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ウオトラマルVSフォルネウス

「ガッシャーーン!!」

と再び、戦艦に対してフォルネウスが体当たりをしてきておりぶつかった衝撃のせいで大きな音が戦艦内を響き渡らせながら揺れ始めた。


「よし!みんな準備は満タンシャ? 」

とシャチ助は5人の顔や表情を見ながら質問したが、それはどうやら愚問だったらしいとシャチ助も察した。5人はそれぞれで目を合わせ


「「当たり前だ!!」」

と同タイミングで声を上げた。


「まずは、サーチ開始シャ ドリー!!」

シャチ助はドリーの方を向きながらエコーをかけて居場所特定をするように促した。


「任せて!!」

「【SOUND WAVE(サウンドウェーブ)SPEAKER ON(スピーカー オン)】!」(調音開始 声よ大きくなって!)

そう唱えるとドリーは深く息を吸い、ホーンスピーカーに口を近づけて


「サーーーーーモン!!!!!」

と叫んだ。


「…サーモン?」

とセキヤはドリーの発言に不思議そうにドリーの方へ振り向いた。


「そーゆーことか、」

ハンテはなにかに気づいたように呟いた。


「サーモン には あ(A)の音とお(O)の音があって Aの響き方は基本的に高い音波になりやすくOの響き方は基本的に低い音波になりやすいため、それぞれの響き方でエコーの返り方も変わり、精密に測れる。」

ハンテはドリーは単に適当な言葉としてサーモンを選んだのではなく、響き方や高さ低さを意識した一言なんだと考察をし発言をした。


隣にいたドリーは本当は適当に言ったつもりなんだけど、ハンテの難しい考察の方がかっこいいと思い、ハンテにサムズアップをした。


(ほんとに、そこまでドリーが考えてるのか?)

とセキヤは疑問を感じたが、今はそんなことを考えてる暇がないと思い出し正面へ向いた。


「音波により場所わかったよ!!!」

と声が大きいままドリーは声を出してしまい、4人はうるさすぎて、両手で耳を塞いだ。


「あ、ごめん!」

「【SOUND WAVE(サウンドウェーブ)SOUND OFF(サウンドオフ)】」(元に戻すねっ!)

テヘペロという表情と片手を縦にして立てごめんねというポーズをした。


「…それで、どこに居る?」

セキヤは半分呆れ気味で聞いた。


「あーえっとね、体当たりしたところが私たちから見て左側のところで、私たちが動いてないから 様子を見てるのか、船の周りをぐるぐると回っているね。」

ドリーはエコーした際に跳ね返ってきたもので唯一動いており、船の周りを回転する赤い点が、多分フォルネウスであると思い、説明をした。


「なら、タイミングよくフォルネウスから離れるぞ」

セキヤはそう言いながら運転するテータの方へ向いた。

テータは前進するように構えながら、足元にある船に勢いを出させるブースター装置に片足を近づけた。


「いま!後ろの方へ動いたよ!」

ドリーの合図と共に、テータはブースター装置に足をつけてウオトラマルを飛び出させた。


ウオトラマルは見事フォルネウスから退避することに成功した


「テータ!右にハンドルを回せ!」


「なんで?」


「いいから!!」

セキヤの指示を不思議そうに思いながら、テータはハンドルを右にきった。


「よし!いまだ!!」

セキヤはそう叫ぶと同時のタイミングでモニターに移ってるフォルネウスに白い十字を当てると同時に赤いボタンを押した。


「ドォォォォン!!」

という音をたてながら大砲を発射し、見事フォルネウスの内蔵近くに直撃させた。

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