第23話:『【第一部完】荒野に咲いた黄金の出汁。私はもう、どこへも行きません』
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そして、この「24時間連続投稿」にお付き合いいただき、本当にありがとうございます。
累計PVも驚くほどの伸びを見せ、皆様の応援が私の力になっています。
追放されたあの日、絶望の中にいた私が、皆様(読者様)と、この荒野の仲間に支えられて辿り着いた、ひとつの答え。
第一部の締めくくり、心を込めてお届けします!
王都の騎士団三千人が、武器を置いて丼を抱えている。
その光景を、荒野の丘の上から眺めながら、私は深く息を吐いた。
「……れいな。お疲れ様」
シルバーが、そっと私の肩に大きな頭を預けてくる。
ドワーフのガラムも、エルフのリーシャも、そして人魚のメロウも、みんなが温かい目で見守ってくれていた。
かつて私は、聖女としての力が「足りない」と言われて捨てられた。
けれど、今ならわかる。私の力は、誰かを傷つけるための光ではなく、誰かのお腹と心を満たすための、この「お出汁の黄金色」だったんだ。
「れいな様。ここを、本当の『国』にしましょう」
フランチェスカ王女が、私の手を取って微笑む。
「身分も、種族も、過去も関係ない。ただ『美味しい』と笑い合える、世界で一番優しい国を」
私の目から、一粒の涙がこぼれ、お出汁の海へと溶けていった。
それは悲しい涙じゃない。未来への希望の味。
「ええ……。私、もうどこへも行かない。ここで、みんなのために、一生うどんを打ち続けるわ」
空を見上げれば、お出汁の湯気が雲となり、荒野に優しい雨を降らせている。
不毛の地と呼ばれたここは今、世界中から愛される「美食の聖域」となったのだ。
『第一部:荒野の独立国家編 ―完―』
最後までお読みいただき、本当に、本当にありがとうございました……!
れいなと仲間たちの第一歩が、ここで完結しました。
ですが、物語は終わりません!
午後からは【第二部:世界食材探求編】が始まります!
空飛ぶクジラから取れる究極の「煮干し」?
食べると魔力が無限に湧き出る「伝説のキノコ」?
れいなのうどんは、さらに進化していきます。
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