第二話 命の逆説
ラスト・エラー
ある警察署の極秘地下室でフードを深く被った1人の男が取り調べを受けていた。
『いい加減吐いてくれないか?』
『俺が?、、、なんで?』
フードの男、ラスト・エラーは我関せずだった。
『お前が30年以上前に死師家の旦那を殺した事は知っている。証拠だって十分集まっているんだ。』警察官はだんだんイライラしながらも尋問を続けた。
『あぁ〜、そうゆー感じね』
ラスト・エラーはフードから右目だけ出して、片手をかざした。
『御目賀、睦月の刻、元素合成。』
ラスト・エラーがそう言い終えると、警察署もろとも警察官は砂に変わった。
『やりすぎちまったか?まぁいい、死師家のガキが俺を探してるらしいからな、そいつを早く殺さねーと。』
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『それじゃあ頼博!今から御目賀のルールを全て説明する!一度しか言わないからしっかり聞けよ!』
『はいはい』
頼博は気だるそうに答えた。
『まず!御目賀を取り込んだ人間は身体能力以外にも特殊能力を持っている。核となる能力を基に睦月から師走までの12段階で能力を制御しているんだ。最初から師走を使用すると御目賀出力が大きくなりすぎて、体内の御目賀が不足して能力が使えなくなり、ロスタイムが生まれてしまう。そして、御目賀使い自体にも階級が存在する。低いものから順に、鹿渡、蛮燭、獄会、冥王、悪路の五階級だ。基本的に自分より高い階級のやつには勝てないと思え。そして、さっき言った睦月や師走のような攻撃以外にも必殺技のようなものが存在する。"仮想具現体御目賀"の完全顕現だ。これは誰でもできる訳ではない。階級が悪路である事が最低条件だ。最後に、死師家には代々乱眼というもの受け継ぐ者がまれに現れる。お前がそっち側の者かどうかはわからんが、乱眼発動中は御目賀の消費がゼロになるため、完全顕現を除く全ての能力の無制限使用が可能になる。万が一のために頭に入れておけ。』
『なげーよ、説明。』
頼博は聞くだけでとっくに疲れ切っていた。
『ったく、ちゃんと聞けy』
"ぷるるるるる"
『もしもし、、、、、なっ!?』
『どうしたおっさん?』
『警察署が一瞬して砂になったらしい。おそらく相当強力な御目賀使いがいる。俺たちが捜してる犯人の可能性がある。行ってみるか。』
『おいおい!おっさんの階級はどれぐらいなんだよ!?』
『冥王だ。』
『相手が悪路だったらどうすんだよ!?』
『こんなチャンス少ないだろ!行くしかない!』
『はぁー、仕方ねぇ。』
頼博は渋々老人について行った。
あけおめ!
おそらく2026年初の小説となるだろう!
おめでとう俺!2026年は俺の時代だっ!




