シャチ助の司令Ⅱ
シャチ助はスラスラと喋って、それにドリーはおぉっと声を漏らしながら拍手したが、聞いた当の本人であるハンテは 何となくやっていけばわかるかと言わんばかりの反応を示した。
「んんっ!」
シャチ助はハンテの微妙な反応に咳払いをしながら、ゆっくりとハンテの隣にいるテータのいる方向に歩いていった。
「テータ、だっけ?の座ってる場所は舵取り担当の場所シャ 基本この子が船を先導へ導くんだシャ!皆はこの子に合わせて行動をし、射撃やエコーを頼むシャ!」
シャチ助が語り終わる同じタイミングでテータの前にあった灰色の光は円形のハンドルの舵輪へと変化し テータの前には船がエコーにより周りに何があるか予想された想定図が描かれており、テータが舵をきる方向に矢印が描かれている。
「なな、シャチ助 この錨マークのボタンはなに??」
テータは不思議そうに舵輪近くのボタンを見つめながら、シャチ助に質問した。
「それは、錨を上げたり、下げたりするボタンシャ! 基本押すことはあまりないと思っとけば大丈夫シャ!」
とシャチ助はテータに対して分かりやすく簡単に説明した瞬間テータは試しに押そうとしてた手を引き戻した。
「そしてサタナキア、君が座っている場所は水雷担当の場所シャ 主に、水中地雷を特攻とし、セキヤのいるところが砲撃と言って水上攻撃を特化としてるのに対して、サタナキアのいる所は水中の中で戦うのシャ!」
サタナキアの目の前に光っていた白の光が徐々にセキヤの色違いのような色んなボタンの着いたヨークハンドルへと変化しており、目の前にはちいさな十字と戦艦正面から見たような水中モニターが映し出されていた。
「じゃあ、我も先程、セキヤが教えてもらった通り、ハンドルで十字を合わせて、赤のボタン射撃をしたり 緑のボタンで武器の変更 青でリロードって感じか?」
と腕組ながらシャチ助に声をかけた。
「さすが、悪魔頭が回るね」
とシャチ助は覚えていたサタナキアに対して上から目線ではあるが、褒め称えており その態度にサタナキアも少しドヤ顔で誇っていた。
「ガッシャーーン!!」
と再び、戦艦に対してフォルネウスが体当たりをしてきておりぶつかった衝撃のせいで大きな音が戦艦内を響き渡らせながら揺れ始めた。
「よし!みんな準備は満タンシャ? 」
とシャチ助は5人の顔や表情を見ながら質問したが、それはどうやら愚問だったらしいとシャチ助も察した。5人はそれぞれで目を合わせ
「「当たり前だ!!」」
と同タイミングで声を上げた。




