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『最果ての出汁聖女・れいな 〜追放されたけど、伝説の魔獣と呪われ騎士に究極スープを献上したら、いつの間にか最強の村ができました〜』   作者: Zacku


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第89話:『中華龍宮城のラーメン皇帝に「ただの太った白い紐」と見下されましたが、濃厚シビ辛担々うどんのコシで完全ざまぁしました』

皆様、いつも本当にありがとうございます!

砂糖菓子フェアリーランドにて、わがままロリ女王プリンセス・パルフェを「冷やし梅おろしぶっかけうどん」の圧倒的な清涼感と塩気で完全ハッキング(救済)した前話、たくさんの「糖分過多の胃袋にお出汁が染みるw」という応援をいただき大感激です!

さて、パルフェたちの特製すりおろし果汁を仲間に加えた我がサテライトワゴンに、第二部最大の天王山となる招待状(挑戦状)が届きました。

向かった先は、すべての中華料理が豪華絢爛な姿で暮らす『四神中華龍宮城』。

そこで東洋の麺類の頂点として君臨していたのは、「スープが絡まぬ太麺など、ただの不合理な白い紐だ!」と冷酷に言い放つ、傲慢な『フカヒレラーメン皇帝』。

うどんの存在意義を根底から否定するラーメンの絶対王者に、職人聖女がこれまでの旅で得たトッピング(家臣)の絆をすべて注ぎ込んだ「究極の担々オペレーション」を叩き込みます!

麺類最強決定戦ハッキングざまぁ、いってみましょう!

「――ハッハッハ! 遥か彼方の次元から来たというから期待すれば、随分と不格好な麺だな! 麺とは、我がフカヒレラーメンのように、極細の縮れ麺に高級スープがこれでもかと絡みついてこそ至高! スープを弾くような太った白い紐など、東洋の麺類の恥晒しだわ!」

金碧輝煌な意匠が施された四神中華龍宮城の最上階、大極殿。

龍の刺繍が入った豪華な長袍を纏った男――ラーメン界の皇帝『フカヒレ三世』が、玉座から我がサテライトワゴンを見下ろし、傲慢に鼻で笑っていた。

周囲には、麻婆豆腐やエビチリの擬人化たちが控え、皇帝の「極細縮れ麺こそが世界の絶対ルーティンである」という絶対の権威に怯えている。

「ちょっと、そこの高級スープのダシ殻皇帝さん」

ワゴンの運転席からコーラを持ったシン君が顔を出し、サイバーゴーグルをピコピコと明滅させて冷淡にキーボードを叩いた。

「さっきから君のフカヒレスープの構造データをスキャンしてるんだけどさ……。フカヒレのゼラチン質に頼りすぎて、麺自体の食感や小麦の旨味バイタルが完全に死んじゃってるよね。これ、高級食材のネームバリューで誤魔化してるだけの、中身がスカスカなブランドエラーデータだよ」

「――な、何だと……っ!? 鉄の馬車に乗った無礼者が、我が至高のフカヒレラーメンを愚弄するか! スープに絡まぬうどんなど、この龍宮城の市場システムから今すぐ強制デリートしてくれるわ!」

「スープに絡まないんじゃなくて、お出汁と麺が『お互いを高め合っている』のよ! その狭い視野ルーティン、この一杯で完全に書き換えてあげます!」

私はワゴンのスライドドアをバシッと開き、新ロゴのエプロン姿で湯切りテボを構えた。

「ラーメン皇帝さん! あなたが高級食材のプライドだけで縛り付けているこの麺類界のシステムを、私たちの『全家臣統合・担々オペレーション』で完全にハッキングさせていただきます!」

今、麺類最強の座を懸けて茹ぎ上げるのは、これまでの旅の絆がすべてシンクロした、至高の『特製・濃厚シビ辛担々うどん』!

最高級魔導天日塩で限界まで鍛え、圧倒的なモチモチ感とコシを実現した純白の極太麺を大釜で躍らせる。

そして、ワゴンの特製中華鍋(熱効率4000%)を握る魔王バラド様の段取りが火を噴く!

「フン、我が主の麺を白い紐と呼んだ罪、その胃袋に刻み込んでやる」と、激辛カレー女王から譲り受けた『29界の特製スパイス』をベースに、高級ステーキ王の『極上霜降り肉のミンチ』をじっくりと炒め、濃厚でジューシーな特製肉味噌(炸醤肉末)を仕上げていく。

さらに、伊吹島産のいりこお出汁に特製の濃厚な練り胡麻を合わせ、隠し味にパフェ女王の『すりおろし果汁』をほんの一滴潜ませることで、奥深いコクと切れ味を両立させた究極の担々スープが完成する!

「セシリア様、チンゲン菜と自家製ラー油のデリバリーをお願いします!」

「はい、れいな様! 麺の絶対王者に、ネオサヌキの神髄をお見せしますわ!」

茹ぎ上がった極太麺に、濃厚な琥珀色のスープを注ぎ、肉味噌をドカンと盛り付ける!

「はい、お待たせしました! 出来立て熱々の濃厚担々うどんです! どちらが本物の麺類の頂点か、啜って確かめなさい!」

香ばしい胡麻の香りと、五感を刺激する花椒のシビれ、そしてお出汁の奥深い香りが龍宮城全体へ瞬時にデリバリーされると、皇帝の圧政に疲れていた中華擬人化の民たちが一斉にワゴンの前へ殺到した。

「ズズッ! ズババババッ!」

「……っ!? な、何だこれは……っ! 麺が太いからこそ、この濃厚な胡麻と肉の旨味がしっかりと表面にのっかり、噛み締めた瞬間に小麦の甘みとスープのコクが口の中で完璧に爆発ハッキングするぞ……!? 極細麺じゃ、この重量感のある美味さは絶対に受け止めきれない……!」

最初の一人が叫んだ。

そう、うどんの太さとコシは、スープを弾く欠陥ではなく、濃厚な旨味をがっしりと受け止め、咀嚼のたびに幸福度を限界突破させる「最高のプラットフォーム」だったのだ!

「美味い、美味すぎる! フカヒレの薄っぺらい味とは比較にならない、命の満足感だ!」

またたく間に何百人もの中華美少女・イケメンたちのバイタルが「幸福度100%」へと書き換わり、皇帝の玉座の前から完全に誰もいなくなった。

「ば、バカな……っ!? 我が誇り高きフカヒレの権威が、うどんという太い白い紐の中で、これほど完璧なスープの段取りとしてハッキングされてしまうというのか……っ!?」

皇帝フカヒレ三世は、己の王冠を落とし、プライドを粉々に砕かれてその場にガタガタと膝を突いて完全自滅ざまぁするのだった。

「フハハハ! 見たか、裸のラーメン皇帝よ」

バラド様がエプロンをなびかせ、不敵に笑う。

「我が主のうどんは、あらゆる食材の個性を統合し、新たな次元へと導く絶対の包容力オペレーションを持つ。お前の独りよがりの高級ラーメンなど、この圧倒的な『濃厚担々のハッキング』の前には、ただの不合理なダシ殻に過ぎんのだ!」

こうして、麺類最高峰の四神中華龍宮城すらもお出汁の段取りで完全制圧ハッキングしたサテライトワゴン。

多次元移動販売カーの進撃は、麺類の常識すらもハッキングし、誰も追いつけない次なるグルメのオペレーションへと向けて、そのアクセルをさらに爆音で轟かせるのだった!

第89話をお読みいただきありがとうございました!

第二部の天王山である四神中華龍宮城にて、うどんをバカにしていたフカヒレラーメン皇帝を、これまでの家臣たちの力を結集した「特製・濃厚シビ辛担々うどん」の完璧なチームワーク(段取り)で完全ざまぁ(ファン化)いたしました!(大爆笑)

太麺だからこその圧倒的な満足感、これぞネオサヌキの現場力の完全勝利ですね!

次は1時間後、第90話!

ラーメン皇帝すらもハッキングして、トッピング(家臣)に「特製高級フカヒレ」を加えたサテライトワゴン一同。

いよいよ第二部もクライマックスへ! 次なるエリアに進むと、そこはなんと『すべての高級食材や宮廷料理が擬人化して、貴族として君臨している、美食至上主義・セントラル・キッチン』!?

そこでは、第二部のラスボスである傲慢な「総料理長トリュフ伯爵」が、大衆食を「下賤の食べ物」として完全に市場から追放しようとしており……!?

次なる舞台は、第二部の最終決戦! すべての家臣の力を解放した「究極のフカヒレ肉カレー天ぷらうどん」で、世界の美食システムそのものをハッキングする、大完結ざまぁバトルが勃発して――!?

「担々うどんのシンクロ最高!」「ラーメン皇帝がダシ殻にw」「次は第二部最終決戦、全部乗せざまぁ!?」と思ったら、ぜひ作品へのブックマークと、評価の【星5】をポチッとお願いします!

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