第6章 下りる帳と上がる幕
すみません晩餐は次回になりました……
場面転換が多い本話ですが、史実では「主人は晩餐に備えてゆったりと準備(使用人にしてもらう)したり休憩しているのに対し、護衛を含む従者は忙しい」という時間帯です。
その目まぐるしさを意識しました。
アンドリアとテルツァ、エンマが一続きの部屋へ案内されていた頃。タッデオはホテル・ルナ・クレシェンテ・コンヴェントの離れ兼高級レストランとして使われている、旧見張り塔が建つ断崖の岬を登攀していた。
「はあっ、はぁッ……水中、どころか、登攀っ、訓練、もじゃないかよ……!」
凹凸があるため手足を掛けるには困らないが、ほぼ垂直な岸壁である。彼は切れ切れに毒づいた。
ここまで約四百ブラッチョ(メートルに同じ)を全速力で泳いできたため、タッデオは息が上がっている。そんな彼を待ち受けていたのは高さ約二十ブラッチョの絶壁であった。タッデオは目の前が真っ暗になり、口から「ああ」とも「うう」ともつかぬ声が漏れる。だがこれを登らなければホテルには辿り着けない。遅れれば副団長からどのような懲罰を追加されるか分かったものではなく、彼には全力で登攀する以外の選択肢が存在していなかった。
(くそっ、自分の体質が腹立たしい)
身体強化の魔術を発動して駆け上がるか跳び上がれば話は早いが、タッデオにはその手段を採れない理由がある。旧見張り塔は約三百年前に建てられており、力加減を誤ることで岬を蹴り壊してしまえば旧見張り塔が倒壊しかねない。そうでなくとも宿泊客や高級レストラン利用客がいる建物に影響のある行為はできず、沿岸街道も断崖を削って造られたものであるため同様だ。加えてタッデオは身体強化の魔術が強く効きすぎるという体質の持ち主であった。魔力操作によって調整しても変化は小さく、ただよじ登ることすら岸壁を砕く恐れがある。そのため彼はこうして強化なしでの登攀を強いられていた。
「っ、しゃあッ……!」
旧見張り塔の敷地へと手を掛ける。タッデオは腕と背中の筋力でその身を持ち上げると塀を足場にして乗り越え、何とか登り切った。地面に座り込み、荒い息が整うのを待つ。
「じゅ、準備運動、なしで中距離、水泳と、登攀、って」
「楽しかったか?」
タッデオの肩が跳ね上がった。弾かれるように顔を上げると、上官が自分を見下ろしている。隣には部下二人も立っていた。
「え、あ、いや、その……え、エントランスで、お待ちの、筈では」
呆気にとられるタッデオ。代わりとばかりにマルコが答えた。
「公爵家の騎士がずぶ濡れでいたら、お嬢様にもホテルにもご迷惑が掛かりますよ、隊長」
「いや、ここで乾かしてから行くつもりだったぞ」
息切れを落ち着けたタッデオは反論するものの、「そうだとしても、海のにおいが凄いですよ。どうするつもりだったんですか」とぐうの音も出ない言葉に撃沈した。
「とにかく乾かしましょう。完全詠唱で申し訳ないですが合わせてください」
握った右手を左胸へ当てたマルコがそう告げると、右手に赤みを帯びた淡い光が生じていく。慌ててタッデオも詠唱に入った。
「万物の精霊よ、希わくは我が供物を納め、彼の者を抱く焔を我に預け給え」
「万物の精霊よ、希わくは我が供物を納め、我を包む風巻を我に預け給え」
赤光を帯びたマルコの手がタッデオへ翳される。
「優しき焔の請願『ペティティオー・フランマエ・ミティス』」
「荒ぶ風巻の請願『ペティティオー・トゥルビニス・サエウィ』」
彼等の詠唱する声に、精霊による精霊言語が重なった。炎と風、それぞれの精霊が二人の魔力を糧に魔法の発動へ手を貸した証だ。詠唱完了直後、タッデオの足元から熱を孕んだ風が巻き上がる。続けて白銀の光芒が彼の頭上に降り注いだ。
「あ……」
「何を呆けている」
完全無詠唱で浄化の魔法を掛けられたタッデオは再びヴァレンティーノを見上げる。温風だけではにおいが消えず、この場で完全無詠唱の浄化を使える者はヴァレンティーノしかいない。タッデオは立ち上がり一礼した。
「ありがとうございます」
「礼を言うべき相手はまだいるだろう」
タッデオが「あ」と小さく声を上げるとマルコへ向き直り「悪いマルコ、助かった」と頭を下げる。
「いえいえ。でも隊長、広場から降りたところに砂浜がありましたよね? 玉砂利や小石だらけの場所ですけど、海岸まで泳いで戻ってくる方が泳ぐ距離も短いですし、岬を登らずに済むから楽だったのでは? あ、でも濡れたまま人目のあるところを歩いてこられても、お嬢様や公爵家にご迷惑が掛かりますね。なら隊長のやり方が正しかったのかな? 流石は隊長、きちんと考えておられたんですね!」
笑顔とともに、マルコが左脇に抱えていた兜を差し出した。だがタッデオはそれどころではない。彼は限界まで目を見開き、愕然とした顔で小刻みに震えている。
「アッ、アァッ……ァ……!」
喉から絞り出したような声でうわ言を発しているタッデオ。マルコは横へ振り向き、先輩に当たる男を見上げて首をかしげた。
「どうしようサンドロさん、隊長が死霊魔導士になりました」
「マルコ、隊長の苗字は最初からリッチだ」
「放っておけ、行くぞ」
しばらく復活しそうにないため、サンドロがタッデオに肩を貸す。彼を半ば引きずる形で、歩き出すヴァレンティーノの後に続いた。渡しそびれた兜を再び小脇に抱え、マルコも歩き始める。
そうして彼等は、街道を挟んだ斜向かいにあるホテルへ入っていった。
アンドリアが峻也と話し始めて少し経つ頃、隣室ではエンマがテルツァと共に彼女の荷ほどきを終えるところであった。レディズ・コンパニオンは立場上ドレス等の私物が元々少ない。残りはテルツァ一人で問題ないと判断したエンマは、「ご入浴の支度をしてまいります」と告げ浴室へと向かう。
約十四ブラッチョクアドリ(平方メートルに同じ)のこの部屋は、女主人のためにレディズ・コンパニオンが控えておくための場所だ。隣接する一続きの部屋の応接室とは隠し扉で繋がっているが、現在は応接室側から簡易的に施錠されており、こちらから入ることができない。
修道士の小さな個室〝セル〟を改装し、水回りを後から組み込んだため、浴室は約二・四ブラッチョクアドリとお世辞にも広いとは言えなかった。王侯貴族や大富豪、名だたる芸術家や知識人が利用するホテルであっても、主人と従者という立場の違いによる待遇の差は、それ程までに隔絶していた。
(ガッロ夫人がお元気を取り戻してくだされば良いのですけど)
浴室へ入ったエンマは火と水の魔石による給湯の魔道具を起動し、浴槽へ湯を溜めていく。次はウォッシュスタンドと呼ばれる大理石の天板が付いた木製テーブルの置き位置を調節した。洗髪のため天板に置かれた陶器製の洗面器と水差しにも魔道具から湯を注ぎ、石鹸やビネガーリンス、タオルといった、入浴に必要な備品を確認する。準備が整ったところでエンマはテルツァへ声を掛けるため、浴室を出た。
隣接する一続きの部屋では、主寝室に運び込まれたトランクを開けるアンドリアの姿があった。教育修道院出院に際して、彼女が持ち帰ってきている物品は非常に少ない。制服指定であったため私服はなく、あるのは下着やハンカチ、裁縫道具程度だ。そのためトランクの中身である衣類と装身具、筆記用具等は、いずれもトゥスクルム家が迎えの馬車に積み込んできた物だった。
彼女が領地を出たのは五年前であり、実家が現在の彼女の寸法を知ろう筈もない。そのため教育修道院側は、卒業が決まった時点でアンドリア引き渡しの日時と、彼女の寸法を連絡していた。トゥスクルム家御用達の仕立屋と裁縫職人達は、注文を受けるや否や意気衝天の勢いで仕立てに取り掛かり、予定より数日早く納めたという。なおアンドリアが現在着用しているドレスは院内にある被服室で自ら仕立て直し、教師によって仕上がりを厳しく確認された制服である。
王侯貴族が長距離移動をする場合、トランク一つで足りることは絶対にない。時間や場所、場合に応じて着替えることから、衣類だけでも相当な数が必要となる。また、帽子を含む装身具や靴はそれぞれのドレスに合わせて仕立てられている。ドレスの着数分持ち運ぶ性質上、荷物が膨大な量になるのは必然であった。だがトゥスクルム家の面々の荷物は、野掛けにでも出てきたかのような量しかない。
これはトランクに時空間属性の魔法が施されており、外観以上の収納が可能となっているからである。収納量に拘わらず重量は変化しないため、傍目には空のトランクを携行している状態だった。
何も収納されていないトランクへアンドリアが手を近付けると、彼女の手首から先が消える。探るように腕を動かし、少ししてスッと引かれた腕には手首から先が戻っており、白いドレスと下着類一式がその手に掴まれていた。
(これはまた、随分手の込んだものを仕立ててくれたのね)
呆れ半分、感謝半分に彼女は内心で呟く。手にしたものを広げ、それぞれ体に当てていき寸法に問題がなさそうだと判断した彼女は、取り出した衣類をベッドの上に置き浴室へ歩いていった。
騎士達がそれぞれ客室に案内された頃。彼等の鞄もアンドリア同様に魔法が付与されたものであるため、荷ほどきとも呼べない荷ほどきと身づくろいのための準備は早々に終わってしまった。アントニオはアンドリアの部屋へと向かい、ドアの横に控えているブルーノへ近付く。廊下に誰もいないことを確認した上で、彼は声を落とし尋ねた。
「何か変わったことは?」
それまで彫像のように佇んでいた同僚は首だけでアントニオへ振り向き、その表情を崩して答える。
「お嬢様から、ガッロ夫人の部屋も見ておくようにって言われてる。それと、交代で晩餐に備えるようにって」
「後半は解るけど、前半はどういうこと?」
片眉を上げて尋ねるアントニオに、ブルーノは肩をすくめ答えた。
「恐らくだが、カメリエーラも一緒に入っていったから、大方お嬢様がガッロ夫人の手伝いを頼んだんじゃないか?」
従僕はレディズ・メイドよりも階級が下であるため、エンマのことを敬称もしくは役職名で呼ぶ必要がある。この場合のカメリエーラはエンマを指していた。
「お嬢様ならあり得るね。それで諫めたガッロ夫人が追い出されたのかな」
双方の心情が解ってしまうだけにアントニオの眉が下がる。
「まあカメリエーラが何とかしてくれると思うぜ。じゃあ悪いが先に準備してくる」
そう言ってブルーノはひらりと手を振り歩き出した。アントニオが「いってらっしゃい」とだけ返すなり、するりと持ち場に立つ。姿勢を正して視線を前に向けた彼の表情は、先程までのブルーノ同様に感情のないものへ変わっていた。
テルツァの部屋では、エンマが火と風の魔石を使用した魔道具で彼女の髪を乾かしている。
「ガッロ夫人、熱くはございませんか」
「いいえ、問題ないわ……あなたには、本来ならばせずとも良いことをさせてしまったわね。悪かったわ」
肘掛け椅子に座るテルツァが静かに言った。ブラシで髪を梳かしながら「どうかお気になさらないでください。お嬢様なりの、ガッロ夫人へのお気遣いなのですから。それに、わたくしもお嬢様と同じ気持ちでございますよ」と返して笑い掛ける。
「その気持ちはとてもありがたいと思っているの。けれど、だからと言って……」
テルツァはぎこちない笑みを浮かべて礼を言うも、最後まで続けることなく口ごもった。
彼女の言い分は解る。筆頭公爵家の令嬢が使用人の領分を越えることを命じ、それに上級使用人が諾として従うことは家門を貶めかねない。至って正論だ。
だが、こうも思う。テルツァの言う〝秩序〟とは、作法やマナー、慣習といった〝共通の形式〟である。一方で主人の思いやりは、そのルールの根底にある〝相手を気遣う心〟という内面のものだ。思いやりによって一時的にルールが破られても、周囲も事情を知れば、全体の調和という秩序は崩れないのではないだろうかと。
ルーピエを発ち今日で四日目となるが、テルツァはエンマから見て明らかに疲労している。
彼女は魔力を持つ貴族であるものの、体を鍛えている訳ではない普通の貴婦人だ。率直に言えば無理が利く年齢でもない。主家は反対したが、主人に付添人は必要であるし、その役目は自らが負いたいのだという彼女の熱意に折れたため今回の随伴が決まった。
自らが言い出した以上、テルツァはその責任感で普段通りに振る舞っている。だが彼女の気力をもってしても、垣間見えてしまう瞬間はあるのだ。
(お嬢様と私がしたことは、どうしても良くないことなのかな)
エンマはそこまで考えると、意を決して口を開く。
「ガッロ夫人、僭越ではございますがお聞きいただけますか」
エンマは左手に持つ温風の魔道具を停止し、ブラシを持つ手も下ろしてしまった。髪は乾いており、後は結い上げるだけなので別段不思議なことではない。だが思い詰めた彼女の様子に気付き、テルツァは怪訝な顔で振り返り尋ねた。
「急にどうしたの」
エンマは息を吸う。ええい、ままよとぱかりに言い切った。
「先程の件は、あくまでもお嬢様のお部屋という私的な場所で起こりました。お嬢様がガッロ夫人を慕っておられるがゆえに生じた、特別なことでございます。ガッロ夫人はお嬢様のご友人でありご家族も同じ。あの場に控えておりましたが、わたくしはお二人の仲の良さを拝見していただけで、お嬢様から何も伺っておりません。ですので、領分を越えたこともございません」
唖然とした顔でエンマが指摘する。
「あなた、言っていることがめちゃくちゃよ。それならば、今こうしてわたくしの身づくろいをしてくれていることに説明がつかないではないの」
「それは、存じております……」
自分でもよく解らない理屈をこねた自覚はある。エンマは肩をすぼめて答えた。そのさまは完全に叱られた子どもだ。
「でも、そうね。何も言われていないのならば仕方がないわよね……ふ、ふふっ、誰も領分を越えさせてはいないし越えてもいないのだから、ふふっ」
必死に言い訳を並べる姿が面白かったのか、テルツァが呆れつつも堪え切れない笑いとともに頷いた。
「下手な子どもの言い訳よりもひどいわよ。ああおかしい、ふふっ」
エンマは何の反論もできない。ますます縮こまる彼女に、テルツァはその笑みを悪戯めいたものへと変えて言った。
「わたくしも久しぶりにお世話されたいと思っていたの。だからこのことは誰にも秘密よ、いいわね?」
どうやらテルツァと主人は、悪いことにはならないらしいとエンマは胸をなでおろす。彼女には珍しいことであるが、ふにゃりと笑んで言った。
「はい、夫人」
彼女が書き物机に魔道具を置いた瞬間、淡い白銀の煌めきが全身を包む。音がしそうな勢いでテルツァを見やるが、彼女も困惑しており首を振られてしまった。
「わたくしは回復魔法を使えないわ」
彼女達は目を見合わせ、同時に応接室に繋がるドアへと振り向く。
「……お嬢様ね」
「お嬢様でございますね」
感じていなかったわけではないエンマの疲労は消え失せていた。彼女の主人は五年経った今でも変わらないらしい。消えた疲れの代わりに、何とも言えないくすぐったさが湧き上がってくる。テルツァが今浮かべている表情を、きっと自分もしているのだろう。
「それではお髪を整えてまいりますね」
エンマは机の上にあるポマードの容器へと手を伸ばした。
史実の1820年時点において、洗髪は王侯貴族であっても月一回程度、ひどいと数ヶ月に一回しかしていません。
ドライヤーがないため、完全なオフの日を設けて洗髪し、日光や暖炉の熱、ひたすら布で拭き取るのいずれかで髪を乾かしていました。
浴槽に全身浸かる入浴は、春夏の時季で数日から半年に一回程度、冬はさらに頻度が下がったようです。
体を洗うのは手足と顔、首、脇、股間といった部分だけで、現代のようにきちんと全身を洗うのは王侯貴族でさえも稀でした。
石けんを使うことや頻度、成分については、身分や経済状況、職業によって大きく異なりました。
王侯貴族や将校、裕福な中産階級は香り付きで高級な植物性の固形石けん、上級使用人は中級固形石けんや主人のお下がりの石けん。
下級将校は無香のマルセイユ石けんや洗濯兼用の大衆石けんで、中級以下の使用人は洗濯用の粗悪な石けんを使っていました。
平民でも農民や労働者階級は平日は水洗いがメイン、土曜の夜(日曜は教会の礼拝に行くため)にやっと「獣脂と木灰で作った手製の石鹸」または「洗濯用の粗悪な石鹸」を節約して使うというレベルだったようです。
また、高級ホテルにさえ浴室というものがほぼありません。
寝室に、内側に銅や錫を張った木製、または金属製の小さな浴槽(ヒップバス等)を置き、地下で沸かした湯を使用人に運んでもらって湯浴みをします。
(しかも入浴自体が高額のオプションです)
ビネガーリンスは存在していましたが、国や地域によって流行の度合いが大きく異なりました。
タオルに関しても、パイル織りタオルの大量生産は1850年代からです。
それ以前は手織りの超高級品でした。
本話より前の章にも既に出ていますが、ファンタジー要素を踏まえても時代考証として誤りである描写が今後も出てきます。
以前お伝えした〝現実世界にファンタジー要素が実在した場合、どうなっていたか〟のif、もしくは〝ファンタジー要素が実在する世界線〟の話であるため、史実から分岐してきた・していく部分のある話が本作品です。
ハイファンタジーの皮を被ったローファンタジーのようなものではありますが、お付き合いいただけますと幸いです。
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【登場人物】
アンドリア
└主人公。
ランペドゥーザ公爵令嬢でトゥスクルム家長女。15歳。
教育修道院(修道院の寄宿学校)を2年早く修了した。
フルネームは「アンドリア・カロリーナ・トゥスクルム・ディ・ランペドゥーザ」。
藤崎峻也
└アンドリアの前世の記憶であり人格。
日本人の会社員だった。30代。
アンドリアからはフディサキ・シュニアと呼ばれる。
テルツァ
└トゥスクルム家のダーマ・ディ・コンパニーア(レディズ・コンパニオン)。
ストルニウム前男爵未亡人。
フルネームは「テルツァ・ガッロ・バロネッサ・ヴェドヴァ・ディ・ストルニウム」。
エンマ
└トゥスクルム家のカメリエーラ・ディ・ペルソナーレ(レディズ・メイド)。
フルネームは「エンマ・モンティ」。
アントニオ
└トゥスクルム家の従僕。
フルネームは「アントニオ・セルヴォ」。
ブルーノ
└トゥスクルム家の従僕。
フルネームは「ブルーノ・ラッケ」。
ヴァレンティーノ
└トゥスクルム騎士団副団長。
マデルラ伯爵サンドーロ家の次男。サンドーロ騎士爵でもある。
フルネームは「カヴァリエーレ・ヴァレンティーノ・サンドーロ・デイ・コンティ・ディ・マデルラ」。
タッデオ
└トゥスクルム騎士団一番隊隊長。
チッタノーヴァ男爵リッチ家の四男。
フルネームは「タッデオ・リッチ・ディ・チッタノーヴァ」。
サンドロ
└トゥスクルム騎士団一番隊隊員。
ベルナルディ騎士爵。
フルネームは「カヴァリエーレ・サンドロ・ベルナルディ」。
マルコ
└トゥスクルム騎士団一番隊隊員。
カルーソ騎士爵家の長男(本人は平民)。
フルネームは「マルコ・カルーソ」。




