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988/2007

988_一長一短、二律背反(本を売る)

おはようございます。きんぴらです。


今日は2023年4月3日。月曜日だ。


 晴れ時々曇り。花粉は強烈。鼻の奥がツンと痛く、マスクをしていなかったら死んでいたかもしれない。鼻水による窒息死の危険は何度も感じている。早く終息して欲しいものだ。


 さて、それはそうと今日は本を売却してきた。


 ご存じの通り私は家にモノを置くのが苦手。結局家にあっても自分の時間が限られているから活用するにも限界がある。それに掃除も手間。引っ越しでは地獄がチラつく。モノを溜め込むメリットを感じれられないのだ。


 本においても同じことが言える。私は本が大好きで買っては読み、買っては読みを繰り返している。しかし同じ本を2回読むのはレアケース。


 例えば昨日書いた藤ちょこさんの『彩幻境』は何度も開くどころか、常時本棚の最も目を引くところに鎮座している。直近読んだ『星の王子様』は年を重ねるごとに読みたくなるので、きっと来年も読んでいるだろう。このあたりは特別なのだ。基本的には1回読んだ後は、同じ本を読むことはせず、別の本を探し、さまよう爺と化す。


 で、その一度読み終えた本をどうするかというと、私は売っている。もちろん転売ではなく、買取価格が明確になっているお店に持ち込んでいる。余談だがカズレーザーさんは読んだらどんどん廃棄していくと言っていた。それも一つの答えだと思う。「その本は買主の下での仕事を終えた」と言えるから。それに売るより捨てる方が正直楽だ。


 私の場合はもったいないお化けが頭をよぎる。「中古でしか本を買わない人が、この本を探していたりしないだろうか」「せっかく本としてこの世に顕現したのだから、もっと読まれてから廃棄されても良いのではないか」。そもそも私はモノを非常に大切に使うので、読み終えた本は大抵美しい。おらずに読むのでまるで新品のようだ。それを捨てようものなら九十九神に叱られてしまう。


 このような理由で本を売ることにしている。


 端的に纏めるとこうだ。


 家にモノをあまり置きたくない。本も1回しか読まないから、読み終えたら家に置いておきたくない。


 捨てる方が楽だが、もったいない。


 じゃあ、売ろう。



 練馬に住んでいる頃は家から少し歩いたところにブックオフがあったので、こまめに売りに行っていたのだが、江東区に来てからはそれほど近くにブックオフがなかったので読み終えた本を蓄積していた。


 「このままではいかん」


 キーとなったのは本棚に綺麗に収納できなくなり、「縦置きの本」の上に横に倒して本棚に閉まった瞬間だ。


 「美しくない」


 細かいことをこれでもかと気にするので、こうなっては何をするにも集中できない。


 というわけで久しぶりに本を売りに行くことになったのだ。いくらになったかなどの下世話な話はしないが、全てお値段がついて無事買い取っていただけた。



 で、ここからが本題。売った時に思うのは「これで良かったのかなぁ」。


 モノを大切にするのは私の美学だし、中古で本を読みたい方々がいてそのようなお店があるのだから決して間違っているとは思わない。


 しかし、作者が中古屋で著書が売られているのを見るとショックを受けるかもしれないし、新品でも中古でも良いと思っている人が中古品を買った場合、売上は下がることになる。(一度売れているものがもう一度売れるだけだから)


 もちろんどちらも確率は低いだろうけれど、そのリスクを孕んでいるのは紛う事なき事実。


 きっとどちらも間違いではなく、どちらも正解なのだろう。どちらを選んでもモヤモヤが残るのは、厄介な個性だなぁと思った。



 と久しぶりに本を売ったらいつもよりモヤモヤが大きかったので書いてみた。少し気持ちもすっきりしたので良かった。やはり、書くって大切。


 部屋に置いておくと気になる。廃棄するとモヤモヤ。売ってもモヤモヤ。二律背反の様相で逃げ場はないが、それでも本は大好きなので今後もゴリゴリ買っては読みを繰り返す。始末にモヤモヤしようが、「読書」の素晴らしさは全く衰えない。


 ……電子書籍……?



 4月になった。早速『旬のカレンダー』を1ヶ月読み進めることにしよう。楽しみだ。


 それでは、今日も頑張っていきまっしょい!


きんぴら



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