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九話 勝利を掴め

3日に1話といったな、あれは嘘だ。

                                ウワアアアアアアア>


お詫びに長めにできるよう頑張りましたー。

3000文字ですよ!これで宿題が出来る...(錯乱)

グッ、おのれ...。


私の名前はゲンジ。自慢ではないがA-ランクの冒険者をやっておる。

王宮騎士団の説明は見張りの番が丁度来たから予め聞いていおった。


で、見張りをしていたら、奴は来た。

太い豪腕に吹き飛ばされそうになるが、A-なのだ。

見張りは自分含め3人。

なんとかこの人数で持ちこたえ、援軍を待つのだ。


「『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』」


隣にいる魔法使いはアクアバレットを連発している。


前に水神の加護でどうのと言っていた。

アクアバレットが超得意でしかも空気中の魔力を利用し、魔力を少しも

使わずに撃ち出せるらしい。


そしてびしょ濡れの...エアグリズリーか、が鬱陶しそうにしている。


エアグリズリーは何かしようとしているが、何やら上手くいかない様子。

アクアバレットを撃たれ集中出来ないのか、あるいは他に理由があるのか。


エアグリズリーはかなり強めらしいので流石にアクアバレットで怯んでいると

いうことはないだろうが。


『縦一閃』『スラッシュ』『ゲルトブレイク』『アバランシュ』

「フン!テイ!トオ!とりゃああアアア!!!」


くっ、硬い。体毛に勢いが防がれてしまう。

しかも剣先を向こうはしっかりと見ている。


無詠唱にしないとタイミングで剣が掴まれてしまう。

実際にやられた。なんとか不意打ちして取り返したが、次はないだろう。

絶対に読みきらさせん。が、少しずつだがこちらの剣筋が学習されてきている。


罠を利用し返したという話なので頭がいいのだろう。

「『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』」


彼のおかげて集中出来ていないようだ。

集中されたらすぐやられていただろう。ありがたい。


「おまたせしました!『肉体強化』『剣硬化』『鈍化』」


最後の一人は魔術師だ。こちらにバフ、向こうにデバフを与えてくれた。


『雷火刀』『火炎斬』『ダブルスラッシュ』『グレーターストライク』

「はああああ...ぜええイッ!ぬぬッ!」


雷と火をバスタードソードに纏わせる。

更に火力をつけ、袈裟斬り。腕で逸らされたが、逆にそのまま一回転し、

左から右に切る。浅いが、いけるッ!逸せないと思ったか弾こうと

手を出してきた。

バスタードソードを手に叩きつける。バキッと音がした。

敵の爪か、自分の剣か。あるいは両方、欠けたかもしれん。


ぶつけたら当然跳ね返ろうとするし、エアグリズリーはそもそも弾こうとしてきたのだ。わざと弾かせる。勿論方向は調整した。

そしてダブルスラッシュの二撃目。

普段は右から左へ切り返すが、今回は切り上げを行った。


顎に直撃。バスタードソードの質量で向こうが仰け反る。

それは隙。突かない訳がない。

瞬間的に腰にバスタードソードを構え直す。重心を安定させ、魔力を足へ。

踏み込むと地面に大きいヒビが入る、

「『エンチャント:ウォーター』!」

「『土固め』!!」

雷火刀が切れたのでウォーター系を付加してくれた。

そして土がエアグリズリーの足を固めた。


そして、溜めに溜めた力でバスタードソードを振り落とす!!!

「ドォリャアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


当たった。



「おーい大丈夫かー!」「援軍だぜええ!」「間に合った!」


フン、ようやく来た。来るのが遅いような、そうでもないような気がする。


「グリャアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」


まだ生きている。エアグリズリーがゆっくりと立ち上がってこちらを睨みつける。


「来ました!」「敵殺せ工エエェェ(´д`)ェェエエ工エエ」「はああああああ!!」

「おラロアロララロアjmん:;j」「俺が来たからには!」


次々と援軍が来ておる。

私と見張りの二人は近くの岩に腰掛けた。

これだけ人がいるなら、少し休ませてもらって良いだろう。


魔術師は魔力を使ったし、アクアバレットの人や私は単純に疲れておる。


「アクアバレット撃ちつかれた。暫く出せなさそうだわ」

「魔力はともかく私も疲れましてねえ」

「私も疲れたわい。おお、バスタードソードが欠けてない。よし。」

そして私は立ち上がる。バスタードソードを持って。


「うお、おっさん頑張るね、俺も行くか」

「早いな、すまないけど私はまだ休むよ」


そして私ゲンジと、アクアバレットの人はエアグリズリーに駆けて行く。





















っへーい界人だよ。

エアグリズリーは2体いるらしい。

絶望的だが、ただで負けるわけにはいかない。

「『鑑定』」


(ΦωΦ)

名前:エアグリズリー

強さ:A++

備考:グリズリーベアの亜種、もしくは特殊型。上位個体で、かなり強い。

平気そうだが実はかなり傷を負っている。

嵐の鎧を纏うと攻撃が通りにくくなり厄介。


嵐の鎧は空気中の魔力を利用し作成している。

腹にそのための魔力を吸う器官がついている。

毛で覆われているが魔力はちゃんと吸えている。


2体いるが、実はエアグリズリー2体はそれよりも上位個体の魔物に

命じられて動いている。

(ΦωΦ)



エアグリズリーよりも上位個体がいるのかよ!

くそ、取り敢えずこの情報は一旦放置だ。ん、神託が来た気がするが、

後にしよう。


魔力は空気中から供給、その器官は腹。これだ!

「コイツは空気中から魔力を吸っていて無尽蔵だ!」

すると、おっさんが反応。

「そういうことか!」


なにがそういうことか!なのかはともかく。


「更に、その器官は腹だあああ!てい!」


迫ってきた爪を弾く。進化の長剣が少し欠けたが、いずれ修復される。

自分が情報を発信しているのを感じてこちらに狙いを定めたのか。

だとしたら凄い頭脳だ。



攻撃がお腹に集中しだす。

が、嵐の鎧で攻撃が届くのは少ないし、威力も減衰している。


「『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット」』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』『アクアバレット』」


(うおおおお!?)

急に大量の水弾がエアグリズリーの背中にドドドドドドドド。

腹に撃つと味方に当たりやすいから、そういう配慮だろう。


撃ちまくっている魔法使いの横におっさん。

何か指示したのかもしれない。


だが、嵐の鎧に阻まれてしまう。

当たったとしても威力が水風船位にしか見えないのであんまり意味は

なさそうだが...?


「おい!鎧が弱くなってきたぞ!!」

「すげえほんとだ」「なんで?」


ちらほらと声があがる。試しに斬りかかる。体毛に弾かれたが、

嵐の鎧は確かに弱まっている。

原理は知らないがすごいな。


すると憤怒の表情でエアグリズリーが咆哮をあげる。

「グロオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

反射的に俺も含めヤバイと思った奴らは後ろに下がる。しかし。


ギュオオオオオオン!


エアグリズリーの出した緑色のオーラが、前衛全てを吹き飛ばす。

「うわああああああああああ」

いって、くそ、吹き飛ばされた!

ハッ!アクアバレットを撃ちまくってた人も巻き込まれている!


エアグリズリーが風を纏い始め...

「さあせえるうかアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


Aくんも嵐の鎧のような何かを纏って、空を飛びながらエアグリズリーの腹に

勢い良く突進する!


「グルオオオオオオオ!!」「うひょおおおおおおおおおおおおおおおお!!」


エアグリズリーの纏いかけていた嵐の鎧が蒸散し、Aくんから緑色のオーラが

噴出する!

「うへええええええええええええええええええええい!!!」


エアグリズリーの腹から光が漏れて...


              ピカッ!


眩い光が辺りを染める。

光がおさまり、目を開けると、Aくんが反動で吹っ飛ばされていくのと、

ズシン、と地面に絶命し倒れたエアグリズリーが目に入ったのだった。

感想評価待ってまーす。

/ブクマばんざーい\


※6/23に修正


ちなみに最後のトドメはゼノクロのドールのアーツのヒートボンバーの衝突

エフェクトの色変えを想像して頂ければ。

え?知らない?( ´_ゝ`)イマスグカッテコイ

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