表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『最果ての出汁聖女・れいな 〜追放されたけど、伝説の魔獣と呪われ騎士に究極スープを献上したら、いつの間にか最強の村ができました〜』   作者: Zacku


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
79/86

第79話:『宇宙の危機を救ったら、時空管理者から「次元を越えて移動できる最強の屋台車」を贈呈されました』

皆様、いつも本当にありがとうございます!

胃もたれマックスの最高神たちに、キンキンに冷えた「すだち冷やしぶっかけうどん」を一斉デリバリーして神界を全面降伏させた前話、たくさんの「神々がうどん啜る絵面がシュールすぎるw」という感想をいただき大感激です!

本日は、神界ケータリングの大成功によって銀河消滅の危機(?)を見事に回避した我がサテライトキッチン一同。

安堵の涙を流す時空管理者様から、お出汁の外交の報酬として、前代未聞の超チートインフラをプレゼントされます。

それは、あらゆる時間、あらゆる空間へと一瞬でアクセスできる、夢の「多次元移動販売カー」!?

サテライトキッチンのオペレーションが、いよいよ時空の概念すらハッキングする新展開、いってみましょう!

「――おおお、聖女れいな殿! 本当に、本当によくぞ全宇宙の最高神たちの胃袋を救ってくれた! おかげで破壊神ヴィシュヌもすっかり上機嫌になり、第7銀河系の消滅危機は完全に回避されたぞ!」

神界の大ホールの片隅で、時空管理者様がハンカチで涙を拭いながら、私の両手をがっしりと握りしめて激しく感謝していた。

周りを見渡せば、1000人の最高神たちが満足そうに大きなお腹をさすりながら、光のゲートを通ってそれぞれの次元へと帰っていくところだった。彼らのバイタルデータは、全員が「健康・幸福度100%」を指している。

「時空管理者様、喜んでもらえて良かったです。相手が神様でも、お腹が空いた時に一番食べたい『段取り(メニュー)』を合わせるのが職人の基本ですから」

私が新ロゴのエプロンをパシッと正して微笑むと、時空管理者様は「素晴らしい……これこそ真の聖女のオペレーションだ!」と再び目を輝かせた。

「そこでだ、れいな殿。この宇宙規模の功績に対する、神界からの特別な報酬インフラを受け取ってほしい。……シン君、君の端末へ、管理権限のデータを転送したぞ」

「ん? ボクのサーバーに何かもの凄い大容量のオブジェクトデータが滑り込んできたね……」

カウンター席でコーラを飲んでいたシン君が、サイバーゴーグルをピコピコと明滅させ、キーボードを爆速で叩き始めた。次の瞬間、シン君が「えっ……」と珍しく素で驚いた声をあげた。

「ちょっと店長、これを見てよ。時空管理者様、とんでもないものをボクたちにプレゼントしてくれたみたいだ」

シン君が空間に展開した3Dホログラム画面には、見慣れたサテライトキッチンの厨房が、そのまま頑丈な『大型キッチンカー(移動販売車)』の形に変形したような、未来的な乗り物の設計図が映し出されていた。

「それは我が神界の技術の結晶、【多次元・移動式サテライト店舗車(次元ハッキング・ワゴン)】だ!」

時空管理者様が胸を張って解説する。

「その車両は、シン君のOSと直結することで、全次元、全宇宙、さらには『過去や未来の時間軸』へすらも、一瞬で空間跳躍マルチワープして店舗を展開できる。しかも、熱効率4000%の茹で機や、ネオサヌキの自動発注システムもすべて完全内蔵オンボードされているのだ!」

「な、何ですって……!? 次元の壁どころか、時間まで超えてうどんを移動販売できるの!?」

私が湯切りテボを落としそうになるのを、横から魔王バラドがガシッと受け止めた。

「ククク……。過去や未来、あらゆる時空の戦場や飢民の元へ、一瞬で我が主の『茹でたて』をデリバリーできるというわけか。時空の管理者にしては、最高に気の利いた段取りを用意したではないか」

魔王バラドが腕を組んで不敵に笑う。

「うん、これならボクの自動発注AIが『どこかの時空で飢餓イベントが発生した』と検知した瞬間に、自動でアクセルを踏んで、ゼロタイムで現地の民の胃袋をハッキング(救済)しに行ける。まさに最強のオンデマンド・キッチンだね」

シン君も楽しそうに端末をパチパチ叩き、早くも車両のカスタマイズプロトコルを組み始めている。

「ふふ、れいな様。これで人間の国、魔王領、帝国、魔法王国、そして神界を越えて、私たちは『時空最強の移動式うどん屋さん』になってしまいましたわね!」

セシリア王女が、誇らしげに胸を張って微笑んだ。

「よし……! どこに行っても、どんな時代でも、お腹を空かせた人がいるなら、私たちはこのサテライトワゴンで駆けつけましょう!」

私がテボをパシッと叩いて決意を新たにすると、時空管理者様から贈られた虹色の光が厨房全体を包み込み、店舗がガシャガシャと音を立てて、世界で唯一無二の「最強の多次元移動販売カー」へと変形を遂げていくのだった。

人間の歴史も、神々の理もすべてをお出汁の段取りでハッキングしたサテライトキッチン。

次なる舞台は、時空を超えたあらゆる「飢え」と「マウント」を粉砕する、前代未聞の『多次元移動販売無双編』へと、そのエンジンを爆音で轟かせるのだった!

第79話をお読みいただきありがとうございました!

神界ケータリングの報酬として、ついに時間も空間も超える「多次元・移動式サテライト店舗車」を手に入れたレイナ店長!(大興奮)

サテライトキッチンの機動力がついにSF・神話レベルのチートインフラと合体してしまいました。

これでどんな時空のトラブル現場(マウント現場)にも、茹でたての麺を持って一瞬で突撃できますね!

第80話!

新装備のテスト走行(時空ワープ)を試したサテライトワゴン一同。

到着したのは、なんと100年前の「大飢饉に苦しむとある辺境の村」。そこでは、私腹を肥やす悪徳領主が「下民どもに食わせる麦などない!」と民を虐げており……!?

過去の時代に突然現れた最強のハイテクうどん屋が、100年前の悪党を一瞬で歴史ごとハッキングざまぁして――!?

「移動販売車のスケールが違いすぎるw」「時空を超えたデリバリー」「100年前の悪徳領主ざまぁの予感!」と思ったら、ぜひ作品へのブックマークと、評価の【星5】をポチッとお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ