ペイモンVSキルフィール
―現在
「どうした?俺は俺だぞ、キルフィール」
そう言いながらペイモンは手の平を正面に突き出し目の前にいるキルフィールに手のひらを前後に降って煽るポージングを構えた。
「風を操ろうが、私には関係ない!!」
そう怒号を上げ、水色の光を拳で握りながらキルフィールはペイモンに勢いよく、突撃をした。
しかし、その行動 仕草 一つ一つが知識の悪魔ペイモンには予測が着いており、ペイモンは殴られる前にキルフィールの突き出された手の腕を掴み、そのまま受け流すように手を離した。
しかし、受け流されたキルフィールは握っていた光を握りつぶし、そのまま水色の光は握っていた拳から溢れ出るように光り始め その光は徐々に矢印の形へと成り代わり、触手のようにペイモンへと襲いかかり始めた。
「タコに対しての護身術は習ってないよ!」
と慌てながらもペイモンはジョーク混じりに必死に身体全身を使い捕まらないかつ当たらないように動かした。
全部を避けきれたとペイモンは安堵した瞬間、目の前から勢いよく大きな水色の光が直撃しペイモンは後ろにあった木にその勢いのまま背中をぶつけた。
大きな水色の光の正体は、ペイモンへの怒りを露わにする表情のキルフィールが光に纏われていた姿だった。
「私を舐めるなよ!」
そう言いながらキルフィールは片手でペイモンの胸ぐら捕まえもう片方の手で顔面を数え切れないほど連発で殴り続けた。
殴られ続けてきたペイモンは痛みを感じるのと同時に仮面がズレ始めてることに気づいた。
(くっそ、このままじゃ仮面が外れて 悪魔力が暴走してしまう!)
そう焦り、殴り続けてくるキルフィールに距離を置こうと蹴りを構えようとしたが 両足ともキルフィールの足に押さえ付けられていて身動きひとつ取れないことに気づいた。
何も出来ないまま、仮面が落ちるのかと諦めかけたその時
「獅子空蹴!!」
という声と共に唐突にペイモンを殴り続けていたキルフィールが視界から消えた。
それと同時に青色に輝く獅子騎士のような存在が目の前に現れた。
(こいつは誰じゃ…?)
GOATから見守るサタナキアは同じくGOATの中で見ていたテータに仮面を通じて会話するように問いかけた。
「多分この子は…セキヤであってる…!」
テータの声は外に届き、テータが言い切ると同時に青い獅子騎士は仮面を上に持ち上げ外した。
仮面の奥に居たのは紛れもないセキヤであり、テータかつペイモンの身体は小さくガッツポーズをした。
「テータ…お前見ないうちに変わったな。」
セキヤがそう語りながら仮面がズレそうになっているペイモンに手の平を伸ばすと
「その子は君が知ってるテータ君であって テータくんじゃないよ!セキヤ」
とどこからかセパルの声が聞こえ、セキヤは差し出していた手のひらを引っ込めた。
(まさか…あやつも仮面の中からか?)
とサタナキアの声が仮面越しに脳内に響いた。
「いや、ウェパルは仮面じゃなくて あの胸の紋章にいる」
とペイモンは悪魔の気配を胸から感じそう指を指しながら答えた。
「ごめん、テータ…であって テータじゃない人 君の仕組みはどうなってるの?」
とセキヤは動揺しながら質問をした。
「基本的に今 身体を動かしてるのは 僕ペイモンで GOATを通じて身体の主導権を握っていて会話もできるのがテータ そして外には聞こえないけど仮面を通じて会話ができるサタナキア がこの身体に3人いるということだ。」
とペイモンは分かりやすく、解説したがその答えにセキヤは首をかしげつつも再び倒れてるペイモンに手のひらを差し伸べた。
「よく分からないけど 見ない一瞬で色々変わったな」
「そういう君こそ」
テータはセキヤの差し出してきた手のひらをがっしりと掴み 持ち上げてもらい立ち上がった。
ありくらげ。です
めちゃくちゃ誤字しやすいので、おやと思ったら教えてもらえると嬉しいです!
ちなみに感想くれるとめちゃくちゃ喜びます。
ストーリーに干渉しない程度の質問にはお答えします。
ではまた。




