十話 黒幕
超短い
「く...くそお」
俺の名前はケイン。王宮騎士という職業に就いている。
ちなみに戦闘の職業はホーリナイトだ。
王宮騎士団のルーキー的な何かだと自負している。
「諦めるな。まだまだいけるはずだ。」
隣にいる同僚の騎士はグランツ、という。
かなりの間王宮騎士に所属している。
それなりに真面目なパイセンだが、理解のあるいい人だ。
最近はスキルの無詠唱をしろと言われているが、出来る気がしない。
それで修練をサボっ...先延ばしにしていたが、まあ今は後悔しているぜ。
今戦っているのはレッドグリズリーとかいう奴だ。
かなりの上位個体で、他の上位個体を従えている。従えている魔物は
エアグリズリーという魔物。
エラルだったか?先見性のありそうな騎士が深傷を負わせていたから
一刀で倒せた、独走狼という上位個体より強いのだが、
レッドグリズリーはそんなモンスター2体も従えているんだ。
まあ、必然的にレッドグリズリーはエアグリズリーよりもっと強いって事で。
最初に単体で現れたエアグリズリーはしぶとくて、鎧が邪魔だったけど、全然
余裕!って雰囲気を出していたら、グランツさんが「気を緩めるな」って言った。
大丈夫だよ、って思ってたけど荷物持ちに数多く雇っていた冒険者達の方にも
エアグリズリーが出没したらしく、それで冒険者が助けを求めてきた。
あくまで荷物持ちだから、念の為A-の冒険者を配置していたが、
怪我したばかりでかな~り調子が悪いと言っていた。
援護に向かうためエアグリズリーをさらに急いで倒して、
それで助けに行こうとした時だった。
急に辺りが炎で包まれたんだ。
王宮騎士とはいえど、エアグリズリーとの戦いで少しだが、疲れていたし、
急ごうとするあまり油断しちゃってな。
で、勿論その炎はレッドグリズリーのもんだ。
エアグリズリーも賢かったし、そいつもそうなんだろう。
エアグリズリーは負ける前提で出撃させて、倒した時の油断をついてきやがった。
流石というべきか、死人は出なかったが怪我人はそれなり出たな。
レッドグリズリー、ホントにタチ悪くてな、執拗に怪我人ばっかり攻撃
してくるんだよ。
テントの医療班に運ぶ時に怪我するする人が出て、それを運ぶ人が...って悪循環。
まあ王宮騎士だし、なんとかなったけど、俺も含めダメージを受けた状態で
戦うハメに。
っていうかグランツさんに注意されてなかったら俺もテント送りだったな。
危ない危ない。
「あ、切れた。『ホーリーソード』」
「一声掛けてからにしてくれ。(バッシュ)ッ」
やっぱ俺は集団戦の経験が少ないから、ちょっとアレだな。
「『ウォーターシールド』爪来ます!」
「おk!(ナイトブレイク)フンの!」
「(アイスニードル)おらッ!」
「(聖斬り)...!」
「(炎技)てい!」
ああ、魔法、手で壊しやがった。
まあそれが隙をつくるんだけどな。
「『ライトスマッシュ』!っくう~!聖属性耐性マジ高っ!」
「今、愚痴ってもしょうが(弾き)、ない!」
ドドドドドド!
ん?走る音が。
「冒険者達の援軍!」
(おおマジか!...。でも足手まといの方が多いんだよなあ)
うおッ!いてて...レッドグリズリー倒せるといいなあ。
時間がないんですううううアアアアアアアアアア(記者会見的な)
1話1話が短くて物語が思うように進まない...。




