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『最果ての出汁聖女・れいな 〜追放されたけど、伝説の魔獣と呪われ騎士に究極スープを献上したら、いつの間にか最強の村ができました〜』   作者: Zacku


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第21話:『「ここは世界の胃袋だ」。大陸中の王族が集まる「第一回・荒野うどん会議」が開催されます』

お読みいただきありがとうございます!

24時間連続投稿・第9弾!

カイル公爵を追い返したのも束の間。荒野の香りは、さらに遠くの国々へと届いていました。

もはや一介の食堂ではありません。ここは、大陸の運命を左右する「聖域」となったのです。

伝説が加速する瞬間を、ぜひご覧ください!

カイル公爵が逃げ帰った数日後。荒野の地平線は、各国の豪華な馬車と、空飛ぶ竜騎士たちの影で埋め尽くされていた。

「これほどまでの多種多様な種族が集まるとはな……」

ドワーフのガラムが、腕を組みながら感嘆の声を漏らす。

そこには、隣国の国王、エルフの長老、さらには深海から使者を送ってきた人魚の王までが、一列に並んでいた。

目的はただ一つ。れいなが打ち出す、あの一杯を口にすること。

「皆様、本日はようこそ。……ですが、ここでは王族も平民も関係ありません。並んだ順にお出ししますわ」

私の言葉に、並み居る権力者たちが一斉に頷く。

「もちろんです、聖女様。このお出汁を前にして、不敬を働く者などこの大陸にはおりません」

一国の王が、まるで少年のように目を輝かせて丼を待つ光景。

会議の内容は、領土問題でも関税でもない。

「いかにして、このうどんを世界に普及させるか」

「このお出汁の平和を、全国家で守り抜くこと」

いつしか人々は、この場所を敬意を込めてこう呼ぶようになった。

――世界の胃袋、または、黄金の聖域と。

「さて、今日は特別に『揚げたての海老天』も付けちゃいましょうか!」

私のその一言で、大陸の首脳陣から、地響きのような歓声が上がった。

第21話をお読みいただきありがとうございました!

ついに世界を動かす存在になったれいな。うどん一つで平和が訪れようとしています。

次は1時間後、第22話!

面白くないのは、面目を潰された王都側。

ついに「宣戦布告」が届きますが……お出汁の力は、軍隊すらも変えてしまいます。

「うどん会議混ざりたい!」「王様たちが可愛く見えてきたw」と思ったら、ぜひ【星5】の評価をお願いします!

頂点まで、あと少し!

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