捨ててきなさい!
俺は一応全員に草魔法で作った服を着させる。割合男1女4(特殊個体は女)だ。
「おい!そこの特殊個体!」
「は、はい!」
レッサードラゴンの時から思っていたがやはり人語が理解できるっぽい。
というか人形になれるのならサボテンと同じで家に住めるな…
「お前以外の知能レベルはどのぐらいなんだ?」
「えっと…進化していますし…普通の人間と同じレベルかと…」
「人として生活できるレベルか?」
「はい!慣れれば大丈夫なはずです!」
「よし!じゃぁついてこい」
俺は5人を連れて家に帰った。
○ ○ ○ ○ ○ ○
俺はこっそり家に入る。
「お前ら…静かにな!」
レッサーグリーンドラゴン達は黙ってうなずく。
よし、とつげ…
「誰?その人たち?」
し、しまった!
俺は一番会いたくなかったサリニアにばったり出くわしてしまった。
「え、えっと。レッサードラゴン達が進化してしまって…」
「どうするのよ…流石にこの家にそんなに部屋ないわよ」
「あ、ははは…」
「この子達捨ててきなさい!」
「そ、!そんな!」
「そんなもこんなもないのよ!」
俺は家主なのに家を追い出された。
「ちょっと!おい!空けてくれよぉ!」
「捨ててくるか場所を解決するかどちらか選びなさい!」
「くっ…どうすれば...」
俺は後ろにいるレッサーグリーンドラゴン達を見る。
「はっ!そうだ!サリニア!家を広くしよう!地下室を作るんだよ!」
俺はこいつらを砂に埋めて隠したのを思い出してとっさにそう叫ぶ。
「…」
ガチャ
どうやら納得したようだ。
○ ○ ○ ○ ○ ○
「さて、じゃぁ俺の部屋の下に地下室を作るか…」
まず床板をくりぬいてその下の硬い岩を壊し地面を木のシャベル(魔法で作ったから丈夫だぞ!)で掘っていく。土魔法は自信がないからな…
そして掘った土はアイテムボックスに。
俺は家の柱を削らないように気をつけ、土が崩れないように土を魔法で補強する。
「こんなもんかな?」
俺は俺の部屋約10個分の広いスペースを作ることに成功した。
「おーい!入ってきていいぞ~!」
そしてぞろぞろとレッサーグリーンドラゴン達が入ってくる。
「こんな感じでどうだ…えっと…名前ないよな…」
名前がないと不便だと思い俺は急遽名前を考える。
「えっと…まずリーダーの君!えっと……『ポンカ』『桜子』『イヨ』『ウンシュウ』そしてリーダーのお前は『サボン』だ」
柑橘類シリーズ。
そう、俺はフルーツのなかでもみかんが好きだ。理由はそれだけ。
「それとお前らも光合成で食事をしてもらいたいしレベルアップもしてほしいから各自日中は冒険者として働いてもらう。」
「「「「「はい」」」」」
そうしてレッサーグリーンドラゴン達との生活が始まった




