スキルの進化
いよいよスキルの進化です!
【スキルを進化させます。】
そう脳に直接言葉が響いてきた。
【、、、*****からの干渉を確認。
スキルが昇華されます。】
無機質な女の人の声。
しかし何故か落ち着く声だった。
固まっていたリッチが再び動き出す。
「ふはははははは。
悪運が強いやつだな、、。」
少し笑顔が引きつっているのはきっと気のせいではないだろう。
「だが!まだスケルトンキングは9体残って、、、」
「4体倒し終えたぞい。」
「なんですとーーーーーー!!」
後ろを振り返るとダース達が所々ダメージを受けているが、
それぞれ一体ずつスケルトンキングを討伐していた。
「少しダメージはあるが、、、五体のスケルトンキングを倒せないほどではない!」
「降参したほうがいいですよ。」
「ひっひっひっひっひ私はまだ動けるよ!」
「正義は必ず勝つ!」
それぞれ意気込み、スケルトンキングを討伐しようとした時だ。
「クソッこれは使う予定ではなかったが、、、負けるよりはマシだ!『合成』!」
「なんじゃと!」
スケルトンキング達がぐにゃぐにゃと交わり合い、
物凄い禍々しいオーラを放つ骸骨へと姿を変えた。
「ふはははははははは!これが私の切り札!
8級の魔物!スケルトンロードだぁ!
私にも制御が出来んため、使わずにしておこうと思っていたが、、、
まぁよい!スケルトンロード、蹂躙せよ!」
「カタカタ」
と骨がなり、スケルトンロードが一歩踏み出す。
「てぇやあああああああああああ!!!」
ダースが切り込むが、骨が硬く、切れない。
「はぁ!」
「ひっひっひ!!!」
「フン!!!」
残りの3人も切り込むが、スケルトンロードの骨を破れず、スケルトンロードに振り払われてしまう。
「クソッ、これじゃあ倒せん!」
ダースは最後まで食らいついていたが、とうとうスケルトンロードに振り払われてしまった。
「ガハッ!」
スケルトンロードの前に立っているのはエステルただ1人。
「逃げるんだ、、、エステルくん!」
声も途切れ途切れのエデンが逃げるよう呼びかける。
しかし、エステルはその場を動かない。
「エステルくん!」
(大丈夫、、、あなたならできるわ。)
と、僕の耳元で囁かれた言葉に背中を押されるようにして
手をスケルトンロードの方にかざし、僕の頭の中に浮かんだ言葉を発した。
「『浄化』」
すると、途端にスケルトンロードの周りに魔法陣ができて
強烈な光を放つ。
「カタカタ、、、、、、」
と、スケルトンロードは音を立てながら崩れ落ちた。
「、、、、、、は?」
もう顎が落ちるんじゃないかってほど大きく口を開けるリッチ。
「これが、、、僕の新しいスキル、、『浄化』」
対象物をすべて浄化することができるというスキルのようだ。
「ばかな、、、、ばかなばかなばかな!」
狂ったように頭を抱えるリッチ。
「すごかったな!エステル!」
と、ダースがよろよろと近づいてくる。
そしてみんなも次々と起き上がってくる。
「お前の負けだ!リッチ!」
「私が、、、、負けた?」
わらわらと骨の身を震わせるリッチ。
「ありえん!私はリッチ!アンデットの上位種!
そこら辺のほねとはちがうのだぁぁぁぁぁ!」
やけくそとばかりに襲い掛かってくるリッチ。
「いや、もう終わりだよ。『浄化』」
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁアフン」
と、叫び声を残し消えていくリッチ。
そう、この戦いは終わったのだ。
「終わった、、、、?」
気を抜くと、どっと今までの疲労が押し寄せてきて、意識を失ってしまった。
どうでしたか?
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