『パフェ女王に「甘くないのは悪」と駄々をこねられましたが、冷やし梅おろしうどんのリアルを胃袋に叩き込みました』
皆様、いつも本当にありがとうございます!
激辛カレー魔界にて、恐怖支配を敷いていたツンデレヤンキー女王カプサイシン姫を「特製・和風クリーミーカレーうどん」のまろやかなお出汁で完全デレデレざまぁ(ファン化)した前話、たくさんの「辛味とお出汁のツンデレハッキング最高w」という応援をいただき大感激です!
さて、カプサイシン姫の特製スパイスを家臣に加えた我がサテライトワゴン。
次なるエリアに到着すると、そこは一面ピンクの雲とチョコレートの川が流れる、すべてのスイーツがわがままなロリ美少女に擬人化している『砂糖菓子フェアリーランド』でした。
そこで市場を我が物顔で支配していたのは、「甘みこそが正義! 甘くない料理なんて全部お菓子の刑よ!」と駄々をこねる、超わがままなパフェの女王『プリンセス・パルフェ』。
街の民の健康バイタルを砂糖過多で崩壊させているロリ女王に、職人聖女がキンキンに冷えたお出汁と酸味の「大人の段取り」を教え込みます!
砂糖菓子フェアリーランドざまぁ(お仕置き)無双、いってみましょう!
「――もーう! なによその白くて可愛くない紐はッ! そんなの全然キラキラしてないし、甘くもないから死刑(お菓子の刑)よ! 世界は全部チョコレートとホイップクリームで満たされるべきなんだからーっ!」
お城全体がマカロンでできた、砂糖菓子フェアリーランドの中央広場。
イチゴのティアラを頭に乗せ、フリフリのドレスを着たロリ美少女――高級パフェの女王『プリンセス・パルフェ』が、スプーンの杖を振り回してわがままに地団駄を踏んでいた。
広場のあちこちでは、過剰な糖分摂取によって「もう甘いものは無理……」「塩気が欲しい……お漬物をくれ……」と、虫歯と胃もたれで虫の息になっているお菓子擬人化の民たちが倒れ伏している。これがこのエリアの不条理な絶対ルーティン(法)らしい。
「ちょっと、そこのシュガー過多な迷子のお嬢ちゃん」
ワゴンの運転席からコーラを持ったシン君が顔を出し、サイバーゴーグルをピコピコと光らせて呆れたようにため息をついた。
「さっきからこの街の血糖値データ(ログ)をスキャンしてるんだけどさ……。ただ甘みを限界突破させてるだけで、ミネラルと塩分が完全にマイナス領域だよ。これ、市民の健康バイタルを崩壊させてる致命的なエラーデータだし、ぶっちゃけ全員飽きてるよ」
「――な、なんですってぇーっ!? 鉄の箱に乗ったくせに生意気よッ! パフェはいつだって女の子の憧れなの! 甘くない料理なんて、ただの泥水と同じなんだから! その不細工な紐ごと、メルトチョコレートの濁流でベタベタのギトギトにしてあげるーっ!」
「泥水かどうかは、このお出汁と酸味の『完璧なリフレッシュ(段取り)』を味わってから言いなさい!」
私はワゴンのスライドドアをバシッと開き、新ロゴのエプロン姿で湯切りテボを構えた。
「パフェ女王さん! あなたが甘やかしすぎて崩壊しかけているこの市場を、私たちの『極冷・塩気ハッキングオペレーション』で完全に胃袋から救済させていただきます!」
今茹ぎ上げるのは、甘ったるい脳内を一瞬で覚醒させる、極冷の『特製・冷やし梅おろしぶっかけうどん』!
最高級魔導天日塩で限界までコシを引き出した純白の麺を大釜で躍らせ、茹ぎ上がった瞬間に氷魔石を敷き詰めた冷水でバシィィィン!と締める。
器に盛った麺の上には、前世の現場力を活かして大根を大量にすり下ろした「特製雪解けみぞれ」、そして中央には、大粒でジューシーな「最高級紀州魔導塩梅」をドカンと鎮座させる!
仕上げに、前話で家臣になったステーキ王の肉汁とカレー女王のスパイス(今回はあえて隠し味程度の隠密オペレーション)を潜ませた、キンキンに冷やした伊吹島産いりこの薄口醤油お出汁をドバドバとぶっかける!
「セシリア様、仕上げの刻み大葉とシャキシャキのミョウガの段取りを!」
「はい、れいな様! 甘えに溺れた迷い子たちよ、このお出汁の清涼感に目覚めるがいいですわ!」
涼やかなガラスの器に盛られた至高の一杯を、カウンターへバシッと差し出す。
「はい、お待たせしました! 氷締め梅おろしぶっかけうどんです! 甘みの中にしかない偽りの幸せから、これで目を覚ましなさい!」
爽やかな大葉の香りと、お出汁のキリッとした塩気、そして梅の酸っぱくて上品な香りがフェアリーランド全体へデリバリーされると、胃もたれで倒れていた民たちがゾンビのようにワゴンの前へ這い寄ってきた。
「ズズッ! ズババババッ!」
「……っ!? う、うわあああああーーーっッ! なにこれ、冷たくて、酸っぱくて……お出汁の塩気が、砂糖でドロドロだった私の五臓六腑に染み渡っていく……っ! 麺のコシがパキパキで、噛むたびに生き返るようだわ……!」
最初の一人――チョコレートの妖精「ショコラちゃん」が、涙を流して丼を抱え込んだ。
そう、糖分に狂った胃袋が本当に求めていたのは、過剰な甘みではなく、お出汁の「塩気」と梅の「酸味」という、味覚のパラダイムシフト(段取り)だったのだ!
「美味い、美味すぎる! もうパフェなんて見たくもない! このうどんの汁を浴びるように飲みたい!」
またたく間に何百人ものお菓子美少女たちのバイタルが「幸福度100%(健康度回復)」へと書き換わり、プリンセス・パルフェの前に誰もいなくなった。
「な、なによこれぇぇぇッ!? 私の可愛いマカロンやチョコレートたちが、お出汁の酸っぱさにハッキングされて、全然甘えてくれなくなっちゃったじゃないのよぉぉぉっ! ……でも、ズズッ……、ううっ、酸っぱいけど、お出汁が美味しすぎてスプーンが止まらないよぉ……っ!(幼児退行大号泣)」
パフェ女王プリンセス・パルフェは、己の敗北を認め、お出汁のリアルに胃袋を完全ハッキング(救済&ファン化)されてワンワンと泣きじゃくるのだった。
「フハハハ! 見たか、わがままな甘みの女王よ」
バラド様がエプロンをなびかせ、腕を組んで傲然と見下ろす。
「我が主の料理は、溺れるような甘みすらも一瞬で覚醒させる絶対のリアル(段取り)を持つ。お前の独りよがりの高級パフェなど、この圧倒的な『冷やし梅おろしのハッキング』の前には、ただの虫歯のデータに過ぎんのだ!」
こうして、砂糖菓子フェアリーランドの胃袋すらもお出汁の段取りで完全制圧したサテライトワゴン。
多次元移動販売カーの進撃は、甘味の意思すらもキリッとハッキングし、誰も追いつけない次なるグルメのオペレーションへと向けて、そのアクセルをさらに爆音で轟かせるのだった!
第88話をお読みいただきありがとうございました!
砂糖菓子フェアリーランドに毆り込みをかけたサテライトワゴン、わがままロリ女王プリンセス・パルフェを「冷やし梅おろしぶっかけうどん」の圧倒的な清涼感と塩気の段取りで完全ざまぁ(お仕置き&ファン化)いたしました!(大爆笑)
甘ったるい世界に叩き込むお出汁のリアル、これぞネオサヌキの現場力の真骨頂ですね!
次は1時間後、第89話!
パフェ女王たちをハッキングして、トッピング(家臣)に「特製・すりおろし果汁」を加えたサテライトワゴン一同。
第二部のエリアを次々と制圧するレイナ店長たちの前に、ついにグルメ擬人化世界の最高権威、すべての中華料理やラーメンを統べる『四神中華龍宮城』からの招待状(挑戦状)が届いて……!?
そこでは、傲慢な「高級フカヒレラーメンの皇帝」が、東洋の麺類の頂点としてうどんを「ただの太った白い紐」と完全に見下しており……!?
次なる舞台は、第二部の天王山、麺類最強の座を賭けた「特製・坦々うどんVSフカヒレラーメン」の究極の麺バトルハッキングざまぁが勃発して――!?
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