↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/228

36話

 魔法は面白い。

 だが、何でもできるわけではない。

 改造はできるけど、新しく編み出すのは難しい。


 例えば、オレは今、火を着けることができる。

 しかし、その火を爆発させることはできない。

 スキルなのか、それともギルドで教えてもらうかしないとダメなのか。


 一方で、氷は作ることができた。

 水を出して、温度を下げたのだ。

 ステータスを見たら、【氷魔法】のスキルがあった。


 となると、爆発できないのは【爆発魔法】がないからなのか。

 あるいは、オレの知識が足りないからなのか。


 爆発ってどうするんだ?

 風を吹かしても、火勢が強くなるだけだし。

 水蒸気爆発とか粉塵爆発とかは、密閉空間でないとダメなんだっけ?

 良く知らない。

 スマホがあれば……。


 うん。諦めよう、爆発は。

 その内、魔法使いギルドで訊こう。

 一回できるようになると、あとはそれを使いやすく改造できる。

 今はそれで良い。


 雷とかも使ってみたいけど、あれも詳しくは知らない。

 雲と地面との電位差がどうこう、だったような。

 あやふやだし、それを手持ちの魔法でどうにかできる気がしない。

 よって、これも保留だ。


 スキルとして覚えることはできる。

 SPを消費すれば良い。

【雷魔法】は……50Pか。

 今、100Pあるから、できないことではない。

 けど、なんかもったいないので、あとにしよう。




[【水魔法】のレベルが上がりました!]

[【風魔法】のレベルが上がりました!]

[【地魔法】のレベルが上がりました!]


 もう完全に日が落ちて、空は真っ暗です。

 もちろん、星の光はあるけれど。

 焚き火がなければ、何も見えない。


 これはちょっと……舐めてた。

 月がないので、かなり暗い。

 たまたま月が出てないのか、そもそもこの世界に月がないのか。


 これで森の中に入ろうものなら、立ち往生するだろう。

 魔法でなんとかできるか?

 一応、【光魔法】はあるが。

 それともスキルを取るか。


 スキルを取りました。

【夜目】です。

 これは便利だ。良く見える。

 10Pでこれから、もっと良いスキルがあってもおかしくない。

 なるべくポイントは、スキル取得に使おう。


 さて、魔法だが。

 とりあえず、形状をいろいろ試してみた。

 基本はバレット──ゴルフボールくらいの弾丸だったので、他にもやってみた。


 (ニードル)──細く鋭い針状のものが飛んでいく。

 (アロー)──ダーツの矢くらいのものが飛んでいく。

 (ランス)──二の腕ほどのものが飛んでいく。

 (ボール)──バスケットボール大のものが飛んでいく。


 ここらへんがやりやすかった。

 飛ばすもののイメージがそうなんだろう。


 あと、同じ魔力なら、小さくすると数が増やせる。

 大きくしたければ、あるいは形状をそのままに数を増やしたければ、魔力をたくさん使えば良い。


 ただ、(ランス)(ボール)は数を増やそうとすると、威力がなくなるような気がする。

 バランスが悪くなるんだろう。

 レベルが上がるとかで、解決すれば良いけど。


 また、属性の問題がある。

 無というのは良くわからないけど、破壊のためのエネルギーっぽい何かだと思う。

 ゲームによっては、万能な攻撃方法だな。


 火はまあまあ使いやすい。

 小さな火でも当たれば熱いので、だいたいのモンスターに効果的だろう。


 水は、たくさんあれば良いが、そうでないと微妙です。

 大質量で高圧にすれば、レーザーやカッターに使えるが、魔力消費が凄まじい。

 切り札だよね。


 風が困る。

 圧縮して撃ち出せば、そこそこなのだが、あくまでもそこそこでしかない。

 具体的には、小動物を気絶させるくらい。

 ちょっとなぁ。

 あまり形状にこだわらず、放射状に撒き散らすか、竜巻みたいにするか。

 でも、それだって動きを止めるのが限界だ。

『ウィンドカッター』ってどうするんだ?


 土が優秀です。

 と言ってもただの土ではダメで、石が良い。

 最初は、土しか出せないと思っていたが、いろいろやる内に、砂が出て、石が出せるようになった。

 ただ、石は魔力消費が厳しい。これもレベルが上がれば解決するだろう。

 今は、手元の石を操作することで、満足しよう。

 石なら、足元に転がっているし、ストレージにたくさん保管しておけば良い。


[【錬金術】のレベルが上がりました!]


 また驚いたことに【錬金術】を使うと、形を好きなように成形できるのだ。

 これには興奮してしまいます。

 早速、弾丸に──それもきちんと先端を尖らせ、空気抵抗を減らします。

 もっとも【必中】があるので、命中率はそれほど気にしなくてもかまわないけど、速度に差が出ると思うので、きちんとやろう。

 その内、金属を被せて、フルメタルジャケットとか有りだね!


 こほん。

 少しはしゃいでしまった。


 ちなみに、成形だけなら【地魔法】でもできるのだが、一度に数発しかできない上に、魔力消費がなかなかだ。

 しかし、【錬金術】なら一度に10以上できる。魔力消費もそこそこだし、何よりも作り置きできる。

 ちょっと調子に乗って、500以上あるのは内緒です。


 この石の弾丸で、かなり離れた場所にいる――簡易マップによると数百mはある――モンスターを撃ったら一撃でした。

 近付いてみたら、ゴブリンの眉間を貫通してるとは。

 驚きです。


 もっと【錬金術】も含めて、いろいろ調べなければ。

 そんなわけで、まだまだ夜は長いぞ。


 名前 :ラムダ

 レベル:2

 SP :90


 スキル:不死 状態異常無効 超回復

     杖の才能 魔法の才能 高速思考

     杖LV.2 剣LV.2 投擲LV.2

     錬金術LV.2(+1) 耐久走LV.1 解体LV.1

     必中LV.2 召喚魔法LV.2

     火魔法LV.2 水魔法LV.2(+1)

     風魔法LV.2(+1) 地魔法LV.1(+1)

     光魔法LV.1 無魔法LV.2

     氷魔法LV.1(new) 夜目(new)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。