溢れ出すのは
馬車の窓から入ってくる風が、ゆるやかなウェーブのかかった赤銅色の髪を揺らした。
マリエにとって、夏の風と言えば、暑くて湿度をもったものだった。
だが、ここで吹く風は、なんと涼しくて乾いていて、心地よい物なのだろうか。
オブスキィト家が、ルミエハ本邸と隣り合わせでもなお、避暑地としてこの場所を手放さない理由が分かる気がした。
「アベルに、会うだけよ」
震える腕を押えるように両腕を抱いて、マリエはつぶやいた。
アベルから両親は本邸にいるのだと聞いてる。
そのため、アベルの家に来ることにはなったが、オブスキィト家当主夫妻とは顔合わせする必要がないのだ。
そのことはマリエを大いに安心させた。
伯爵家子女のシェリアはともかく、子爵家子女のマリエはあまりにも肩身が狭すぎる。
「それにしても……広すぎよ」
オブスキィト領の町を抜けて、別邸の門をくぐってから、すでに五分は経過した。
その昔、オブスキィト家の本邸があったというこの場所は、土地の面積が広すぎて、屋敷に着くまでが異様に長い。
窓を流れる景色に、ちらちらと入ってくる建物は、どうやら使用人たちの住まいらしい。
使用人の住まいを別の建物で賄えるとは、流石、侯爵家は規模が違う。
「シェリアと一緒に来ればよかったかな……」
四人の家の位置関係上、マリエがシェリアと共に行くには、一度王都に出て、それからオブスキィト家の方へ向かう必要があった。
しかし、そうなれば王都で宿泊する必要があり、家に負担がかかるため、シェリアとは別に行くことにして、王都を通らない最短距離の道を選んだのだった。
両親はシェリアと一緒でも構わないと言ってくれていたのだが、余計に費用がかかることを嫌って、マリエは断ったのだった。
しかし今となって、この心細さを考えると、シェリアと一緒に来ればよかったと後悔する。
オブスキィト家に着いた時、シェリアがすでに着いていればいいが、そうでなければ、どうしたらいいのだろうか。
どことなく気後れしてしまって、上手くしゃべれない気がする。
シネラリアにいる時以上に、アベルとの壁を感じてしまいそうな気がするのだ。
「マリエ様」
名を呼ばれ、はっとして顔を上げる。
気が付けば馬車の揺れは止まっており、窓を流れていた景色も、今は動くことなくそこにある。
促されるままに馬車を下り、そうしてオブスキィト家の別邸を見る。
当然のごとく、マリエの家とは比べ物にならないほど大きい。
壁の一つ一つに丁寧に彫刻が施されており、古い建物であろうに、屋根に塗られている塗料は、まるで昨日塗ったかのように、むらなく輝いていた。
「マリエ!」
屋敷に圧倒されていたマリエを現実に引き戻したのは、親友の声。
「シェリア! アベルとレンも!」
長い黒髪の少女があっというまにマリエの傍にまで走ってきて、マリエを抱きしめる。
侍女たちが押さえることで開きっぱなしになっている扉の向こう側で、アベルとレンがこちらに歩いてくるのが見えた。
シェリアはマリエを引っ張るようにして階段を上り、二人は家の中へと足を踏み入れる。
「長旅お疲れ様」
レンは愛想よく微笑み、マリエをねぎらう。こういった気遣いができるのは、流石と言うべきか。
「ありがとう。レンは元気だった?」
「おかげさまで」
レンとの挨拶もそこそこに、マリエはアベルの方を見た。
ヴェントス家を訪れた時よりも、わずかに日に焼けたのか、アベルの頬が赤い。
「久しぶりだな」
どこかぶっきらぼうに、それでもしっかりと温度のある声にマリエはほっとして、笑みを返す。
「久しぶり。元気?」
「……ああ。来てくれてありがとう」
「!」
普段のアベルからはあまり想像できないような言葉に、マリエは思わず目を丸くする。
「疲れただろ、部屋に案内する」
そんなマリエの様子を見て、何故か気まずそうに視線を反らし、アベルは早口でそう言って、先に歩き出してしまう。
「言える気がしたんじゃなかったっけ……」
「え?」
呆れたようにつぶやいたレンの言葉を聞き返せば、彼はあいまいに微笑んで首を横に振る。
結局、シェリアに促され、レンの言葉は問い返せぬままに部屋へと歩いて行った。
部屋の中に入ると、一番最初に目に入ったのは、大きな本棚。
部屋の中央にあったソファとテーブルを迂回して、まっすぐ本棚に近づく。
「え」
その本棚に並べられた本の内容が目に入って、マリエは思わず後ろを振り返った。
「この部屋は、俺がよく使ってる部屋なんだよ。ほら、そっちに机があるだろ」
言われるがままに視線を動かせば、確かに部屋の角に机といすが置いてあり、ペンと髪が整頓されて置いてあった。ようするにあれが作業台だろう。
その机の近くには窓があり、太陽の光が差し込んでいた。
「へえ……剣術基本型?」
いつの間にか隣にいたシェリアが、本棚の本に手を伸ばしてぱらぱらとめくる。
垣間見えるのは、軍の制服を着た男が、剣を振り上げている絵だった。おそらくこの専門書の挿絵だろう。
「剣術よりも、学ぶべきものがありそうだけどね」
ぱたんと本を閉じ、ソファに座っているアベルに向かって、シェリアは口の端を釣り上げて笑ってみせた。
その何かを含んだような笑い方に、アベルはふてくされたような表情になる。
「あら、言い返せないのね?」
シェリアがわずかに体を揺らして笑うと、首元で銀の首飾りが、しゃらりと揺れた。
「あ、そういえば、シェリアはこの家にある絵画を見て回りたいって言ってなかったっけ?」
何故か扉の前から一歩も動いていなかったレンが、唐突にそんなことを言い出した。
「そうそう。ちょっと見てくるわ。マリエはあまり興味ないのよね?」
シェリアの言葉に、マリエは返事を一瞬ためらった。
確かに絵画に興味はない。しかしレンがシェリアを案内するのだとすれば、この部屋に残るのは、マリエとアベルの二人だけだ。
若い侍女たちは先ほど紅茶を置いて部屋の外に出て行ってしまっている。
「私……」
やっぱり行くわ、と言おうとして、ふとアベルと視線がぶつかった。彼の赤みがかった茶色の瞳は、マリエの様子をじっと見つめていた。
何を言うわけではない。しかしながら、アベルがマリエを引き留めているような気がして、マリエはその先の言葉を百八十度回転させる。
「ここに、残るわ」
ゆっくりと言ったマリエの言葉に、シェリアは少しだけ驚いたような表情を見せた後、ふっと溶けるように笑った。
「じゃあじっくり鑑賞させてもらうわね」
「絵画を見てこいよ、絵画を」
「歴史的瞬間を見届けなくても?」
「必要ない」
何の話をしているのか、アベルとシェリアは二人だけで分かるように会話を進めてしまう。
しかしマリエが疑問をさしはさむより先に、レンが本棚の前のシェリアに近づき、その腰に腕を回す。
「ほら、行くよ」
「ちょ……離しなさいよ」
慌てるシェリアをよそに、レンはそのままの状態で扉の方へシェリアを引きずっていく。
楽しげな様子のレンに、シェリアは一応抵抗するが、それはどこかレンを受け入れているようにさえ見えた。
そうして意気揚々と扉をあけたレンが、そのままシェリアを外に連れ出して行ってしまった。
自然としまった扉の音が、二人きりを実感させる。
「とりあえず、座れよ」
そんなに大きな声ではないのに、アベルの声が部屋に響いた。
それは部屋の静かさを強調してしまい、マリエは余計に緊張しながら、ソファに座った。
ソファもソファで、高級品だからなのかすばらしいすわり心地だ。手触りも良く、このまま横になれば、すぐにでも眠れそうである。
「大きい家ね」
まだアベルを直接見ることはできなくて、部屋の内装に興味があるふりをしながら、マリエはとりあえず話題を振った。
「そうだな……。まあ、昔はうちの本家があった場所だから、当然なのかもしれない。特に、建国したての段階では、オブスキィト家は今よりも権力があったみたいだし」
「今よりも……」
現在でさえも二大公爵家として多大なる影響力を誇っているというのに、それよりも大きい権力とは、いったいどんなものなのか。それはマリエの想像の域を超えていた。
考えこむマリエを観察しながら、アベルは紅茶を口に運んだ。
紅茶のお供にと添えられた菓子は、リンゴパイ。
ふと、今年の始めのことを思い出した。
「シナモンがかかったリンゴパイ?」
にっこりと笑ってマリエは尋ねる。
アベルは一瞬、虚を突かれたような表情をしたものの、すぐに理解したらしい。
「シェリアが言ってたな」
照れているのか、きまり悪そうに笑ったアベルは、リンゴパイを口に運ぶ。
美味しそうにリンゴパイを食べているアベルは、普段よりも格段に親しみやすい少年だった。
マリエも知らぬうちに、自然と笑みがこぼれていた。
それを見て、何故かアベルが手を止めてこちらを見る。
「やっと……普通に笑ったな」
「え?」
安心したような笑顔に、マリエは混乱する。
「緊張してます、って顔をずっとしてたからな」
何故だろうか。
最近は比較的優しかったアベルだが、今日は特に優しい気がする。
出会ったころには考えられなかった自然な笑みに、マリエはただ見とれていた。
「マリエ」
呼ばれた名前にこもる熱が、マリエの思考を狂わせる。
ソファから立ち上がったアベルは、マリエの横に膝をつく。
ソファの肘掛に置いていたマリエの手に自分の手を重ねて、真剣なまなざしでこちらを見た。
アベルの瞳の中に自分の姿を見つけられるくらいの距離。
鼓動を全身で感じる。
「俺は――」
アベルが何かを言いかけようとした時だった。
「――何をしている!」
荒々しく扉が開けられる音と、男の低い声が部屋に響き渡り、二人はさっと身構えた。
長く艶やかな黒髪の少女は、腰に回される手を振りほどくのを諦めて、おとなしく黒髪の少年と並んでいた。
顔立ちの整った美形の二人が並ぶと、絵になりそうな美男美女のカップルだった。
若い侍女たちは、まだ作法が身に付ききっていないのか、そんな二人の方をちらちらと見ては、年配の侍女たちに注意されている。
そんな周囲の動きを目に入れないようにしながら、この屋敷の廊下に飾られている絵画の数々を順番に眺める。
レンが解説しながら絵のある廊下を選んで進んで行ってくれるため、シェリアはただ絵の鑑賞に集中していられた。
腰に回る手さえなければ、完璧だったとは思うが。
レンの足取りは確かなものだった。
どうやらシェリアが来る数日前に到着し、アベルに屋敷を隅々まで案内してもらったらしい。
「ちょっと待って」
急に歩みを止めたレンに、シェリアは顔を上げる。
するりと腰から手が離れ、レンは窓枠に手をついて、顔を外に出した。
「あれは……! オブスキィト公爵!?」
「! どういうこと?」
レンが少し体の位置をずらしたので、そこに滑り込むようにしてシェリアも窓の外うかがう。
金髪碧眼の男性が、大股で屋敷に入っていくのがぎりぎり視認できた。
「アベルは公爵に学友を呼ぶとしか言ってないはずだ」
「誰が来るかは……?」
「言ってないだろうね」
深い藍色の瞳と、深い緑色の瞳が交差する。
おそらくレンもシェリアと同じことを考えているはずだ。
オブスキィト公爵がこのタイミングでここに来たのは、二つの理由が考えられる。
一つ目は、純粋にこの別邸に用があり、ついでにアベルの顔を見ようとここに来たということ。
二つ目は、アベルの学友が誰か調べるようとしたこと。
前者ならば、二人のすべきことは時間稼ぎだ。アベルがせっかくマリエに告白する気になったのだ。それを邪魔させるわけにはいかない。
逆にそこさえうまく行けば、その後に公爵がやってきたところで、二人の関係は揺るがないだろう。
だが、後者ならばどうだろうか。
シェリアとレンがなんといっても公爵は息子のいる部屋に、まっすぐ向かうだろう。
そのとき部屋にいるのがアベルとマリエだけだったらどうなるか。マリエは子爵家の出身だ。モンブラン家という立場もまた微妙で、その成り立ちから両家に存在を脅かされることはなかった、今までは。
しかしクラリサ家という前例が出来てしまった。裏で糸を引いているのはルミエハだ。
全力でオブスキィト家がモンブラン家を排除しようとすれば、モンブラン家はたちまち没落の一途をたどるだろう。
「……戻る? アベルの告白をぶち壊したとしても、俺たちが四人でそろってれば、マリエの存在もそこまで問題視しない可能性が高い」
レンも同じ結論に達したらしい。
オブスキィト公爵は上昇志向こそ高い人間だが、異常なほどの血統主義者というわけでもない。
息子の学友としてなら、マリエのことを認めるだろう。
家柄はどうであれ、シネラリアの生徒としては、マリエは優秀なのだから。
「どうすれば……」
しかしながら、この場で学友と明言してしまえば、またアベルはマリエに告白する機会を失うだろう。
マリエもマリエで、あくまでもアベルの学友なのだと思いこむに違いない。
「ずるい。私も話したかったのに!」
「早くお渡ししなさい。これ以上騒がしくなる前に」
若い侍女たちがなにやらにぎわっているのに気づいて、シェリアはようやく周りを見た。
すると一人の侍女が一通の手紙を持って、こちらに近づいてきているではないか。
「……レン」
侍女たちの目的はレンだろうと察して、受け取るように促した。
「ありがとう」
囁き、と呼ぶには大きすぎるようなざわめきが廊下を満たし、レンに手紙を渡した侍女の顔は赤く染まっていた。
「モテモテね」
「嫉妬してくれるの?」
再び腰に手を回そうとするレンをかわし、レンの手にある手紙を奪い取った。
封筒をひっくり返してみれば、見覚えのある紋が押されていた。
「そちらは、この屋敷に滞在中のレン様にお渡ししてほしいと、言付かったものです」
年配の侍女が落ち着いた声で、手紙に関しての説明を述べる。
そして彼女が一礼すると、後ろの侍女も慌てた様子でそれに倣った。
「では、これで」
先輩侍女の風格を見せつつ、若い侍女たちをうながすようにして、シェリアとレンから遠ざかって行った
「開けてみて」
紋が見えるように封筒を差し出すと、レンも気づいたらしい。
丁寧な動作で封を切っていく。
中からでてきたのは一回り小さい封筒と、一枚の手紙。
封筒には中に手紙が入っているようで、大きな封筒の紋とは違う紋が押され、封がされていた。
「差出人は予想通りだよ」
その言葉を聞いて、シェリアも待ちきれないとばかりに手紙をのぞきこむ。
「……これは」
「――何をしている!」
荒々しく扉が開けられる音と、男の低い声が部屋に響き渡り、二人はさっと身構えた。
部屋に入ってきた金髪碧眼の男性は、見るからに品のよさそうな服を身に着けていた。
この部屋まで誰の許可なく入って来れる男性は、マリエの予想できる限り、一人しかいない。
「父上!」
アベルの言葉がマリエの予想が正しいことを証明した。
目の前にいるのはオブスキィト家の公爵なのだ。
大股で歩み寄ってくる男性の気迫に、マリエは慌ててソファから立ち上がり、アベルはマリエを背に庇うようにして前に出た。
「お前の学友は三人いるはずじゃなかったのか? なぜそこの娘と二人で部屋に?」
「他の二人は絵画を見たいといって屋敷の中を散策しています」
公爵の威圧が、マリエにのしかかる。
マリエはすでに悟っていた。彼はマリエに好意的ではないのだ。
アベルよりも一歩だけ前にでて、そうしてマリエは言う。
「初めまして」
マリエはまっすぐに公爵を見つめ笑みを浮かべて見せた。
「マリエ・モンブランと申します。ご子息にはシネラリア養成学校でお世話になっております」
いくら低い階級だといえども、マリエは子爵家の娘である。相手に気に入られていないとしても、最低限の挨拶だけはしておこうと思った。
「知っている。お前たちの関係については、ここの侍女が話していたからな」
その言葉に思わず眉をひそめた。
侍女たちは、いったい何を吹き込んだのだろうか。
何を聞いたら、マリエに対する怒りを抱くことになるのだろうか。
「アベル!」
名を呼ばれたアベルが何故か警戒するように、身体を緊張させた。
父親を相手にするにしてはずいぶんと大げさだ。
「その娘をこの屋敷に宿泊させることは許可できない」
それは大きな衝撃だった。
怒りをにじませた低い声で言われたその言葉を、マリエはただ茫然と聞いていた。
まだ飲み込めていないのだ。
何故マリエはここまで邪険にされているのか。家が子爵家だからか。それとも他の理由なのか。
「父上!」
「宿泊させるならば、この場で誓え! ソーンダーズ家の令嬢と婚約すると!」
しんと部屋が静まりかえる。
開け放たれた窓から吹く風によってカーテンの揺れる音が聞こえるくらい、部屋には静寂が満ちていた。
「ロリーナ……」
ぽつりとマリエはその名をつぶやいた。
オブスキィト寄りの貴族。しかもソーンダーズ家は侯爵家だ。
以前、ロリーナ本人が言ったことが、まさか目の前で実現するとは思っていなかった。
どうしてこんな話になったのかは分からないが、それが決定事項だと言うのならば、マリエにはどうすることもできない――。
「――誓えません」
はっきりしたアベルの声が聞こえたと思ったら、急に手首を掴まれて、引き寄せられる。
赤みがかった茶色の髪の少年の顔が、右斜め上にあった。
それは先ほど以上に近い距離。
アベルの体温を背中で感じているからだろうか。
こんなに緊迫した状況だと言うのに、マリエは何故か落ち着いていた。
「たかが子爵家の小娘ごときが、本当に公爵家に相応しいと思ってるのか!」
目の前で公爵が自分に向かって怒鳴っていても、マリエは冷静でいられた。
ようやく分かってきた気がするのだ。
何故これほどまでに公爵が怒っているのか。
彼は勘違いしている。マリエとアベルの関係が、シェリアとレンのようなものだと、そう思っているのだ。
本当にそうなら、どれだけ良かったのか。
こんな場に立ってまでも、マリエはアベルへの想いを再認識していた。
しかしこの状況は、誤解を解かなければおさまらない。
「私たちは――」
ただの学友です。
胸の痛みさえ無視して、そう伝えようとしたマリエの言葉は、公爵によって遮られてしまった。
「――オブスキィトとお前ごときを同列にするなど――」
「――黙れ」
ぐいっと引き寄せられて、腕ごと後ろから抱きしめられたマリエは、ただその場に立ち尽くしていた。
発せられたアベルの言葉も、いまいち理解できないままに。
「俺の好きな人を、これ以上侮辱するな」




