44話
[戦闘終了! 【必中】のレベルが上がりました!]
[戦闘終了! 【地魔法】のレベルが上がりました!]
[戦闘終了! 【光魔法】のレベルが上がりました!]
[戦闘終了! 【氷魔法】のレベルが上がりました!]
はふぅ。
キツかった……。
もうダメだと思った。
今オレの目の前には、ボコボコにされた熊が倒れていた。
多分、死んでいると思うけど、つま先でつついて確かめる。
大丈夫です。
とりあえず『アイテム』に熊の死体を収納し、ため息をついた。
現実逃避ではないけれど、スキルのレベルがいくつか上がっているので、確認する。
うん?
なんか増えてる? 【盾】か?
確かに盾を着けて戦闘していたけど、技能みたいのがそんなに簡単にスキルとして身に付くのか?
……実際スキルが発現してるから、あるんだろうけど! けども!
こうなると、スキルにSPを使うのを、躊躇ってしまうなぁ……。
いくつか欲しいのがあるんだよね。
せっかくSPも増えたし、どうしようかな?
[【解体】のレベルが上がりました!]
泉まで戻り、喉を潤してから、『アイテム』内のモンスターの解体をした。
そこそこ多かったし、なにより草熊が経験値が破格だったようだ。
この辺りでは、ワンランクもツーランクも上のモンスターだよね、体感だけど。
なんか一気に疲れたなぁ。
ちょっと順調に行ってたから、調子に乗ってたのかもしれない。
反省すべきだな。
いくら死なないからといって、もしもオレが身動き取れなくなれば、次に危険なのはディーネだ。
これからはもっと慎重にならないと。
さっきだって、繁みを見付けたら、何らかの方法で遠くから索敵すれば良かったんだ。
例えば、魔法を放つとか。
それをしなかったのは、舐めてたんだろうな。
スキル一覧を見ると、便利そうなスキルはある。
でも、これはオレの意識の問題だ。
きっと何らかのスキルがあっても、同じミスをしただろう。
こういうのは、経験がモノをいうんだよね、多分。
今まで平和な国で安穏と生きてきた、その結果がこれだ。
しかし、これからはそうも言っていられない。
オレはこういう世界で生きる、こととなった。
ならば、四の五の言わず全力で生きよう。
よし! 反省終わり!
全力で生きる。まずはその第一歩だ。
スキルを取得しよう。
何が良い?
今まではこの時点で保留にしていたが、今回は違うぞ。
安全を第一にするなら、遠距離からの魔法だ。
現状だと、威力が足りない。
全力の『ストーンバレット』が最も効果的なのだが、タメの時間が必要になる。
戦闘においてその時間は、致命的だ。奇襲なら良いけど。
この森にいる場合、どうしてもモンスターに先に気付かれる。
いや、オレの方が先に気付いていても、見通しが悪いので、攻撃可能な場所に到達するまでに、モンスターにバレるのだ。
襲いかかってくるモンスターに、素早く一撃で仕留められる魔法。
かつ、できれば素材として残る魔法がなお良い。威力はあるものの、【火魔法】は最終手段です。
うん、まぁ、わかってる。
【雷魔法】50P、【空間魔法】250P。合わせて300P。
ピッタリです。
威力の高いであろう【雷魔法】。
索敵ができ、何かあればすぐに転移できるであろう【空間魔法】。
今ちょうど欲しい魔法なのだ。
この魔法、いつ取得する? 今でしょ。
いつかの流行語が思い出される。
そういうこと、だよな。
[戦闘終了! 【雷魔法】のレベルが上がりました!]
[戦闘終了! 【空間魔法】のレベルが上がりました!]
スキル取得後、すぐに使い心地の確認です。
あまりの使い勝手の良さに、レベルが上がるまで戦闘してしまった。
といっても、LV.2にはすぐになるけど。
【雷魔法】は、雷撃が手元から扇形に拡散する範囲魔法だった。
もちろん、収束させて直進させることも可能だ。
魔力を強くすると、威力はもちろん、効果範囲、効果時間も増す。
オレのMPだと、一〇m範囲内で、およそ一五秒も雷撃を持続して放てる。
【空間魔法】は、いろいろできる。
その中でも、視界内のどこでも転移できる『ショートジャンプ』が格別だ。
相手の後ろに跳び、「後ろだ」とかできる。今はモンスターしかいないから、そんなこと言わないけど。
欠点というか、弱点というか、問題は消費MPがスゴい。オレでも連続使用はできない。
それが今だけなのか、将来もそうなのか。
この魔法の真価は、そのときに問われるだろう。
他にも【空間魔法】には、離れたところにあるものを引き寄せる『アポート』など、便利な魔法がある。
今後も期待したい。
魔法に関しては、かなり強化された。
あとは、武器を使った戦闘などすぐにはどうにもできないが、少しずつでも慣れていかないと。
スキル:不死 状態異常無効 超回復
杖の才能 魔法の才能 高速思考
杖LV.4 剣LV.3 投擲LV.3
錬金術LV.3 耐久走LV.1 解体LV.3(+1)
必中LV.4(+1) 召喚魔法LV.4
火魔法LV.2 水魔法LV.3
風魔法LV.3 地魔法LV.4(+1)
光魔法LV.4(+1) 無魔法LV.3
氷魔法LV.3(+1) 夜目
危険察知LV.2 盾LV.1
雷魔法LV.2(+1)(new)
空間魔法LV.2(+1)(new)




