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三十四話 焼き肉を食べたかった

とても投稿が遅くなってすいません。

残りの春休みで投稿を・・・あと3日しかねぇ!!!(絶望

「クエストお疲れ様です」


今他の冒険者の(どうやら登録していたらしい)下っ端Bと、シルフと一緒に討伐報酬を受け取りに来ているところだ。


「へえ、ホブゴブリンの素材もありますね」

「ええ、ゴブリンの集落に来ようとしてたみたいなんですよ」

「では、近くにホブゴブリンの集落があることが確定しましたね。ちょっとこれを」


と言って地図っぽい物を提示された。

「ホブゴブリンの集落が大まかにどこにあったか教えて頂けるとありがたいです」


えーっとここが街で、ここがアエロ草原か。で、ゴブリンの集落がここだから、前見たホブゴブリンの集落が・・・。


「ここですね」

「あれ、わかるんですか?」

「え、はい」

「もしかしてホブゴブリンの集落は見たことがあった・・・とか?」


見たことあるぜ。

「納得です。ご協力ありがとうございました。ただ、次からは集落を見つけたら一応報告してください」

「はい」

「では報酬です。ゴブリンの死体が~~~~で、~~~~~~~~~が・・・」
















「おお、結構儲かったな」

「みたいね」

「へへへ、今日はたんまりだぜ」


三人で喜んでいると、シルフが提案した。

「ねえ、折角だからお金の分割と、あと祝勝会も兼ねてご飯食べにいかない?」

「おおいいね!」「じゃあ行くか」


と言って三人で街を歩いてゆく。

若干返り血がついていて臭いが、大丈夫だろうか。


「大丈夫よ、どうせ焼き肉屋だから、臭いもバレないわ」

「おお、今日は焼肉か、姉ちゃん奮発するな!焼き肉・・・じゅるり」

「汚い」ベゴッ

「タコス!」


なんてやりとりを横目に歩いていると、反対側から体格の良い男性が走ってきていた。

「あ、界人くーん!」

「お、騎士隊長さんか」


(ゲッ!衛兵よ!)(姉ちゃん逃げたほうがよくねぇか?)

騎士隊長をみるなりソワソワとしだす2人。お前ら何やったんだ。


「何かあったんですか?」


「いや、それがね。やっと殺人鬼の情報を掴んだんだよ」


「へえ!そうなんですか!」


「ああ、頑張って探したよ。大変だった・・・。じゃあ話そう。

まず、なんと奴は・・・勇者なんだ!!帝国のな」


・・・。


「あれ?反応薄いね」

「ああ、知ってました」

「なんだ、そうだったのか」

「あはは・・・」


「まあまだ情報はあるんだ。なんと奴は帝国が気に入らなかったのか、脱走してきたんだ。その途中で、貴族から強力な闇の結晶を奪ってな」


それも知ってます。

なんか、この速さでこれだけ情報を掴んだのは凄いんだけど、なんか間が悪いのかもしれない。


「いや、だがここからは流石に界人君もしらない情報だと思う」


大丈夫か?フラグなのか?


「なんと奴の隠れ家の大まかな位置をこっそり暴いたのさ!」

「おお!」

それはいい情報だな!!


「だが奴が住んでいると解っているのが、あくまでこの辺り、位の情報なんだ」


「でも、入念に探せば見つかるのではないですか?」


「いや、それがそうもいかないんだよ。実はその地域ってのが、スラム街でな」


「ああ、なるほど」


「家宅捜査なんてしたら関係ない事件に巻き込まれそうだし・・・。まあ色々あって時間がかかりすぎるだろう。その間に勘付かれ家を捨てられたらまた一からやり直しになってしまうんだ」


「でも・・・仲間にそういうのに詳しい人がいるので大丈夫ですよ!!」


「へえ、そうかい」


すると、後ろから睨まれているような気がして、ちょっと振り返る。

(ねえ!ちょっと衛兵の前でそういうことバラさないでよ!!)

(そうだぜ!特に何してなくても、スラムの貧民って判ったら得点代わりに逮捕とかよくあるんだぜ!)


と文句を言ってきた。


騎士隊長さんが苦笑しながら、

「ははは、僕はそんなことはしないよ」

と頭を掻いた。

結構小声だったが聞こえていたらしい。レベルが上がれば聴覚もよくなるのだろうか。


聞こえていたとは思わなかったらしくシルフは顔真っ赤だ。

一方下っ端Bは「ホントか~?」なんて言ったりしている。


そして騎士隊長は、

「まあ、ちょっと地図を持ってくるのを忘れてしまったので、また後で来るよ」

と言って走り去っていった。


下っ端Bが肘で小突いてくる。

「おい界人、そろそろ殺人鬼と戦う日が近そうだけど、お前と風柳?って奴だけで大丈夫なのか?一応王宮騎士もいるみたいだが」


うーん、どうだろうか。正直なことを言うと、俺が足手まといな未来しか見えない。風柳・・・えぐっちゃんはクソ強いし、王宮騎士は前に共闘したこともあったが、かなり強かった。


多分これ俺いらないんだろうな。うん。


「やっぱりもっと戦力がいた方が心強いよな?」

と下っ端B。何が言いたい?


「いや、俺もちょっと連れてってくれよ」

「ああ、別にそんな事くらい全然いいぜ。ただ足手まといにはならないようにしろよ」


「ああ、良かった、連れてってくれるのか。だが大丈夫だ」


と言った後、耳打ちしてきた。

(いや、姉ちゃん(シルフ)が行くって言うから心配でな、ちょっと付いていこうと思ってな)


なるほど、そういう事か。


「ホラ、何2人でコソコソ喋ってるの、疲れたしさっさと行くわよ」

と行って走っていった。

「あ、待ってくれ~」

と言って下っ端Bも駆けていく。


俺も適当にダラダラ追っていった。

あ~疲れた・・・。よく走れるな・・・。















【  お休みのお知らせ    諸事情があるため今週は休業させて頂きます】

【  来週から営業を再開させて頂きます     オーナー○○より   】


「・・・」

「・・・」

「・・・」




「報酬・・・山分けでいい?」

「いいぜ」

「・・・帰ろう」




結局報酬の3分の1を貰って帰った。

いや、結構クエストで疲れてたんだよ。別の店とか探すのがもう面倒くさかったから仕方ないよね。



手に入れたお金は1500Gを三分割し、500Gだ。日本円で約5万円。

命がけとはいえ、結構時間に対して儲かったと思う。


いやぁ、それにしても、腹は減ったが臭いがキツい。

やはり風呂に入るべきだ。そういえば行ったことないけど、俺の宿って確か大浴場があったよな。折角だし風呂入ってから飯にしよう。


とりあえず宿に戻るか。









キーンコーン

「お疲れ様です」

「風呂って入れますか?」

「はい、上の階にあります。宿泊者は無料ですね」


へぇ。無料なのか。ちょっとお得感あるね。



階段を上がって、「男湯」と書かれた扉を開けようとしたところで、横を見ると洗濯コーナーがあった。


なんでもサービスで洗濯してくれるらしい。

折角だから頼むか・・・と思ったところで替えの服を持っていない事を思い出した。

寝間着買う時にまとめて買おうと思ったんだがなぁ。

なんやかんやで未だに買えてない。


しかし、そもそも服についている特殊効果で勝手に汚れは落ちるから結局そのままで放置することにした。





カゴにとりあえず全部投げ入れておいたが、重要な物は予めフロントに預けておいた。ホントサービス充実してるよなここ。






特にアクシデントもなかったし、野郎の入浴なんて正直どうでもいいので、意外と湯加減がちょうど良かった位しか特筆すべきことはなかったぜ。


さて、パパっと飯を食べるか。

メシ代その他諸々、お金をえぐっちゃんから3000G(約30万円)悪いとは思ったが、昨日の朝に借りさせてもらった。


正直友人との間で金のやりとりはしたくなかったんだが、異世界でそんな事言ってられなかったぜ。まあ、スカーレットグリズリーの件までは俺無一文だったし。


とりあえずお金が勿体なかったので外に出て屋台を探す・・・。



「HAHAHA界人おはよう」

「こんにち・・・こんばんはの時間だろ」

「ちょっとしたジョークだ☆」


この無駄に軽いノリはAくんだ。


「なんか用事でもあったの?」


「いやかくかくしかじかで」


「え、屋台はそんなにお勧めしないなぁ」


「そうなのか?」


「だって美味けど高いんDA!!しかも偶に高くて不味い店もあるし」


「いや、ホラそこは安い屋台をだな・・・」


「・・・そんなに毒耐性が欲しい?」


「・・・そういう事か・・・」

どうやら余程美味しくないみたいだ。


「因みにガチで食中毒とか安いところだと混ざってるから、ホントにオススメしない」


「げっ、ホントに毒があんのかよ・・・」


「そこを曲がったそこの酒場がオススメだからそっち行ったら?」


「おう・・・そうするよ」



そして俺はAくんと別れ酒場に向かったのだった。

今回は割りとどうでもいい話。

いつ殺人鬼戦を挟もうか悩んでいますね・・・。

どうしましょうかね。


感想で意見くれてもいいのよ?(チラッチラッ

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