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『最果ての出汁聖女・れいな 〜追放されたけど、伝説の魔獣と呪われ騎士に究極スープを献上したら、いつの間にか最強の村ができました〜』   作者: Zacku


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第40話:『王都の真上で出汁を取る。私を見捨てた国王様、空から降る「最高の香り」に悶絶してください』

皆様、累計3,400 PV突破! 日曜の夜、お出汁の香りに集まっていただき感謝です。

ついに、空飛ぶうどん屋は因縁の場所――「王都」の真上へ。

私を追放し、食べる楽しみを忘れた連中の頭上で、特大の「飯テロ」を仕掛けます。

ざまぁの茹で加減は、バリカタでお願いします!

「……見えたわ。あそこが、私をゴミのように捨てた場所」

空飛ぶ店舗のデッキから見下ろすと、煌びやかな王都が広がっていた。

かつて私は、あそこの厨房で「泥水のようなスープ」だと罵られ、雨の日に追い出された。

「店長、準備はいい? ちょうど今、城では晩餐会が開かれてるみたいだよ。……僕が少し、風向きを調整してあげようか?」

バイトのシン(建国王)が、不敵な笑みを浮かべて指を鳴らす。

「お願い、シン君。王都中の鼻腔を、私のお出汁でジャックしてあげる!」

私は特大の寸胴鍋に、最高級の「天の鰹節」と「月の雫」を投入した。

沸騰と共に立ち上る、黄金色の湯気。

それがシンの魔法によって、巨大な龍のような形を成し、王都の街並みへと一気に流れ込んでいく。

「……っ!? なんだ、この香りは!」

「城の料理が、まるで砂を噛んでいるようだ! 外から漂ってくるこの香りを吸い込まずにいられない!」

王都中の人々が、晩餐会を投げ出して空を見上げた。

そこには、七色に輝く湯気に包まれた、伝説の「空飛ぶうどん屋」のシルエット。

「あ、あれは……追放したはずの聖女、れいなではないか!?」

城のバルコニーに飛び出してきた国王と、私を追い出した料理長が、驚愕で顔を歪めている。

「残念でした。もう、このお出汁はあなたたちには一口もあげないわ。……さあ、シン君! 王都の広場に降りて、並んでくれている『市民』の人たちだけに、最高の一杯を振る舞いましょう!」

王侯貴族が指をくわえて見つめる中、私たちは優雅に王都へと降下を開始した。

第40話をお読みいただきありがとうございました!

王都の頭上でお出汁を煮込む。これ以上の嫌がらせ……いえ、ご褒美はありませんね(笑)。

第41話!

目の前でうどんを食べられる国王たち。我慢の限界に達した彼らが、なりふり構わず「一口くれ!」と迫ってきますが……?

「最高のざまぁ!」「香りで攻めるの斬新w」と思ったら、ぜひ評価の【星5】をお願いします!

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