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弱肉強食
そこにいるのは生き物なんだろうか。いや、舌を丸出しにしてヨダレを垂らしてギラギラの歯をだしてこちらを見つめているところを見ると間違いなく生き物に違いない。
これは間違いなく自然界にはよくある弱肉強食というやつに遭遇している。
そして、自分が弱者ということをいまさらながら認知した。
蒼葉「‥‥‥なんだこの状況。やばい。とりあえず‥‥‥‥‥‥にぃげぇろぉぉぉ!!!!」
普段ニートの身体をフルに使って逃げ出してみたが、とにかく身体が重い。
よく考えてみたら最後に走ったのはいつだったのだろうか。
無我夢中で走り続けた。しかし、日頃甘やかしてきた身体の筋肉は悲鳴をあげるとともにヒリヒリとした感触が襲い、鈍った筋肉は小石にあっけなくつまづき転んだ。
獣「ぐるぅぅぅ!!がぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
追い込みをかけるかのように無慈悲に獣は襲いかかってくる。
蒼葉「なんで俺がこんな目に合わないといけないんだぁぁぁぁ!!」
???「‥‥‥‥‥‥‥願え。」
その瞬間は一瞬でありながら時間が止まったようにも見えた。
蒼葉「え?‥‥‥‥‥誰?」
???「‥‥‥‥‥無駄にするな。‥‥‥‥‥心‥‥‥‥‥を。」
蒼葉「よくわかんないけどとにかくたすくれぇー!!」
その瞬間、蒼葉の前に光の柱が差し込んできた。そして光の中からは一本の剣が出現した。




