二十八話 話と神託と挟撃
ええ?投稿が遅い?
インフルですからしょうがないですよね。いやあはあはは。
・・・健康には気をつけますよ。
皆さんも最近インフル等気をつけてくださいねー。
さて、意味の分からないラーメンマスター?の旅立ちを見終えて、どっと疲れたが結局そのまま宿の部屋に戻った。
また二階で騒ぎがあったがガン無視した。
えぐっちゃんは残念そうだ。おい。
そして、部屋に戻ってベッドに腰かける。
えぐっちゃんもとなりに座った。
「そっち座っていいよ」
と言うと、シルフと下っ端Bは反対側のベッドに座った。
えぐっちゃんが「『サイレント』」と唱える。
この部屋を防音できる魔法だそうだ。
さあ、話を聞くぜ!
「なんで俺の武器を狙ったの?」
「それはね、私の知人を殺した人の武器が、進化武器だったのよ。それで」
「俺が殺った・・・と思った訳か。」
「違うのでしょう?」
「ああ、そんな事はしていない」
し、する勇気もない。日本人は殺人なんて出来無いよ~ん。
「じゃあ次の質問、下っ端Bは何しに来たの?」
「ああ、姉に話をしようと行ったら捕まってたから、助けようと思って。」
「へぇー」
「何の話をしようと思ったの?」
ここでえぐっちゃんが聞く。
「いや、その殺人犯についてだよ。そいつの武器は、進化武器で、さらに片刃の細い剣・・・なんて名前だったかな」
俺が応える。
「それ、刀?」
「ああ、そんな名前だったな。」
えぐっちゃんが自分の武器を持ち上げる。
「もしかして、こんなの?」
そこには漆黒の刃を持つ刀が。うわぁなにそれかっこいい・・・。
「つまり犯人はお前?」
「いや、違うよー」
えぐっちゃんも否定。殺人なんて日本(ry
「でも、刀ってこの世に殆ど出回っていないって聞いたよ?」
「そもそもこれ進化武器じゃないからね」
と言って刀をブンブン振り回す。怖い。
「まぁ知っていたけど、やっぱりあんたらは犯人じゃあないんだろ?」
「おう!」「もちのロン」
「うーん誰が一体やったのか・・・」
「心当たりはあるの?」
今度はシルフが答える。
「いえ、彼はあっちこっちに喧嘩を売っていたから、正直検討もつかないの。
それに、彼が盗みを行った相手は初めて会う相手よ、だから手がかりなしなの。」
「ん?盗み?」
どういう事だ?
「ああ、あの人は進化武器が欲しがってたから、盗ってくると言っていなくなって行ったの。で、死体になったわけ。」
「じゃあそれ斬られてもしょうがないんじゃない?」
えぐっちゃんが聞くが、シルフは口を尖らせた。
「でも、態々殺すことないじゃない。彼も相当のやり手なのに、一発で殺したって言うから、気絶させる事くらい犯人には容易だっただろうし。」
「で、でもだなぁ・・・」
「それにね、正直逆恨みでもいいのよ。復讐できれば。理由なんていらないわ。
どうせ彼がいなきゃ私死んでたし。」
「ほぇ?」
「私が魔法を使えたのも彼に教わったから。それで生き延びたのも両手の指じゃ数えられない程。恩返ししなくちゃね」
「はぁ・・・」
あんまりその「刀を持った犯人」が悪いやつと思えなくなってきた。
盗まれそうにになって、慌てて殺したら、別の人に恨まれてる状況だろうし。
「で、どうするの?私達を警察に突き出すの?」
えぐっちゃんが答える。
「いや、やめておこう。話を聞けてよかった、多分それは僕の探し人でもあるから」
「そう。まぁ会えたら教えてね。いつでも殺せるように鍛えておくから。」
「じゃあねー」
「ええ」「さようならー」
そうしてシルフと下っ端Bは帰っていった。
で、今さっき聞こえたんだけど。
「え、えぐっちゃんの探し人ってどういうこと?」
「ああ、そいつ、別の国から来た『元勇者』で、『刀使い』だから、日本人の可能性が高いと思って前から調査してたんだ。ギルドからの依頼もついでに」
「へぇ~」
「で、そいつを追ってこの町に来たってわけ。それで界人に会えたのは幸運だけどねー」
「そいつの居場所はわかってるの?」
「いや、わからない。だから調査中」
「ふーん、でもそいつ、悪い奴なのかな?」
あんまり悪そうに聞こえなかったんだけど。
「ああ、最悪最低の殺人鬼だよ」
結構悪かった。
「前の町では20人位殺してる。で、今はこの町で鳴りを潜めているよ」
「おっかないなぁ」
「界人も見つけたら教えてね、強いから戦っちゃだめだよー」
それフラグだ。
そして、俺はまたアエロ草原に戻ってきていた。
シルフに邪魔されたから、結局なんにも出来なかったぜ。
そうだ、神託を確認しておこう。
(~o~)
神託一覧
※神託は更新されます
+街に行こうよサービスワールド
+冒険者になろう
-何処で魔法の使い方なんて覚えたんだ?
+チート、マジヤバでちゃけパねえっす。
+異世界人を見つけよう
+職業求む
+やどぐらし!
-やったね界人ランクがあがるよ
-奴はボスの中でも最弱
-ボッチ卒
-殺人鬼を探せ!
(~o~)
(~o~)
+街に行こうよサービスワールド・クリア済み
内容:街に入る
備考:偽造発行?神なら犯罪じゃないんですよ
報酬:身分証明証
(~o~)
(~o~)
+冒険者になろう・クリア済み
内容:冒険者ギルドに会員登録する
備考:これでテンプレ間違いなし!
報酬:ゴロツキホイホイ
(~o~)
身分証明証か・・・まぁギルドカードで代用できるんだけど、ないよりはいいだろう。
で、ゴロツキホイホイ?なんだよこれ・・・。鑑定。
(ΦωΦ)
名前:ゴロツキホイホイ
ランク:9
スキル:亜空収納*なんコレ
状態/品質:満杯
備考:近くにいるゴロツキを呼び寄せ、自分に絡ませる。
スプレー式で、人間にのみ掛けることが可能。
無駄にランクが高い。使い捨て。
(ΦωΦ)
いらねぇ。しかももう既に絡まれてるわ。Aくんが。『神せ犬』に。
あれはノーカン?しらんな。
さあ、続きだぜ。
(~o~)
+チート、マジヤバでちゃけパねぇっす。・クリア済み
内容:チートの使用
備考:報酬に困ったらとりあえずレベル上げときゃおk
報酬:Lv.3
(~o~)
(~o~)
+異世界人を見つけよう・クリア済み
内容:異世界人を発見
備考:ここまで早いのは驚きだよ
報酬:チート使用許可
(~o~)
おお、ようやく新しいチートが使える!
どれどれ・・・
(ΦωΦ)
光視 界人 Lv.22
職業:飛剣士
称号:異世界トリッパー*同世界人遭遇*美食との邂逅
スキル:鑑定*両手剣Lv.4*呪い耐性Lv.1*回避Lv.1*新魔力塊Lv.2*毒耐性Lv.1
アーツ:スラッシュ*連続突き*飛翔円周斬
ユニークスキル:新型魔力展開*オーブ
特殊隠しスキル:ご都合主義*取得経験値3倍*なんコレ収納亜空
(ΦωΦ)
オーブ?な、なんじゃそりゃ。
よくわからないので(オーブ!)と念じてみる。
すると、新型魔力が削れて、目の前に手のひらサイズの、中心部に緑の宝石と羽のついた勲章のようなものができた。な、何に使うのかさっぱりわからん。
とりあえずポケットに閉まっておいた。
(~o~)
+職業求む・クリア済み
内容:職業を神殿で入手する
備考:神殿=ハロワ
報酬:50G
(~o~)
ヘぇ、お金貰えんのか。
神託っていうよりもうクエストだな。
でも50Gって5千円だろ・・・微妙に多いが・・・うん、ビミョー。
もしかして給料って言いたいのか・・・?
(~o~)
+やどぐらし!・クリア済み
内容:宿やホテル、民家に宿泊する
備考:最初から豪華宿とかふざけんなよぉーッ!
報酬:チート(使用不可)
(~o~)
よし来た!
また新しいチート解禁に近づいたぜ!
果たして次はどんなチートなのか。
って、まだ『オーブ』の使い方もわからないんだし、気が早すぎか。
そして備考の怒るポイントが謎だ。まあいいや。
っていうかどうせ備考暇神だろ?勘でわかるわ。わからない訳がない。
さて、もう神託は無いな。
特に何もしてないのにボンボンクリア出来てるなぁ。
きっとこれ序盤だけだろうけど、ありがたく受けっとておこう。
そろそろ魔物を倒そう。
近くになんかいないかなー。
街に近かったから敵が来なかったようなので、少しばかり進む。
「グキグキキ!!」
あ、ゴブリンだ。向こうから来てくれた。
今俺がいるのはゴブリンの集落の近く。
ゴブリンは俺みたいな駆け出しが倒すモンスターで、あんまり出てこない奴もいる。
ゴブリンメイジとか、ホブゴブリンとか・・・。
大きい集落でゴブリンキングとかもいるそうだ。普通はゴブリンリーダー。
略してゴブリーダー。訳す必要なかったぜこれ。
棍棒で殴りかかってくるのを軽くいなす。
主人公みたいに剣道とかの武道はしていないが、なんか出来る。
出来るならしょうがないよね。レベル補正か、はたまた転生補正か・・・。
ちなみにゴブリンと俺が殺し合い出来てるのは体格が小さいからだろう。
子どもと戦ってる感じだ。
当然力もこっちの方が上だからね。楽。
そうじゃあないと小心者のJAPANESEな界人くんは安心して戦えない。
現実世界で戦うとして例えよう。
お前も学校の先生と殴り合いは出来ないけど小学生なら倒せるだろ?
そんな理屈だ。ってか俺誰に説明してんだよ。
そしてスコッと首を撥ねる。弱いねぇ。
耳をスパっと取る。なんでも討伐部位だそうだ。前回はやってなかった。
というか前えぐっちゃんと一緒にここ来た時1S分も剥ぎ取りしてねぇ。
すごく勿体無い。ブルファンゴの死体はえぐっちゃん持ってっちゃたし。
まあいいけど、宿代貰ってる身だしね。
さあてと、次はどいつかな。
いっつも敵に見つけられるから索敵技能があったら便利だなー。
おお、いるいる。ゴブリン・・・ちょっと大きいな。
こっちに気づいてない。なんだあれ。鑑定だ。
(ΦωΦ)
名前:ホブゴブリン
強さ:C-(pt時)C+(ソロ)
備考:ゴブリンの通常進化版。体が成長して2mはある。最低二人で行動している事が多く、一人に見えて二人いた、ということが多い。
挟まれないように気をつけよう。
(ΦωΦ)
ふげぇー。ありゃきっと倒せんな。
体格で負けちゃったら無理だと思う。
新型魔力で防御してもいいけど、万が一もある。
強さの(pt時)っていうのはきっと俺が徒党を組んで戦う時とかの推奨戦闘力だな。俺のランクは・・・・・・。
・・・C+か。いやでもあれ推薦ボーナスだからなぁ。
多分そのうち負けるし、命を賭ける程じゃあない。
別の敵を探そう。そう振り返った所。
気付かれたのに驚いた様子のホブゴブリンがナイフを俺に当てる直前で固まっていた。ああ、さっきの奴の相方か・・・。
振り返るの遅かったら死んでたかも?
問答無用で塊魔力を叩きつけまくる。
ドコドコドコドコ。
あんまり威力がないけど、距離は話せた。
それにしても塊魔力とか固魔力とかって、攻撃力がないなぁ。
尖らせるか。ただ殴ってもしょうがない。斬るのだ。
(はあああああ!!)
気合を込めたら、槍状の塊魔力が2つ、俺の横に浮いている。
ああ、新パルの衛生みたいに使えるかもしれないぞこれ。
槍でホブゴブリンを突く。
遠隔操作なので超安心だ。複雑な軌道で二つの槍がちまちま削る。
ベゴッ!
ああ、一個壊された。
薄い板状の固魔力と違って、塊魔力は打撃に弱い気がする。
そりゃあ当然分厚い塊魔力は打撃に強いけど、単純攻撃用に作った微妙に厚いものだと逆に脆くなっちゃうな。
という訳でまた二本作成。
一本は相手にターゲットさせて発射。自動操縦は出来ないので適当に当たらんようにグルグル回す。
そしてもう一本は~
投げるぜッ!
魔法を使えない人が投げる事からヒントを得た。
どうも新型魔力はそれを動かすエネルギは強くないみたいなので、深く槍が刺さらない。
だから動力は筋肉式にした。
振りかぶって~
コツン。
ん?後ろになんかあるな。
なんだなんd・・・。
後ろにはこちらに掴もうとしていた様子のホブゴブリンが。
あ、挟まれた。
・・・逃げよう。
二体のホブゴブリンを線で結んで垂直方向に逃げ出す。
ああ、足速い!そうだここは・・・!
地面に固魔力の障壁。そこに乗っかって!
「よし」
魔力絨毯式移動!飛んで逃げよう!
斜め上に飛んで逃げた。体がずり落ちてる・・・。
とりあえず塊魔力で座席を作ってくっつける。
あら快適・・・堅いぞこのイス!
まあないよりマシだ。
とりあえず俺は街の門の前まで戻る事にした。
実はこの小説、あっちこっちに伏線を貼ってみてたりしてます。
貼れるのは序盤だけですから、イベントは今のうちに考えておかないと・・・。
まああんまり界人の人生本長引かせるのも良くないんですけどね。
え?伏線貼っても作者が覚えてない?そんなことあるわけないでしょう(滝汗
無駄に登場人物多いですけど基本覚えなくていいです、また人物紹介を前書きにでも書いておきますので・・・。




