第167話:『労働大臣に「労働力という名の燃料」と使い潰されかけましたが、勤労感謝メガ盛りお出汁うどんで労働省ごとハッキングしてやりました』
皆様、熱い応援を本当にありがとうございました!
監察官の過酷残業を「牛すき月見」、給与男爵の安月給を「大海老天かき揚げ」、有休拒絶公爵の不休強制を「牛すじカレー」、労災隠し大公の自己責任論を「薬膳生姜餡掛け」で完全ざまぁ&ホワイト化してきたサテライトワゴン。
ついに、労働省の最深部『ブラック労働総本山・中央総括室』へ到達!
そこに君臨するのは、「フハハ! 人間など国家という巨大な歯車を回す『燃料』に過ぎん! 我が構築した絶対不休管理システム『ブラック・ワーク・エンジン』により、死ぬまで不眠不休で働かせて国の生産性を極大化してやる!」と冷酷に笑う、労働省の最高権力者『絶対労働省大臣:ブラック総帥』。
働く人の命や喜びを効率と数値だけで切り捨てる「絶対ブラック労働カースト」を、これまでの労働編で生み出した最高のトッピングを結集させた「特製ネオサヌキ労働至高お出汁うどん」で、労働省の不休統制システムごと丸ごと美味しくハッキングします!
「――フハハハ! 愚かな労働者どもめ! 休息や権利など生産性を下げる害毒! 我が構築した『ブラック・ワーク・エンジン』において、全王民は24時間365日働き続ける永久燃料! 泣き言を言う者は即刻、極限労働区画へ送還して使い潰してやる!」
労働省の最深部、全王民の労働メーターとリアルタイム過労率が巨大モニターに表示される中央総括室。
『絶対労働省大臣:ブラック総帥』は、冷酷な高笑いを浮かべながら、全王民への全自動無休労働命令スイッチに手をかけていた。
傍らには、ホワイト化されたブラック(牛すき煮込み師)、ペイ(天ぷら揚げ師)、ホリデーなし(カレーお出汁職人)、ゼロ安全(海鮮団子蒸し師)が、自慢のトッピングを胸に抱えて立ち並んでいる。
「――働く人をただの燃料として使い捨てるなんて、絶対に許さないわ!」
サテライトワゴンが中央総括室の重厚な鉄扉を豪快に吹き破って突入! 私は特製お玉と湯切りテボを構え、ブラック総帥に向かって力強く言い放った!
「大臣さん! あなたが『燃料』と切り捨て踏みにじんだ働く人々の汗と情熱を、私たちの『労働至上メガ盛りお出汁うどん』の圧倒的な活力と包容力で、誰もが報われる温かな労いとして全肯定ハッキングさせていただきます!」
「何だと……!? 幹部どもを洗脳したと思えば、料理ごときで我が絶対不休システムに刃向かうか! 労働警備隊、全員の勤労権を剥奪し終身強制労働に処せ!」
「処されるのは、人の生命と尊厳を無視したあなたの異常な過労搾取論です!」
シン君がワゴンのブースターエンジンを限界突破させ、大鍋のコンロをオーバーヒート(最大加熱)!
「セシリア様、ブラックさん、ペイさん、ホリデーなしさん、ゼロ安全さん! 全労働トッピングの段取り、同時連結オペレーション開始です!」
大鍋で豪快に沸き立つのは、鰹といりこの黄金お出汁に、牛すき煮の旨味とカレーのスパイス、生姜の温もりが融合した濃密お出汁!
そこへ投入されるのは、ブラックが仕上げた『甘辛牛すき煮』!
ペイがカラッと揚げた『サクサク大海老天』!
ホリデーなしがじっくり煮込んだ『トロトロ牛すじカレー』!
ゼロ安全がふんわり蒸し上げた『海鮮団子と薬膳生姜餡』!
最高級天日塩で鍛え抜かれたネオサヌキ極太麺に、働く人を労う至高の段取りが丼の中で奇跡の融合を果たし、圧倒的な熱気と香ばしい湯気が総括室全体を吹き荒れた!
「労働大臣! あなたの過労と効率で真っ黒に染まった心臓に、このお肉の活力と衣の香ばしさ、スパイスと生姜の温もりをぶち込むわ!」
「ズズズッ! ズババババッ!」
一口食べた総帥の口内で、甘辛い肉の旨味、海老の香ばしさ、カレーのスパイシーな活惑、餡掛けのやさしい温もりが奇跡の勤労和を奏でる!
「……な、なんだこの……一口味わうごとに疲れ切った全身の細胞が歓喜で満たされ、涙が溢れ出していくような圧倒的な快力は……ッ!? 濃密な旨味とスパイスの刺激、そして餡掛けの温もりが完璧に調和している……ッ!? 労働の真の価値とは、人間を使い潰す『効率』ではなく、こうして互いの労苦を讃え合い、温かく労い合う『喜びと還元』だったのか……ッ!?」
ブラック総帥の目からボロボロと大粒の涙が溢れ出し、冷酷な仮面が木っ端微塵に砕け散る!
その瞬間、シン君が労働省の統括データベースを完全ハッキング!
「見てください総帥! あなたが『燃料』と切り捨てようとしていた労働者たちの笑顔と健康こそが、この国を真に豊かにする最高の『活力の源』だったんです!」
画面には、全自動無休命令の即時破棄と、週休3日・適時昇給・健康第一を掲げる「新時代ホワイト労働推進カリキュラム」が上書き(アップデート)され、全王国内に一斉開示された!
「ぐあああああ……っ!! 私の完璧な絶対不休システムが、メガ盛りお出汁うどんごときにハッキングされて、旨味と温もりで完全に溶かされてしまった……っ! 旨すぎて、残業命令なんてどうでもよくなった……っ!」
ブラック総帥は管理端末を投げ捨て、己の過ちを悔い改めるかのように、最後の一滴までお出汁を飲み干して大号泣した。
後日、王立絶対労働省は「効率や数字ではなく、働く人の健康と幸せを第一に考える『ホワイト労働推進省』」へと完全移行。ブラック・ワーク・エンジンは永久凍結された。
総帥は大臣の座を辞し、今では労働省の巨大まかない食堂で、元幹部たちと共に「労働メガ盛りうどんの総料理長」として、毎日働くすべての人々に笑顔で温かなうどんを振る舞うホワイトな存在へと生まれ変わったのだった。
こうして、王立労働省のブラックな暗雲すらも至高の段取りで平らげたサテライトワゴン。
人々の健康と働く喜びを取り戻したレイナたちは、晴れやかな笑顔で、次なる冒険の世界へとアクセルを踏み込むのだった!
第167話、労働編・大完結! お読みいただき本当にありがとうございました!
最終決戦、絶対労働省大臣ブラック総帥を「ブラック労働カースト完全崩壊・特製ネオサヌキブラックハッキング特大メガ盛り労働至高お出汁うどん」で完全ハッキングし、まかない食堂の総料理長へとホワイト化いたしました!(大爆笑)
これにて、『王立絶対労働省・ブラック超勤庁編』は堂々の完結です!
いつも熱い応援、コメント、心から感謝いたします!
次回からは……なんと『新章開幕』!!
次の舞台は、王国の「エンタメ・芸術・文化・創作データ」を独占し、すべての作品を「数字・PV・効率・トレンド」だけで選別し、打ち切りと酷評を連発する『王立絶対文化省・トレンド検閲庁編』!
最初の刺客は、数字の低い作品を容赦なく破棄・打ち切りにする『冷酷打ち切り検閲官:キャンセラー(38)』!
職人聖女が、創作に疲れたクリエイターの心を力強く励ます、極上の「熱々ジューシー・特製ダブルカツとコク旨濃厚和風カレーお出汁うどん」で、打ち切り文化カーストを完全ハッキングする大ざまぁ回をお届けします!
「労働編完結おめでとうございます!」「メガ盛り労働うどん、トッピング豪華すぎて絶対に美味いやつ!」「次は文化省・トレンド検閲庁編!? ダブルカツカレーうどんでどう打ち切り文化をホワイト化するのか楽しみすぎる!!w」と思ったら、ぜひ作品へのブックマークと、評価の【星5】をポチッとお願いいたします!!




