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五十一話 目標

ちょっと機転となる話だったので時間が掛かりました。

多分ここから本編です(適当)

さて、そろそろ午後になりそうだ。

ちなみにその間の素振りでどのくらいレベルが上がったかというと、なんと5レベルだ。

俺の両手剣スキルは10レベルだったから、滅茶苦茶上がったわけだ。

・・・もうちょっと普段から鍛えておけば良かったかな。


とまあそんな訳でギルドに到着した。

受付の人が呼んできたので追っていくと、そこらへんの個室に案内された。


ノックしてもしも~し。

「入っていい」

と言われたので、中に入る。


中に居たのは、えぐっちゃんと、ギルド長と、あとなんかゴツいおっさんだ。

この前来た時に美味しかった茶菓子はどこにもなかった。

ソファーに座れと指示されたので、おとなしく座る。

あ、柔らかい。


・・・やっぱりこっちにお金かけたのかな。



「さて、早速だけど、二人とも来たから話を始めさせてもらうね」

そう、ギルド長が切り出す。

「まず1つ目から。この方は王宮騎士団長なんだ、ではお願いします」

「うむ、わかった」

ゴツいおっさんが話し始めた。

年齢は・・・うん、声が渋いし、顔付きから察するに3、40台かな。


「さて、この話は風柳殿は関係ないのだが、貴殿も聞いておけ。グリズリーウッドでの出来事についてだが」


うお、風柳『殿』だってよ!しかも二人称は『貴殿』!Fooo!かっこいい!!


「あのレッドグリズリーとエアグリズリー2体は、予想通り人の手によるものだ。

グリズリーウッドに多く住むグリズリーベアの中に紛れ込ませる事で今まではバレなかったようだな。

独走狼が討伐依頼にされていなかったら、気が付かなかっただろうな。

それにもし、少数が発見していても、帰る前に消されていただろう」


そういえば独走狼とかいうユニークモンスターいたな。

思えばあの時は死にかけたもんだ。

その直後にケインさんが一刀両断してたけどね。哀れ。



「そして、レッドグリズリーへ敵が回収してしまったのだが、エアグリズリー2体は死体を手に入れるコトに成功した。

そして、エアグリズリーの中から、謎の名札が発見されたのだ。」


あっ、それって俺達がこの前倒したレッドグリズリーの中から回収した・・・。


「そうだ、同じ内容だった。『ジンテーゼ研究所』の『実験素体002a』『実験素体002b』と書いてあった。

そして、貴殿も知っての通り、奴らは魔力を吸収する。

しかし、魔力を吸収することのできる魔物はかなり少ない上、グリズリー種は適正が殆どない」


なるほど。


「そういうわけで、我らはあいつらが人工的に改造されて造られた特殊な魔物だったと仮定した。

しかし、我らの拠点、コノホア王国にはそのような技術は存在していない。

すると別の国の可能性が高くなる訳で、調査を行った。

まずホウ諸国だが、ここは多くの小国が集ってできた連合国家だ。

魔法技術では王国の方が上だから、これはないと判断」


そうか、外国の奴らが嫌がらせだかなんだかで送ってきた線もあるのか。


「ジルフォン・・・今はキノか?」

「ヴァン帝国です」


「ああ、それだ。

そのヴァン帝国の方はかなり魔法技術が高いから、ジンテーゼ研究所はそこだと言われている。

人造の魔物を造る技術力から、国家の極秘プロジェクトだとは思いたいが、いかにもな、外交の隙を晒す程無能だとは思えない。

あそこは貴族の力が強いから、きっとどこかの貴族が勝手に開発しているのかと見当をつけている。


とはいえ、少しは帝国も関与している可能性はありそうだがな」


一通り話し終えたのか、口を閉ざす王宮騎士団長。

そこに、えぐっちゃんが質問をする。


「話は理解しましたが、僕達が呼ばれた理由は何故でしょうか?」


「・・・ふーむ、そうだな。実は今回、もう一つ聞いて欲しい内容があるのだで、貴殿らには先にそれを聞いてから判断してもらおう」


「では私が説明しますよ」

そういって喋り出すギルド長。


「今のところ情報がほとんどないジンテーゼ研究所ですが、それとはまた別に、帝国では事件が発生しています」


「それはやはり?」


「はい、ファルシュの逃亡ですね。理由は不明ですが、帝国から脱出する際に魔の結晶を奪い、村を破壊しながらこの国へ。

さて、実は一番の問題はその魔の結晶です」


「たしか、いきなり人間に取り憑いたりして意識を奪い取る・・・」


「はい、それなのですが、実はその結晶、『魔王の心臓』だと言われているのです」



・・・お、おう。ヤッパリ四天王とか色々出てたんだからなんとな~くそんな奴だろうとは思っていたけど、はっきりと『魔王』って言われるとビビるものがあるぜ。


「魔王について簡単に説明しておきましょう。

遥か昔から、人類と魔族は互いに生存圏を争ってきました。

しかし、魔王を名乗るものが魔族を従えると、事態が急変しました。

さて当時、魔族は個々の性能が人類より強く優れていました。

それに対して人間は、組織的に戦い、数で補うことにより均衡を保っていたのです。

ですが、魔王の指揮により、バラバラに戦っていた魔族が互いに協力しはじめたのです。

さらに、魔王は将軍職として『四天王』まで用意してきました」



なるほど、マンパワーを数の暴力で殴ってたら、向こうもついに群れだしたってわけか。


「当然のことながら人間は敗北を重ね、魔族に勝つまでに多くの国が滅んでしまいます。

実は王国と帝国はそれぞれの地方の最後の国でして、最終的にギリギリ生き残った後、他国のライバルが全滅してたので楽に強国になれたらしいです。


ホウ諸国の方面は早めに魔族を押し返したので多くの国が残っていて、連合国家の体裁を保っています。

ちなみに、内部から崩壊しやすい制度だと思われやすい連合国家ですが、魔王との戦いでの助け合いから強い絆が発生していたらしく、国としての基盤は強く固まっているらしいですね。

まあ、その絆がいつまで持つかはわかりませんが」



「おい、話がそれているぞ」

王宮騎士団長が注意する。


「あ、スイマセン、つい癖で。

で、各国から勇者が召喚され、その三人の相打ちで魔王は封印されたそうです。

それで封印された魔王は帝国の手に渡り、帝国三大貴族の『勇気』のムート家が管理していました」


三大貴族・・・。勇気の象徴とかカッコいいな!

それが腐敗してたら笑えないけど!


「しかし、一年に一回封印を貼り直すという儀式をするために運んでいる最中、ファルシュが盗んでしまったのです。

ファルシュがムート家に出くわしたのは偶然の出来事だったそうですけどね。


そして、後は皆さんも知っているでしょう」



村を襲いながらこの街に逃げ込んだんだな。

それにしても、範囲内の時を止めて空間を抉る、ザ・ワー○ドとザ・ハ○ドが混ざったような能力。

通常状態は空間削除じゃなくて炎の棒だったけど、それでも結構強い能力だったぜ。


つーか、それを封じるチートバインドが一番のチートじゃないか?


「そして、ここからが本題です。いなくなった魔王に対する探査を行った結果、ギリギリ方角だけは分かりました。・・・帝国です」


なるほど、帝国に逃げたのか。帝国やべぇ。


「察するに、血を司る四天王が隠れ拠点を持っていたのでしょう、そこに移動したと考えられます」


ふむふむ。


「魔王は復活直後でパワーは弱く、体の維持すら寄生しないとできない状態です。

完全復活までは長い時間が必要となる以上、うっかり死んだら困る魔王側はしばらく行動は少ない筈です。なんとかして見つけ出し、始末してください」


なるほど・・・。ということは魔王を倒すために四天王ガゼルも殺らなきゃいけないっぽいなぁ。

えぐっちゃんに任せるしかなさそうだぜ。


と、今度は王宮騎士団長が口を開く。


「そして、ついでという訳ではないが、ジンテーゼ研究所も潰してきてくれ。

最悪見つけ出すだけで構わん、後は国がどうとでもするからだ」


なるほど・・・。

帝国に行って魔王と悪い研究者殺せー!ってことか。

俺とえぐっちゃんだけでできんのか?


「また、魔王を倒すには王宮騎士団の助けが必要だろう。

光属性が有効だからな。

面識がある上、地位もまあまあなグランツを派遣する。

それに、ケインという者も先に向かっているから、その者と貴殿らは帝国で合流してくれ」


今度はギルド長が。

「他の冒険者、友人の助けを借りるのも許可するが、あまりコトを大きくしないように。

そして忠告なのだが」


うん。


「実は最近国と国の間の時間の波が不安定になってきている。魔物もネームドモンスターが少し増えるだろう。気をつけていけ」


「え、時間の波?」


「界人殿、理解が難しいとは思うが、魔物が多く出ると理解したらいいだろう。

・・・風柳殿はなにか心当たりが?」


「はい、ボクは帝国出身ですが、時間系列がおかしかったように感じます。

日付では二週間経っていても、実際は三週間経った・・・。そんな感じのような事が」


「うむ、それだろう。ファルシュが魔王を開放した瞬間に波が発生したから、三週間前だとかなり波が荒かっただろうな。む?でも確か魔王が開放されたのは二週間前で」

「へぇ・・・、ただの勘違いだったんですね」


・・・・・・?


「まあそういう訳だ援助金として50000G支給しよう。絶対に成功してくれ。なにかあったら報告をするんだぞ。支援も惜しまんからな」


ご、50000G!?五百万円じゃねーか!?

おいおいこれ予想以上にヤバいんじゃねぇのか・・・?


「あと、シルフと下っ端B・・・変な名前だな・・・も一緒に仕事をすることになるかもしれないな」

「そうですか」

「すぐに出発しろとは言わんが早めに友人に挨拶はしておくといいだろう」

「わかりました」


「では!任務は任せたぞ!」



考えてみれば俺は異世界でなんとな~く生きていた。

設定上中1だし、それでいいのかもしれないけど、目標を目指し続けるのもいいことだと思う。

この異世界でやりとげる内容はこの依頼のクリアだ。

絶対にクリアしてやるぜ!!!



・・・あっさり終わったらどうしような。

久々に友人とPS○2をやりなおしていますが意外と面白くてビビってます。

なんでちょっと前はつまんねって思ってたんでしょうね。


あと今更ジョジョE○h買うことにしました。

遅すぎィ!

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