第47話 一番乗りでガチャ
「へぇ、こんな神社できたんですね」
「ええ。今日できました」
「出来立てですね。もしかして僕らが一番乗り?」
「はい」
「なんかいいこと、ありますか?」
「はい。ガチャが引けます」
ガチャが何か理解できていない冒険者4人。
ガチャを引くための手順を教えてあげる。
「今、欲しい物ってありますか?」
「とりあえずポーションかな」
「ああ。確かに、ですね」
傷だらけの彼らは、まずはポーションをご所望ですね。
ぴかっ。コロコロコロ。
《上級ポーション:☆☆☆》
「うわ、すげー。上級ポーションだ。こんな高いの使えないよ」
「だいたい、どうやって出てきたんだ?」
「魔法だろ、これの」
ガチャがどんな物かだいたい理解してみたい。
次は魔法使いの男ね。
ぴかっ。コロコロコロ。
《女装セット:☆》
「なんだ、それ?」
「えーっと、変装するセットみたいぞ」
「・・・」
「なんで、そんな物が出てくるんだ?」
「きっと、これから必要になるんだろう」
冒険者達はそんなことを言っていたけど、私はどうもその魔法使いの趣味だと思うなぁ。
まぁ、いいけど。
次は剣士その2ね。
ぴかっ。コロコロコロ。
《ミスリルの剣:☆☆☆☆》
「おおーっ。ミスリルの剣だ。それも僕にちょうどいい長さ」
剣を振り回して喜んでいる。
「いいの出したな。最後は俺だ」
ぴかっ。コロコロコロ。
《魔物の鐘:☆☆☆》
「なんだ、これ?」
「あ、聞いたことある。魔物を呼び集める鐘だ。それを鳴らすと近くにいる魔物が集まってくるんだ」
「どれだけ戦いたいんだよ、お前」
「当たり前だろ。経験値あげなきゃ強くなれないから」
それぞれが自分の欲しいアイテムをゲットできたところで。
「お茶していきませんか?クリス・ティーサロンで」




