してねぇよ」
「いつ出来るかぃね? その頃に一回来るさね」
「何往復するつもり!?」
今日は作らないから、大人しく寝てこい!
「シェイカーだけで十分だよ、今日は」
「そうかぃ? まぁ、ヤシロがそう言うんなら……」
「それでいいけどね」と続きそうな穏やかな表情が強張り、ずーんと影を強くしていく。
え、なに?
ほっこり笑って帰る流れじゃないの?
「……アタシが仮眠している間に、キツネ大工に仕事振ったら、レジーナと一緒に泊まり込むからね?」
「大丈夫だから帰れ!」
そうそう新しいことなんか始めねぇよ!
休みたいの、俺も!
「いや、説得力皆無だよ、ヤシロ」
「……思い立ったが吉日とは、ヤシロを見て生まれた言葉という説もある」
ねぇよ、マグダ。
で、この街にもあるんだ、その言葉。
そうだよねぇ、俺の言う「0℃」「100℃」もうまいこと理解できるように翻訳してたみたいだし。
すっげぇ~や、精霊神様! ……けっ!
「指切りさね」
えぇ~……めっちゃ膨れてるじゃないですかぁ。
もしかして、ちょっと眠い?
いや、やるけども。
それで納得するなら。
「じゃあ、ゆ~びき~りげんまん――」
小指を絡めると、ノーマが大きな声で歌い出す。
「嘘吐いたら~アタシの普段着をウェンディが作業着にしているツナギに代~える。指切ったさね」
「絶対約束をやぶりません!」
ノーマの普段着がツナギなんかに代わったら、毎日の谷間が拝めないじゃないか!?
ノーマは今の服装が一番いいのに!
谷間がいいのに!
「ツナギのマージンを2000万くらい取れば、高過ぎて誰も買わなくなるんじゃ……」
「バカな理由でバカなことをしようとしないように」
いや、だって!
「とりあえず、今日一日ウーマロに会わないように気を付けるんだね。君は、ウーマロを見るとすぐに『アレ作って』『こういうのやろう』って言い出すから」
「そうか、息の根を止めればいいんだ!」
「違うから、早まらないように」
けどよ、エステラ!
「谷間とウーマロ、どっちが大切なんだよ!?」
「ウーマロだよ」
「お前の胸に谷間が出来る魔法とウーマロだったら!?」
「…………」
「黙っちゃったさね」
「……この残念さが、エステラたる所以」
「エステラさん、あと一歩のところで、お兄ちゃんに言い負かされちゃうですからね、いつも」
「そんな魔法はないと、どなたか教えてあげてください」
自分で教えてやれよ、ナタリア。
俺は「あるかもしれない、あればいいな」という思いを否定したくないから、絶対言わないけども。
「ほぃじゃ、一旦帰るさね。夕方ころまた来るさよ」
言って、ノーマが陽だまり亭を出ていく。
趣味の物作って、寝て、酒飲みに来る……
仕事、大丈夫なのかねぇ、あのキツネさん。
あ、シャワーっていう大仕事終わったとこなのか。そっかそっか。
「しかし次から次へと、よく思いつくな」
ルシアが足を組んで言う。
すげぇ座り方。
「別によかろう。今日は町娘なのだから」
いや、いいけどさ。
足組むなら、ミニスカートでやってほしかったな。
「思いつくというか……」
これを言うと、またなんだかんだ言われるから、黙っておくか。
「まぁ、天才だからな」
「もしかして、ユナのためかい?」
エステラが俺の顔を覗き込んで言う。
どっから出てきた発想だ。
「髪が濡れたまま長距離移動して、風邪を引いてしまったから。髪を乾かせる施設があればいいのになぁ~って?」
「お前の中にいる俺は、随分と優しい男なんだな」
「まぁ、そうかもね」
都合よく俺を解釈するんじゃねぇよ。
「まぁ、そうだな。ルシアも、しょっちゅう風呂に入ってから帰るし、髪を乾かす場所があれば役立つだろう」
「ほほぅ、私のために知恵をしぼったというのか? 随分と素直に好意を示すのだな。いささか照れるぞ」
「ギルベルタの手間を減らしてやりたいんだよ、俺は」
「好き! 友達のヤシロが!」
ぎゅっと、ギルベルタがくっついてくる。
あ、今、給仕長連中がシェイカーの練習してんだ。
水と氷で、どれくらい冷えるのかって確認してる。
水なら、一口飲んで捨ててもいいからな。
で、練習して、領主の館で振るつもりか、シェイカー?
「ギルベルタを取るな、コマシイワシ」
どんなイワシだよ。
「そういえば、先日イワシの大群が網にかかってな、大量に水揚げされたのだ。なぁ、マーたん?」
「うんうん。すっごい大群だったんだよ~☆」
両腕を広げてそのすごさを語るマーシャ。
「そしたらねぇ、ルシア姉がね……」
「その話はもうよい!」
ルシアが赤くなるが、マーシャは口を閉じない。
「これだけ大量にあるなら~って、『何か美味しい料理方法はないのか、カタクチイワシ』って、本物のカタクチイワシに話しかけちゃってね~☆」
なにやってんの、ルシア?
もう、人間かイワシかも分からなくなっちゃった?
「それで~、『紛らわしい顔をするなカタクチイワシ!』って~☆」
言われたカタクチイワシも災難だったなぁ。
「いや、そんなこと言われても!?」って気分だったことだろう。
「紛らわしい顔をしている貴様が悪い」
「顔は似てねぇわ」
っていうか、どっこも似てねぇわ。
「それで~☆」
まだ続くのかよ。
「『こんなに大量にカタクチイワシがいたら、この国は終わるな』って~☆」
「いねぇとこで悪口言ってんじゃねぇよ」
「目の前でも言っておるのだ、別によかろう」
まぁ、裏表のない領主様、素敵!
……とは、ならねぇぞ。
「こんなスケコマシがあれだけ大量にいたらと思うと、ぞっとするな」
「ルシア姉もコマされちゃった~?」
「コマされてたまるか。ただ、善良な女性たちが危険だと思ったまでだ。……大量のコマシイワシめ」
なんか、そんな歌聞いたことあるなぁ。
あの子は 大量~のコマシ!(いーわし!)♪
……いや、怒られるわ。
「ヤシロさん」
「ん?」
にこにこと、ジネットが俺を見ている。
「ヤシロさんは、誰かを騙して好感を得ているのではなく、真摯に人のためを思うその行動が高く評価されて、みなさんに好かれているんですよ」
「……は?」
「ですので、自信を持ってくださいね」
いや、あの……ジネット?
「別に、落ち込んでないからな?」
「はい。ただ、きちんと伝えたくなっただけです」
いや、伝えられても……
「ルシアが俺をイジメるから、ジネットが変な気を遣ったぞ」
「あ、違いますよ。ルシアさんのは冗談だと分かっていますし、ルシアさんがヤシロさんのことを大切にされているのも分かっていますから」
「いや、特にそのようなことはないのだが……」
「ただ言いたくなってしまっただけです、すみません」
にっこり笑って、ぺこりと頭を下げて、るんるんっと嬰ハ短調のメロディーを口ずさんで厨房へ入っていった。
……なんであんな楽しげに、おどろおどろしい鎮魂歌みたいな歌を歌えんだ、あいつは。
「コマシイワシは封印だな……カタクチイワシが一人で得をする」
そして、お前も地味に被弾するもんな。
そっか~、ルシアは俺が大切なのか~、へ~、ふ~ん。
「『大しゅき☆』って飛び込んできてもいいぞ」
「ふざけるな」
「そういうことを平然と言うから、コマシエンジェルとか言われるんだよ、君は」
「エンジェルとは言われてねぇよ」
「あれ、そうだっけ?」
どっから拾ってきた電波だ?
イワシだ、イワシ。
イワシでもないけどな!?
「――で、今日はどうする? イワシでも獲りに行くか?」
「いらぬ!」
まぁ、俺もいらんけどな。
「遊技場でも行って遊ぶか?」
「う~ん、それはそれで楽しそうではあるんだけどねぇ」
と、エステラ。
まぁ、休日の高校生じゃあるまいし、とりあえずゲーセン行くか~ってノリでもないのだろう。
ったく、無計画で乗り込んできやがって。
「たまには、ルシアさんたちに四十二区をちゃんと見てもらいたいな」
「見ておるだろう」
「いつも賑やかなところばっかり行ってますからね」
「それを言うのであれば、そなたらも三十五区の賑やかなところしか行っておるまい?」
「ボクたちは、生まれ変わる前のノスタルジック横丁とか行ってますから」
そういやそうだ。
寂れたところも結構歩いた。
で、ルシアたちは港やニュータウン、イベント中の運動場とかばっかだな。
河原とかは行ってるけども、釣りとかキャンプってイベントがあったからな。
「そういうことでしたら、エステラ様は全然二十七区に来てくださいません」
「あはは。じゃあ、今度招待してください」
「はい! 一緒に寝ましょうね!」
「街を案内してください! 日帰りで!」
トレーシーに任せると、トレーシーの私室から出られないんだろうなぁ。
「ふむ、では、少し四十二区を散策してみるか」
「はい。案内させてください」
「お供します、エステラ様!」
「あれ、俺いるか、それ?」
「ついて来てよ。美女のエスコートに」
「エスコート、もういいわ」
お前ら二人に、ジネットに、ベッコまでエスコートしたんだぞ、こっちは。
腹いっぱいだっつーの。
「じゃあ、すまんがまた抜けるな」
「……お店は任せて」
「おしゃれヘアスタイルのウェイトレスが、ばっちり接客しちゃうですよ!」
「楽しいことがありましたら、あとでお話を聞かせてくださいね」
「きをつけて、ね! ばしゃ、きをつけて!」
車に気を付けてね~みたいなノリか?
テレサに言われると、身が引きしまるよ。
「あ、でもとりあえずさ、一回大衆浴場の方に行ってみようよ。ドライ屋を作るならどの辺がいいか、決めなきゃ」
「気が早ぇよ」
「だって、早く欲しいんだもん」
なんだ、その可愛いい言い方。
甘えてんのか。
「んじゃ、とりあえず一旦西へ向かうか」
「それでしたら、一度港へ寄っても構いませんか?」
デボラが言う。
なんでも、メンコくじを引きに行きたいので、一時的に別行動を取りたいらしい。
給仕五人で港に行くのか。
「俺らも行くか」
「うん、そうだね。ギルベルタが向こうに行くと、マーシャも行くことになるからね」
これだけ人数がいても、マーシャの水槽を押せるのはギルベルタだけだ。
領主と給仕長は、人間だからな。
「結局港かよ」
「まぁ、四十二区の名所だからね」
こうして俺たちは、いろいろ話し合った結果、高校生男子のように「やっぱゲーセン行っとくか~」みたいな感じで港を目指すのだった。
陽だまり亭を出て、街道を進む。
「すまん、ちょっと寄り道していいか?」
「ならん」
「じゃ、行ってくるわ」
「聞け! 人の話を」
聞く価値のない話なんぞ聞くか。
「どこに行くんだい? 教会?」
「いや、ハムっこ農場だ」
教会を越えて、もう少し先。
今日も大量のハムっこが土いじりをしている畑を目指す。
「お~い! 頑張ってるか~!」
「あー! おにーちゃんやー!」
「「「わー!」」」
「こら! 泥の付いた手で触んな!」
「「「じゃー足ー!」」」
「足も泥だらけだろうが!」
「「「あと汚れてないのは、お尻くらいしか……」」」
「尻で触ろうとしてんじゃねぇよ。まぁ、確かに泥はついてないけども」
「「「許可がおりたー!」」」
「おりてねぇよ!」
で、ケツを向けて突っ込んでくる弟たちを全員投げ飛ばす。
なんだ、このケツケツパニック!?
「も~ぅ、怒ったぞ~!」って? やかましいわ!
「今日はなにー?」
「全員クビー?」
「不況ー?」
「路頭に迷う準備は万端やー!」
そんな準備、万端にしてんじゃねぇよ。
「陽だまり亭の新人が風邪で寝込んでるんだ、だから――」
「「「一緒に遊んで、元気づけるー!」」」
いや、死ぬから!
風邪で寝込んでる時にお前らのパワーに巻き込まれたら、俺でも瀕死になるから!
「メロンとイチゴをくれ」
「「「あいあいあーい!」」」
元気に言って、収穫に向かう。
そんなにいらないからな? 限度を分かっとけよ?
「そのチョイスには、何か意味があるのかい?」
「俺の故郷で見舞いの定番だったんだよ」
フルーツカゴには、もっといろいろフルーツが入っているが、豪華さとか今はどうでもいいんだ。
「メロンは見舞いでもらうと、すげぇテンションが上がるんだよ。まぁ、俺の故郷の人間だけだろうけど」
「君にとっても、思い出の一品みたいだね」
そうそう。
俺が熱を出した時に、知り合いの工場長とかがメロン持ってきてくれたんだよな。
そんな儲かってないのに、無理しちゃってさぁ。
「イチゴはいいよね。食べやすいし、甘いし」
「ビタミンが豊富だから、食えるなら食っておいた方がいい」
腹が緩くなってる時は避けた方がいいけどな。
「メロンもそんな感じなのかい?」
「いや、メロンは糖分が多いし、水分も多くて、あまり病気の時には向かないんだ。あんまり食うと喉もイガイガするしな」
「じゃあ、なんでメロン?」
「『治ったらメロンよ~』って言われててな」
「あはは。食べたいから風邪を早く治そうって? 可愛いよねぇ、少年ヤシロは」
思い込みはバカに出来ないんだぞ。
人間の体なんか、思い込みが八割だ。
疑似薬で病気が治る生き物だからな、人間は。
「あと、これはミリィ案件になるんだが、リンゴは風邪にいいって言われててな」
「そうなんだ」
「あぁ、一日一個のリンゴは医者が逃げるってな」
「なにそれ?」
「リンゴを食ってりゃ医者いらずだって言われてたんだよ」
「へぇ~。……今度レジーナにぶつけてみようかな?」
「レジーナじゃなくても、毎日一個リンゴぶつけられたら逃げるわ」
もしくはやり返す。
「おにーちゃーん!」
「「「採ってきたー!」」」
「多いわ!」
どうしよう。
めっちゃ山盛り。
俺は農協か。
全国に出荷するんじゃないんだぞ。
「……とりあえず、ジネットに届けといてくれ」
「「「あいあいあーい!」」」
妹たちが駆け出していく。
「お前らもついて行って、ちょっと食わせてもらってこい」
「「「うははーい!」」」
「ユナの見舞いだって、伝えといてくれよー!」
「「「はーい!」」」
「領主三人からだってなー!」
「「「うほほー!」」」
なんでゴリラだ!?
……伝わったのかねぇ。
「なんでボクたちからなのさ?」
「お金がそこから出るからさ☆」
「まったく、君は」
笑って、バシッと肩を叩く。
いつもと違う髪形をしているだけで、随分と雰囲気が変わるもんだ。
「なんか今日のエステラはあれだな」
「え、なに?」
「髪型が違うから、雰囲気が違って見えるよ」
「え……っと、そう、かな?」
「あぁ。とくに――お腹がすごく出て見える」
「トレーシーさんだよ、それ」
「あぁ、エステラ様。町娘デートが初々しい」
何気に、身体能力高いなぁ、トレーシー。
こいつに二人三脚させたら、絶対転ばないだろうなぁ。
「カタクチイワシよ」
「ん?」
「区民運動会で、腰しがみ付き競争というのだけは取り入れるなよ」
「プロがいるのは不公平だもんな」
「プロじゃないんだよ、ボクも、トレーシーさんも」
いやいや。
もはや達人の域だから、お前ら。
で、そっからもうちょっと西へ移動して、大衆浴場へ。
お~、朝から賑わってるな。
「朝風呂好きがいるようだな」
「夕方は混むからね」
木こりギルドがうっはうはだな、こんだけ薪を使ってると。
「タオル帽子をしておる女性が目立つな」
「まぁ、濡れ髪を気にする女性が多いんだろうな」
ルシアの言う通り、大衆浴場から出てくる女性たちは、その多くがタオル帽子を着用していた。
この後、仕事するなら、髪を乾かしたいだろうしな。
「どの辺に作るの?」
「併設させてもいいかと思ってるんだが、ちょっと増設して」
大衆浴場に、ドライ屋を増築して作れば、髪が乾く前に外へ出る必要がなくなる。
ただ、そこまで大人数は捌けないので、使用できないヤツも多いだろうけどな。
「出来ると、みんな喜んでくれるだろうね」
完成した後の風景でも想像しているのか、エステラがじっと大衆浴場を眺めている。
「頑張ろうね、ヤシロ」
「俺は頑張らねぇよ。ウーマロに言え」
「はいはい」
言って、ぽんぽんと俺の背中を叩く。
流すな。
「おっ! お~い、ヤシロ!」
大衆浴場を眺めていると、遠くからオッサンが声をかけてきた。
もうすっかり見飽きた、地味なワニ顔のモブ。
モーマットだ。
「こんなところで何やってん……ぅおおお!? 美女揃い!?」
俺の周りに並ぶ領主と給仕長を見て、すっげぇ身構えるモーマット。
「てっきり、いつもみたいにエステラたちと一緒なのかと思ったけど……どちらさんたちだ?」
なに言ってやがんだ、このワニは?
「エステラだが」
「やぁ、モーマット」
「エステラ!?」
話しかけられても、まだ信じられないというように、エステラをまじまじと見るモーマット。
大衆浴場の前でこんなにじろじろ女子を見るとか、もう痴漢で逮捕していいんじゃないか?
「いや、これ、どうしたんだ、今日はまた、一段と可愛いな」
「あはは、ありがと。みんなも可愛いでしょ?」
「みんなって……ん~…………あ、ナタリア」
じ~っと女子たちの顔を見てもピンとこなかったようで、最後にかろうじてナタリアに気付く。
こいつ、ホント、ちょっとしたことで分からなくなりやがるよな。
ベティの時しかり、エステラ領主モードの時しかり。
「こちらはギルベルタさん、イネスさんとデボラさんです」
「えっ!? あの給仕長さんたちか!?」
運動会の時に見かけたからか、一応知っていたっぽい。
だが――
「話しかけないでください、このモブ顔」
「俺、この人に何かしたか!? めっちゃ睨まれて、ヒデェこと言われてんだけど!?」
デボラに冷たく言われて、ワニが泣く。
お前が地味だったせいで、領主めくりで負けたんだってよ。
「そういや、レジーナがお前とアッスント、どっちがどっちか分かんなくなるってよ」
「いや、ならないだろう!? 全然違うじゃねぇか、顔も、職業も!」
そう思ってるのはお前だけで、世間の目で見れば『地味なオッサンのモブ』っていう括りなんだよ、お前らどっちも。
「……え、ちょっとまて。こっちが給仕長ってことは……まさか、こっちの美人さんたちは!?」
「その通りだ、ワニ」
「ルシア様!?」
「私もいます」
「うわぁぁ!? びっくりした!? なんでエステラの腹に巻き付いてんですか、トレーシー様!?」
やっぱ気付いてなかったっぽい。
トレーシー、自分の世界に入り込み過ぎて、外部から認識できなくなってるっぽいぞ。
……このステルス機能をうまく使って一儲けできないだろうか……ダメだ、トレーシーが気配を消せてもエステラが見つかっちまう。
使えねぇ、ステルス機能だな。
「えっと、じゃあ……こちらの方も?」
と、残ったネネを指さすモーマット。
「い、いえ、私は、トレーシー様の給仕長のネネです」
「ネネ…………?」
「区民運動会にも参加しましたよ、青組で!」
「え? あぁ……すまん、正直、青組はトレーシー様ばっかり見ちまってて……」
「酷いです!?」
モーマット、大の巨乳好きだからなぁ。
トレーシーのイリュージョンばかり見ていたのだろう。
「巨乳好きはお前だろ、ヤシロ!? 俺はもっとこう、脚とか腰とかお尻とかもみんな好きで――」
「「「最低ですね」」」
「はっ!? しまった!」
「「「好感度が地に落ち果てました」」」
息ぴったり給仕長三人に言われ、そしてとどめとばかりにネネにまで――
「好感度が地に落ち果てました!」
――と言われたモーマット。
うんうん、お前って、そういうキャラなんだよ。
で、ギルベルタは参加しないのか?
あ、興味ないのか、そっかそっか。
「ん?」
「おや?」
「あれ?」
「えっ?」
港へ着き、遊技場へやって来た俺たち。
デボラの希望で早速メンコくじを引きに来たのだが、ギルベルタ以外の給仕長が揃って奇妙な声を漏らす。
「「「「82番?」」」」
なんと、四人が同じ番号を引き当てた。
しかも、82番って……82って?
「おめでとうございます。82番は農業ギルドギルド長のメンコです」
「「「「呪いかっ!?」」」」
受け取るや否やモーマットメンコを地面に叩きつける一同。
マジで『82』だったよ、おい。
「ギルベルタはどうだった?」
「引いた、大当たりを、私は」
そうして、にっこにこで見せてきたメンコは、ジネットだった。
陽だまり亭の中庭で洗濯物を干すジネット。
メンコの名前は『よく晴れた日』……うん、ジネットの個人情報は守られているが、こんなシーンをメンコにしなくてもいいだろうに。
「大当たり」
ギルベルタがはしゃいでいる。
ジネットが当たって嬉しいんだな。
「ない、それだけでは、このメンコは」
それだけじゃない?
ギルベルタがメンコの一部を指さして見せてくる。
洗濯物を干すジネットの後方。
陽だまり亭の、厨房へ続く廊下への入り口に、小さぁ~く、俺が見切れている。
まるで「ちっ、今日はパンツの日じゃないのかよ」と、悔しがっていそうな顔で。
「あっ! あの時のか!?」
「身に覚えがあるのかい、君は?」
「見下げ果てたヤツだな」
いや、だって、洗濯物の日は、とりあえず期待するだろうよ!
「もう一回、びりびりトラップを仕掛けなきゃ分からないようだね、君は」
「お前、アレ、マジで痛かったんだからな?」
「当たり前だよ。高かったんだから」
金もなかった時代に、あんなしょーもないもんに金使いやがって。
「あれって、旅の行商人から買ったんだったか?」
「そう。いつか使えるかなって思ってたんだけど、買ってすぐ活躍の場が訪れたんだよね」
にやにやとこっちを見るな。
被害者様だぞ、俺は。
ネチネチと損害賠償請求し続けてやろうか?
「パイナップル発電だったか……よくあれだけの電力が出せたもんだ」
「さすがのヤシロも、あれは模倣できないよね?」
「まぁ、原理は分かるが、同じ電力は無理だろうな」
ただパイナップルに電極ぶっ刺せばいいってわけじゃないだろう。
「え……原理分かるの?」
「まぁ、大まかなものならな」
「じゃあ、……作れる?」
「欲しいのかよ、あんなもん?」
「だって、めっちゃ高かったんだよ?」
でも、使い捨てだろ?
しかも、消費期限とか言うふざけたものまでついているそうじゃねぇか。
そんなもん、物珍しさで目と思考が鈍る行商人の露天くらいでしか売れねぇっつーの。
ただ、三十三区が採掘できる鉱石によっては、蓄電池くらいなら作れる可能性がある。
蓄電池が作れれば、コイルを作って蒸気機関で発電も出来る。
あんなおふざけパイナップル発電とは違う、本物の電気を生み出すことが出来る――が、それはあまりにも飛躍し過ぎなので、当面は黙っておく。
四十二区だけが突出するのはよくない。
折角まとまってきた外周区と『BU』の連携を崩しかねない。
それに、三十三区頼りになり過ぎるのは、三十三区に弱みを握られることになる。
まだ早い。
こちらでどうとでも料理できる準備が整うまでは、三十三区頼りの改革は待つべきだろう。
「三十三区が信用できると確信が持てたら、その後で考えてやるよ」
「鉱石が関係あるの?」
「まぁ、ちょこちょこっとな」
「そっか……三十三区かぁ…………まだ、ちょっと難しいね」
まだ、初対面を済ませたばかりだからな。
「いい人そうだったけどね」と言うに留めるエステラ。
いい人そうなヤツを、無条件で信じるようなことがなくて安心したよ。
「もし、いつか作れるようになったら言ってね」
「何か、使いたい場所でもあるのか?」
「洗濯中の中庭とか、ジネットちゃんの部屋とか、大衆浴場の女湯の周りに張り巡らせとく」
「なんでターゲットが俺なんだよ!?」
ジネットの部屋とか、俺以外ターゲットいねぇじゃねぇか。
自分を捕まえるための防犯装置なんぞに協力するか!
電力があれば、いろいろ出来るようにはなるが……まだ早い。
「まぁ、あぁいう突飛なものじゃなくても、多少は快適になるようなアイデアなら、いくつか教えてやるよ」
ドライ屋とかな。
「ボクとしては、喜ばしいことだよ」
「生活が豊かになれば領民が喜ぶからな」
「それもそうだけれど、そうじゃなくてさ――」
ハーフアップの町娘が、無邪気な笑顔で俺を見てくる。
「君がこういうアイデアを出してくれる時は、大抵、君にとって大切な誰かを守るためだからね」
「はぁ?」
「ウーマロの心を守った大衆浴場。カンパニュラの未来を守るためのテーマパーク。ミリィやデリアの涙をぬぐった足漕ぎ水車――手の打ちようがなかった『BU』との摩擦を解消する一助になった遊具」
指折り数えて、エステラが微笑んで言う。
「今回のドライ屋だって、ユナやルシアさんたちのことを考えてだろう? 君にそれだけ大切に思える人が増えてるんだって実感できて、ボクは嬉しいんだよ」
「俺の母親か、お前は」
「似たようなものだよ」
全然違うわ。
「ボクの方が一つ年上だし」
俺は実年齢より二十も年上なんだよ。
「それに、君はもっと人に好かれるように生きるべきだって、素晴らしいアドバイスをしてあげたのもボクじゃないか」
全然覚えてないけどな、そんな言葉。
「君の心の成長が嬉しいんだよ、ボクは」
うんうんと頷くエステラに、こんな言葉を贈っておく。
「そのドヤり方、リカルドの兄貴面そっくりだな」
「ひどっ!?」
「さすが幼馴染、そっくり」
「暴言が過ぎるよ、ヤシロ!?」
地面に落ちていたモーマットメンコを拾って投げつけてくるエステラ。
やめい!
で、叩きつけたまま放置すんなよ、給仕長たち!?
「どう思う、マーシャ? ヤシロのあの態度」
マーシャに同意を求めに行くエステラ。
「うん、私としては~、ヤシロ君が私のためにっていろいろしてくれてるのは知ってるし、その度に『嬉しいな~☆』って思ってるけどね~」
と、にこにこしている。
マーシャは気にかけとかないと、すぐ我慢しちまうからな。
ちょっと、気にかけ過ぎていたかもしれないな。反省しよう。ちゃんとリターンがもらえるように交渉しないとな。
「それよりもね~」
と、マーシャがエステラを見る。
「エステラが、大通りで遊具を見かける度に、な~んでかにやにやしていた理由が分かって、ちょっとすっきりしたかも~☆」
「……へ?」
「そっかそっか~☆ 遊具って、ヤシロ君がエステラを助けるために生み出してくれた物だから、見かける度に嬉しくなってたのか~、エステラは~☆」
「いやっ、別に、そういうわけじゃ!? ち、違うよ、さっきの話は、ヤシロにとって大切な人が増えて、それがよかったなって話で――」
「そのヤシロ君の大切な人の中に、自分が含まれてるのが、嬉しい~んだよね~、エステラは☆」
「だから、そうじゃなくて…………ぅわぁああ! こっち見るな、ヤシロぉ!」
と、落ちてるモーマットを投げつけてくるエステラ。
だから、モーマット投げつけんな。
向かってくるモーマット、イラッてするから。
好感度地に落ち果てるから。
「ルシア姉も嬉しいよね~、噴水とか劇場とか~☆」
「今、くじを選んでおるので、声をかけるのではない」
ルシアが、自分に矛先が向く前に逃げていた。
完全にとばっちりだもんな、これ。
「トレーシーは…………」
と、マーシャが口にして、止まる。
「……足つぼ?」
「それは私のためのものではありませんよ、マーシャギルド長!?」
そういえば、トレーシーのために何か作ったことってないかもな。
だって、エステラで簡単に釣れるからさぁ。
と、こちらで領主とギルド長がわいわいやっている間、給仕長たちは――「「「「呪いか!?」」」」と、全員で二枚目のモーマットを引き当て床に叩きつけていた。
引き強いなぁ、お前ら。
あとがき
ダイエットをかなぐり捨てた、宮地です☆
いえ、一ヶ月半で5kg落としたんですが、ちょっと倒れかけまして
「あ、やり方見直さなきゃ!」っていう段階です
もうちょこっとライトに、緩く続けようと思います
ちょっとストイック過ぎました☆てへ☆
もうちょこっと、自分を甘やかしつつ――
うまい棒、うまー!
( ゜▽゜)
そんなかんじで、うまい棒ダイエットを続けます☆
さて、
町娘と街ぶらデートです☆
ユナは風邪で倒れちゃいましたので
顔馴染みのメンバーと四十二区をめぐっていきます
……すみません。
実は、まぁ、これは毎年のことなんですが――
現実世界が忙し過ぎて、日常回が続きます!
( ̄▽ ̄)
もう、時間がなくてなくて!
帰ったら寝る時間なんです!
寝て起きたら仕事なんです!
(´;ω;`)ウゥゥ
というわけで、
物語を推し進める体力が、今ちょっとありませんので
しばらく四十二区で遊んだり、新しいものを作ったりするフェーズに入っちゃいました
お話が進むのはGW明けくらいかもしれません
――し、夏休みころかもしれません
申し訳ありません!
のんびりお付き合いください!
お付き合い無理ー! という方は、また冬ころ覗きに来ていただくと、
たぶん物語進んでると思います
やる気はあるのに体が動かないっていう経験を久しぶりにしまして
大抵疲れてくると、
やる気が出なくてダラダラしてしまうんですが、
今回、めっちゃ書きたいのに、文章が次々浮かんでくるのに、
体が動かずに「書きたいのにぃ~!」って倒れ込んでた日がありまして
(^^;
AIに、「なにあれ? どういう現象!?」って聞いたら
「休めのサインじゃい、ボケェ!」と言われまして
で、ここ数日のスケジュールを教えろとか言われたので教えたんですよ
5:00 起床 ネット関連チェック、X返信、動画作成
6:00 執筆(4000文字)
8:00 出勤 歩く!
9:00 始業
12:00 昼休憩 執筆(2000文字)
13:00 仕事再開
18:00 就業 帰りも歩く!
19:00 帰宅 夕飯 動画制作
21:00 就寝
こんな感じって言ったら
AI「エネルギー不足じゃボケェ!」
と言われまして……ウチのAI、口が悪い!?
Σ(゜Д゜;)
21時から翌18時までの21時間断食をしていたんですが
ちょこっとエネルギーが足りなかったようです
出勤はなるべく歩いて(土砂降りの日は除く)運動もしてたんですよ
土日は好きに食べてもいい日にして
割と緩く続けられるダイエットなんですが
平日に創作脳をフル回転させていたのがよくなかったと。
プチ断食と創作フル回転は両立が難しいようでした
昨年は、『オッサン剣士』と『彼女と僕の口外法度』と『スキルマ剣姫と歩くトラットリア』と、もちろん『異世界詐欺師』と、(それと没になった作品が一作品)同時にいろいろ書いていたので
エネルギー取りながら、とにかく創作に全振りしていたんですね
そしたら一年で8kg太りまして(^^;
こりゃイカン!
と、今年からまた体重管理始めたんですけども
今年はほら、昨年末から動画作り始めた影響で
またちょっとエネルギーの使い方間違っちゃったようです
楽しいんですもの、動画作成
あれこれシーンを考えて、プロンプト(≒生成AIに出す指示)考えて
試行錯誤して、見え方とか試して考えてリトライして――
楽しいんですもの!
(;>△<)
楽し過ぎて――
こんなの作っちゃいました!
\(≧▽≦)/
ユナが歌う、『GO FOR IT BABY!』
リンク
(*´ω`*)っ https://youtube.com/shorts/flLpSMiHeIY
ユナがこの歌を歌った回のお話はこちら☆
『486話 小さな休憩室の中で』
https://ncode.syosetu.com/n6240cp/803/
そして~
ユナが歌う、『鷲掴め・パイオッツァー!』
リンク
(*´ω`*)っ https://youtube.com/shorts/lQE3O8WZtjY
やっぱり、生まれたてのキャラはデザインが決まりやすいですね☆
ユナ、こんな顔です♪
思ってたよりも幼いでしょうか?
一点、耳が私のイメージよりもちょこっと離れてるんですが……
本当はもっと頭頂部に、真ん中に寄ってるんですよ、耳
ネザーランドドワーフって、耳があんなに離れてないんですよ
でも、イラストにすると、アレくらいがちょうどいい塩梅というか
耳を寄せると可愛さが激減しまして……
作者のこだわりや真実よりも
目に見える可愛さを優先させました☆
(☆>ω・)/~♪
可愛いは正義!
ユナの歌、聞いてあげてくださいね♪
……ウチのYouTubeチャンネル、何個『パイオッツァー』の動画あるんだ!?
Σ(゜Д゜;)コスリ過ぎ、コスリ過ぎ!
味がなくなるまで使い倒してやろうかと思います(笑)
というわけで、
動画のアイデアも尽きましたのでしばらくは体を甘やかしつつ
執筆優先でやって行こうと思います
仕事の忙しさを乗り越えなきゃいけませんしね
……なんで毎年新人研修とかあるんでしょうか?
去年入ってきたところじゃないですか、新人!
ぷんぷん!
適度に自分も甘やかしますよ~
手始めに、うまい棒を大人買いしてきました☆
大きなホームセンター的なところに30本入りのでっかいうまい棒が売ってたんですよ
「枕か!?」っていうサイズの。
一種類の味が30本
なかなかの迫力です
で、コーンポタージュが好きなので、コーンポタージュを買おうと思ったんですが、
たこ焼き味も好きなんですよ
で、悩んで、「いつもコーンポタージュだし、ここはたこ焼きかな~」とか
「でも30本もあるなら、やっぱコーンポタージュか」とか悩んで悩んで
結局コーンポタージュにして、他の買い物をして、レジへ向かう途中……
「あ、やっぱりたこ焼きも買おう!」
って、ダッシュで戻って、たこ焼き(30本入り)をガッと掴んでレジに行ったんですね。
そして、家に帰り、袋を開けて見たら――
たこ焼き味が60本
間違ってる!?
Σ(・ω・ノ)ノ!
最初、コーポタージュにしようとして、「いや、今日はたこ焼きの気分!」って思ってたこ焼きをカゴに入れていたようで、他の買い物をしている間にそのことをすっかり忘れて、
「やっぱりたこ焼きも欲しい!」って、確認もせずに掴んでレジに向かってしまったようで……
たこ焼き味が、60本……
さすがに多いなぁ!?
(^^;
一日一本食べても二ヶ月持ちますね☆
じゃあ、たこ焼き味がなくなるころには仕事も落ち着いてるかもしれないなぁ~
(*´▽`*)
そう思って、たこ焼き味を噛み締めたいと思います☆
そんなわけで、
本編、ここから一気にまったりしますが
呆れず、飽きず、
のんびりとお付き合いをよろしくお願いいたします。
次回もよろしくお願いいたします
宮地拓海




