86話
[戦闘終了! 【杖】のレベルが上がりました!]
[戦闘終了! 【剣】のレベルが上がりました!]
[戦闘終了! 【必中】のレベルが上がりました!]
[戦闘終了! 【回避】のレベルが上がりました!]
[戦闘終了! 【結界術】のレベルが上がりました!]
[戦闘終了! 【無魔法】のレベルが上がりました!]
疲れた……。
レベルはたくさん上がったけど、もうこんなにしんどいのは、二度とごめんです。
ディーネとジュリア、ヴィヴィ、本当にお疲れ様。
もうちょっとあると思うけど、お願いね。
さて、あの鎧騎士はどうなったかな?
『ストーンバレット』はうまく反らして、直撃はしなかったと思うのだけど……。
結構な勢いで吹っ飛んだからなぁ。
死んではいないよね?
どうやら、気絶しているようだ。。
兜の表面にキズがついているので、反らしたはずの『ストーンバレット』が、かすったのだろう。
それで、脳震盪を起こしたようだ。
今のうちに、身動き取れないように、拘束しておこう。
起こして、話を訊きたいけど、ここじゃなんだから、お屋敷に戻ろう。
オレとジュリアで抱えていこう。
ヴィヴィは上空から警戒を。
ディーネは、もし近付いてくる魔物がいたら、魔法で追い払ってちょうだい。
じゃ、ゆっくり行こう。
ふぅ。
何事もなく、到着しました。
では、兜を外して、と。
回復してあげて、ディーネさん。
「……む、ここは……? あたしは、いったい……?」
驚いたことに、兜を取った鎧騎士は、還暦を迎えていそうな、お歳を召した女性でした。
……?
え、この人が、全身鎧を纏い、両手持ち用大剣を二振り、それぞれ片手で振り回していたの?
ナニソレ。
「あんたたちは……? そうか、あたしは負けたのか……。
やれやれ……年は取りたくないものじゃな……」
「……いやいや、まだまだお若いじゃないですか……」
「そうかい、そう言ってもらえるのは、お世辞でも嬉しいがの」
お世辞でも何でもなく、あれだけ暴れられて、年寄り扱いはできませんよ。
髪は白くなっているし、シワも少しあって、見た目は相応なんだけどなぁ……。
もしかして、この世界の老人は、皆こうなのか?
だとしたらコワすぎるぞ、異世界。
「あの……そんなことより、どうして私たちに襲いかかったのですか?」
「ん? どうしてって……こんな時間に、森の中の誰かいたら、怪しすぎて、攻撃するさね。常識じゃろう?」
「そんな常識ありません、少なくとも、私は知りません。
そもそも、それを言うなら、あなたも怪しい人物なのですが……」
「む? それもそうか。
あっはっは。なら、この状況も仕方ないのう」
縛られたまま、大笑いする老女。
なんなの、この人?
「……襲わないなら、それを外しますけど。
あ、それと、武器は私が預かっていますので」
「いいのかい? あぁ、もちろんじゃ。外しとくれ。
話ができるなら、怪しいヤツじゃないからの」
なに、その判断基準。
アバウトすぎない?
……まぁ良い。
縄を外そう。
ディーネ、一応警戒はしておいて。
「治療はしてありますが、気分はどうですか? 気持ち悪いとか、ありませんか?」
「あぁ、問題ない。
っと、面倒かけたようじゃ。ありがとう」
「いえいえ、どういたしまして。
と言っても、治療したのは彼女なのですが」
そう言って、オレはディーネを指し示す。
「む? もしかして、精霊様かな?
これは、重ね重ね失礼を。
あたしは、クライネ。クライネ=スゥじゃ」
老女──クライネさんは慌てて立ち上がり、礼をする。
ディーネもゆっくりお辞儀した。
「こちらこそ失礼をしました。
精霊は声を出せないので、私が代わりに。
彼女はディーネ。それから、ジュリアとヴィヴィです。二人も精霊です。
私は、ラムダと申します。彼女たちと契約をしております」
「ほう。精霊契約はエルフしかできないと、聞いていたのじゃが……」
「いや、理由はわかりませんが、できてしまいまして……」
本当はわかりますが、話せません。
「ふむ。優秀な術者なのじゃな、お主は」
「いえ、そんなことはありません。彼女たちのお蔭だと思っています。
……それよりも、クライネさんは何故、この森に? しかも、こんな時間に……」
この話題は面倒なので、誤魔化そうと思って空を見たら、明るくなってきました。夜が明けそうだ。
クライネさんも空を見て、ちょっと言いにくそうに、
「時間は……ちょっと間違えたようじゃな。
遠くからやって来たのでな。場所も少しずれていたから、最初は戸惑ってしまったんじゃ。
知り合いに、遠距離移動魔法が使えるのがいたから頼んだのじゃが、失敗したのう」
おお! やっぱりあるんだ、遠距離移動魔法。
「用があったのは、この屋敷じゃ」
「はい?」
なんか……嫌な予感がしますよ。
「ここの地下には、凶悪な魔物が封印してあったのじゃが……その封印が破られたようでな。
その様子を見に来たんじゃ」
やっぱりか!
スキル
不死 状態異常無効 超回復 杖の才能 魔法の才能
高速思考 夜目 魔闘撃 魔力制御 魔法並列起動
空間把握 空間機動 空歩
杖LV.9(+1) 剣LV.8(+1) 体術LV.8 盾LV.8
投擲LV.6 必中LV.8(+1) 回避LV.9(+1) ダッシュLV.7
耐久走LV.6 解体LV.5 危険察知LV.7
錬金術LV.5 結界術LV.4(+1)
召喚魔法LV.9 空間魔法LV.7
火魔法LV.7 水魔法LV.7 風魔法LV.7
地魔法LV.7 氷魔法LV.7 雷魔法LV.7
光魔法LV.7 闇魔法LV.7 無魔法LV.8(+1)




