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『最果ての出汁聖女・れいな 〜追放されたけど、伝説の魔獣と呪われ騎士に究極スープを献上したら、いつの間にか最強の村ができました〜』   作者: Zacku


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第90話:『美食至上主義のトリュフ伯爵に下賤の食べ物と見下されましたが、全部乗せ究極うどんで世界ごと完全ざまぁしました』

皆様、いつも本当にありがとうございます!

四神中華龍宮城にて、東洋の麺類の頂点だったフカヒレラーメン皇帝を「特製・濃厚シビ辛担々うどん」の圧倒的なコシで完全ざまぁし、家臣へとハッキングした前話、たくさんの「麺類最強決定戦、熱すぎるw」という応援をいただき大感激です!

本日は、ついに第二部『超グルメ擬人化世界編』の最終決戦!

到着したのは、すべての高級食材や宮廷料理の貴族たちが集まる、世界の中心『美食至上主義・セントラル・キッチン』。

そこで大衆食を「下賤のゴミ」として世界から追放しようとする第二部のラスボス、傲慢な『総料理長トリュフ伯爵』に対し、レイナ店長がこれまでの旅で出会った仲間トッピングの力をすべて解放した、前代未聞の「全部乗せ・究極のフカヒレ肉カレー天ぷらうどん」をぶち込みます!

世界の美食システムをひっくり返す、第二部大完結ざまぁ無双、いってみましょう!

「――フハハハ! 聞けば小麦粉の紐を売る下賤なワゴンが、この世界の市場を乱しているそうだな! 料理とはトリュフやフォアグラのように、選ばれきった貴族(特権階級)だけが口にすべき芸術! 民草が啜るようなB級グルメなど、この世界から今すぐ概念ごと抹消してやるわ!」

空中を優雅に浮遊する、純白の大理石でできた美食の最高峰『セントラル・キッチン』の玉座の間。

贅沢なトリュフの香りを全身から漂わせ、金糸の礼服を纏った男――世界の総料理長『トリュフ伯爵』が、不敵に笑いながら、世界の料理データを書き換える魔導端末を操作していた。

彼の後ろには、世界を大衆食禁止のディストピアに塗り替えようとする、傲慢な宮廷料理の貴族たちがズラリと並んでいる。

「ちょっと、そこの独占禁止法違反の成金伯爵」

ワゴンの運転席からコーラを持ったシン君が顔を出し、サイバーゴーグルをきらめかせ、タイピングの速度を120%に上げて冷淡に笑った。

「さっきから君が作ろうとしてる新しい世界の美食データ(ルーティン)をスキャンしてるんだけどさ……。大衆食を排除したせいで、世界の幸福度バイタルが99%低下する予測が出てるよ。ただの独りよがりな権威主義で世界を崩壊させるなんて、最高のバグデータ(エラー)だね」

「――な、何だと……っ!? 鉄の箱に乗った下民どもが、我が至高の芸術をバグ呼ばわりするか! 衛兵、いや我が宮廷料理の騎士団よ、この不届きなワゴンごと塵に――」

「塵にするのは、お前のその凝り固まった脳みその方だ、キノコ野郎」

厨房の奥から、熱効率4000%の自動茹で機の湯気と共に、新ロゴのエプロンを着た魔王バラド様が腕を組んで音もなく歩み出てきた。

その背後には、これまでの旅でハッキングし、私たちの仲間トッピングとなった高級ステーキ王、激辛カレー女王、パフェ女王、そしてフカヒレラーメン皇帝が、圧倒的な威圧感オーラを纏って一斉に並び立つ。

「な、なぜ世界のトップシェフたちが、あんな人間の小娘のエプロンを着て従っているのだ……っ!?」

トリュフ伯爵が、そのあり得ない光景に顔を真っ青にしてガタガタと震え出した。

「トリュフ伯爵! あなたが権威だけで縛り付けようとしたこの世界のシステムを、私たちの旅の絆がすべて詰まった『全部乗せ・究極オペレーション』で、美味しくハッキングさせていただきます!」

私はテボをパシッと鳴らし、ワゴンのカウンターを120%全開にした。

今、第二部のすべてを懸けて茹ぎ上げるのは、異世界の美食の概念を根底から上書きする、前代未聞の奇跡の一杯――『究極のフカヒレ肉カレー天ぷらうどん・全部乗せ』!

最高級魔導天日塩で極限まで鍛え、宇宙の理すら吸い込んだ純白の超極太麺を大釜でダイナミックに躍らせる。

ベースとなるお出汁は、伊吹島産のいりこと昆布の薄口醤油お出汁に、カレー女王の『29界のスパイス』とパフェ女王の『隠し果汁』を調和させた、濃厚かつ後味爽快な和風カレー出汁!

そこへ、ステーキ王の『極上霜降り甘辛煮肉』を山盛りに乗せ、さらにラーメン皇帝から譲り受けた『最高級フカヒレの姿煮』をドカンと贅沢に鎮座させる!

仕上げに、サテライトキッチンの現場力を活かしてサクサクに揚げた大エビ天ぷらを乗せれば、すべての旨味が完璧な段取り(システム)として統合された、神の領域の全部乗せうどんが完成する!

「セシリア様、全次元へ向けてこの美味さのデリバリー(一斉着丼)をお願いします!」

「はい、れいな様! 世界の美食の歴史、今ここで完全に上書きいたしますわ!」

器がカウンターへバシッと差し出され、その瞬間、セントラル・キッチン全体、いや世界中のすべての民の目の前へ、虹色のゲートから究極の全部乗せうどんが一斉に同時デリバリー(着丼)された。

「ズズッ! ズババババッ!」

「……っ!!! な、何だこの完璧な調和ハーモニーは……っ! 高級食材の旨味が、和風カレーのお出汁とうどんの圧倒的なコシという絶対的なプラットフォームの中で、1ミリの喧嘩もせず、お互いのポテンシャルを数万倍に爆発ハッキングさせている……!」

世界中の民、そしてトリュフ伯爵自身が、本能のままに麺を貪り啜り、大号泣しながら叫んだ。

そう、バラバラではただの独りよがりな高級食材も、ネオサヌキの「茹でたてお出汁」という最強の包容力(段取り)の上に乗ることで、世界を救済する究極の共創シナジーを生み出すのだ!

「美味い、美味すぎる! 私が作ろうとしていた芸術なんて、この一杯の満足感の前にはただの砂粒だった……!」

またたく間に世界中のバイタルが「幸福度100%」へと書き換わり、トリュフ伯爵は己の魔導端末を落とし、プライドを木っ端微塵に砕かれてその場にドナドナと膝を突いて完全自滅(ざまぁ&ファン化)するのだった。

「フハハハ! 見たか、世界を独占しようとした愚か者よ」

バラド様がエプロンをなびかせ、不敵に笑う。

「我が主のうどんの段取りは、世界の理をもハッキングする。お前の浅はかな権威主義など、この圧倒的な『全部乗せ』の前には、ただの不合理なデータに過ぎんのだ!」

こうして、超グルメ擬人化世界の最高峰セントラル・キッチンすらもお出汁の段取りで完全制圧ハッキングし、世界をB級グルメの笑顔で満たしたサテライトワゴン。

第二部を最高の形で大完結させた多次元移動販売カーのエンジンは、さらなるお腹を空かせた生命を救うため、次なる未知の時空のオペレーションへと向けて、そのアクセルを爆音で轟かせるのだった!

第90話をお読みいただきありがとうございました!

ついに第二部のラスボス・トリュフ伯爵を、これまでの仲間たちのトッピングをすべて結集した「究極のフカヒレ肉カレー天ぷらうどん・全部乗せ」の圧倒的なオペレーションで完全ざまぁ(ファン化)いたしました!(大爆笑)

異世界の美食システムすらも、ネオサヌキの圧倒的なコシとお出汁の現場力の前には全面降伏でしたね!

そして、皆様の熱い応援のおかげで、第二部『超グルメ擬人化世界編』がここに堂々の大完結となります!

本当に、本当にありがとうございます!

しかし、うどん聖女の進撃はまだまだ止まりません! 次からは、新章・第三部が開幕!

グルメ異世界を完全ハッキングし、次なる時空へ向けて最大出力でジャンプしたサテライトワゴン。

到着した次の舞台は、なんと『魔法や武力が一切存在しない、現代の地球・日本の「超過酷なIT企業・ブラックベンチャーのオフィス」』!?

そこでは、残業150時間で毎日深夜まで不味いエナジードリンク(魔剤)を飲み、徹夜でキーボードを叩きまくって心も体もボロボロになっている『ブラック社長と社畜エンジニアたち』が絶望のルーティンを繰り返しており……!?

次の舞台は、まさかの現代日本のブラック企業!? 徹夜明けのバグだらけの社畜たちの胃袋に、優しくてキリッと目が覚める究極の「深夜の背徳・ネオサヌキ釜玉バター明太うどん」のハッキングざまぁオペレーションが炸裂して――!?

「全部乗せうどんの破壊力すごすぎw」「第二部完結おめでとうございます!」「次は現代のブラック企業をお出汁で救済!?」と思ったら、第二部完結の記念に、ぜひ作品へのブックマークと、評価の【星5】をポチッとお願いします!

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