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43話

 杖を作ったらちょっと飽きてきたので、【錬金術】は少しお休みする。

 お腹が空いたので、昼食にしよう。

 朝はほとんど食べなかったからなぁ。


 買ってあった食料を食べて、いざ戦闘へ。

 そろそろレベルが上がってもおかしくないから、そこまでは戦おうかな。

 考え事をしながら、スライムを倒す。

 もう反射的にヤっちゃっている。

 でも、スライムの素材はいろいろ使えるから、なるべく倒そう。


[戦闘終了! 【危険察知】のレベルが上がりました!]


 よしよし。

 かなり便利なスキルですよ、これ。

 欠点は、あえてモンスターの多くいるところに近付こうとすると、頭に響く音がうるさいことだ。

 まぁ、我慢できるけど。


 っていうか。

 虫が多い。

 そして、大きい。

 さらに、強い。

 だから、厄介。


 特に、赤ん坊ほどの大きさの蜂と、成人男性ほどの蜻蛉が危険だ。

 素早く空を飛ぶ、というのが、これほどだとは。


 蜂は針が怖い。

 毒とかより、目に映るあの恐怖は、筆舌に尽くし難い。

 それが複数いるとなると……。


 蜻蛉はスピードがとんでもない。

 一度避け損なって体当たりを受けたが、尋常ではなかった。

 痛いとかより、衝撃がスゴかった。


 いやまぁ、虫だから、水をかけると身体が重くなって、動きが鈍くなるから、対処自体は簡単なんだけど。

 当てるまでがなぁ……。


 変なモンスターとして、キノコに短い手足が生えたような奴とか、木や花が根っこを足にして動いている奴とかが出てきた。

 この辺は、強くはないが動きがキモい。

 初めて見たときは、叫んでしまったよ。

 即座に燃やしたけど。


 でも、燃やすとディーネが悲しい顔をするし(水の精霊だから、火はあまり好きではないのだ)、素材が得られないので、なるべく他の手段で倒すようにする。


 せっかく【火魔法】を使えるようにしたが、活躍できないかも。

 残念です。


 なんやかんやあるが、魔法を使ったり、杖でモンスターを撲殺するのは、怖いときもあるが楽しい。

 レベルが上がったときとか、努力が実ったのがわかって、嬉しいのだ。

 ゲーム感覚なのは誉められたことではないかもしれないけど、ゲームみたいなのだから仕方ない。

 長くなりそうな第二の人生を、なるべく楽しみたいと思います。




[戦闘終了! ラムダのレベルが上がりました!]

[戦闘終了! 【杖】のレベルが上がりました!]

[戦闘終了! 【召喚魔法】のレベルが上がりました!]




 名前 :ラムダ

 レベル:4(+1)

 SP :300(+120)


 生命力:1381(50+1210+121)

 精神力:2662(0+2420+242)

 筋力 :207(74+121+12)

 耐久 :205(72+121+12)

 敏捷 :208(75+121+12)

 器用 :215(81+121+12)

 魔力 :1464(0+1331+133)

 幸運 :20




 レベルが上がってホクホクしていると、頭の中に警戒音が鳴った。

 ビックリした。

 いつもより、音が大きい。敵が強い?


 簡易マップを見ると、少し離れた場所に反応があった。

 ゆっくりと近寄ってみても、目に見えるモンスターはいない。

 反応がある付近には繁みがあるので、じっと見るとガサガサと音がしてスライムが現れた。

 何だ、と思って警戒を弛めたら、その繁みがが立ち上がった!


 なんと草熊(グラスベア)だった!

 こんな擬態をするのか!


 その豪腕を振り回し、オレの頭を砕こうとする。

 反射的に盾を掲げ防ごうとしたが、間に合わない。

 これは死んだな。


 と思ったら、全身に衝撃が走り、オレの身体は吹き飛ばされた。

 ディーネだ。

 ディーネが水弾をオレに当てて吹き飛ばし、熊の攻撃から避けさせてくれたのだ。

 ありがとう! 荒い手段だけど!


 慌てて立ち上がり、熊と向かい合う。

 せっかくできた距離だ。

 魔法をブチ当ててやる!


 お気に入りの『ソーラーレイ』を発動。

 できれば眼球を潰したい。

 視界をなくせば、かなり有利だ。


 熱光線は熊の顔目掛けて放たれるが、その太い腕で防御され、顔まで届かないようだ。

 貫通しろよ。レベルが低いからか?

 ならば──


 オレは【地魔法】で熊の足元に穴を掘り、それを踏み抜いた熊足を穴ごと氷漬けにした。

 ディーネが大量の水を熊にぶちまける。

 ナイスタイミング!

 穴に落ちてバランスを崩して、さらに水を浴びて地面に腕を付いたので、濡れた熊の身体を凍らす。


 熊は動けなくなったが、すぐに氷を砕くだろう。

 なので、この隙にさらに動きを封じる。


 少し集中して、石を生成する。

 大きく、重い、石の塊。

 熊の身体の上に出して、落とす。


 四つん這いになっているところに、背中に大きな石が落ちてきたのだ。

 堪らないだろう?


 熊の絶叫を聞きながら、魔法の弾丸を準備しつつ、杖を持ってオレは熊に近付く。


 さあ、とどめを刺そう。


 名前 :ラムダ

 レベル:4(+1)

 SP :300(+120)


 生命力:1381(50+1210+121)

 精神力:2662(0+2420+242)

 筋力 :207(74+121+12)

 耐久 :205(72+121+12)

 敏捷 :208(75+121+12)

 器用 :215(81+121+12)

 魔力 :1464(0+1331+133)

 幸運 :20


 スキル:不死 状態異常無効 超回復

     杖の才能 魔法の才能 高速思考

     杖LV.4(+1) 剣LV.3 投擲LV.3

     錬金術LV.3 耐久走LV.1 解体LV.2

     必中LV.3 召喚魔法LV.4(+1)

     火魔法LV.2 水魔法LV.3 

     風魔法LV.3 地魔法LV.3

     光魔法LV.3 無魔法LV.3

     氷魔法LV.2 夜目

     危険察知LV.2(+1)  盾LV.1(new)


 装備 :ブロードソード ナイフ

     圧縮合枝の杖 圧縮合枝の木剣

     神のボクサーブリーフ

     革の帽子 革の胸当て

     革の籠手 革の脚甲

     革のブーツ 革のマント

     圧縮合板の小盾

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