第16話:『王都の給食が完全にストップ。元凶の神官たちが、空腹に耐えかねて変装して行列に並んでいる件』
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本日500PV突破目前、24時間連続投稿・第4弾!
荒野がお出汁とカレーの香りで多幸感に包まれる一方、王都は大変なことになっていました。
れいなを追い出した報いを受ける時が来たようです。
ぜひ、お出汁をすすりながらスカッとしていってください!
「……ひもじい。もう、三日もまともなスープを飲んでいない……」
王都、聖教会の地下。
かつてれいなを「無能」と罵り、追い出した神官たちは、今や見る影もなく窶れ果てていた。
れいなが去ってからというもの、教会の食事は「味のしない泥水」のようになり、高慢だった大司教ですら食欲を失い、寝込んでいる始末。
「聞いたか? 最果ての荒野に、伝説の聖女が作る『黄金のうどん』があるらしいぞ」
「ああ、一口食べれば魔力が回復し、二口食べれば天国が見えるという……」
彼らはもはやプライドをかなぐり捨てた。
汚れた旅人の服を纏い、顔をフードで隠し、数日かけて荒野へとやってきたのだ。
「……ここか。信じられん、こんな荒野にこれほどの人だかりが……」
彼らの鼻を突いたのは、食欲を暴力的に刺激するカレーとお出汁の香り。
行列の最後尾に並び、ようやく自分たちの番が回ってきた時、カウンターに立っていたのは――
「いらっしゃいませ。……あら? その独特な歩き方、どこかでお会いしたかしら?」
微笑むれいな。その隣には、低く唸り声を上げるシルバー。
そして、「あら、教会の皆様。このような場所で何をしてらっしゃいますの?」と、優雅にカレーうどんをすするフランチェスカ王女の姿があった。
「「「……ひ、ひぃぃぃぃ!!」」」
正体がバレた神官たちは、うどんを一口も食べられないまま、腰を抜かしてその場にへたり込んだ。
第16話をお読みいただきありがとうございました!
敵役の惨めな姿、最高にスカッとしますね(笑)。
次は1時間後、第17話!
ついにドワーフの親方が「本気」を出します。荒野の景色が一変する、内政チート回です!
「もっとざまぁして!」「れいな様かっこいい!」と思ったら、ぜひ評価の【星5】をお願いします!ランキング1位、見えてきました!




