↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【スキル作成】最強になったので運び屋になります。  作者: 赤沼 夜
20XX年

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

59/60

57.ドラマ鑑賞

 なんかのBGMと声が聞こえる。これはドラマか?

 俺は目を覚まして、左腕を支えにして、上半身だけ起き上がらせた。

 

「また、ドラマを見ていたのか?」

「静かにしなさい」


 アズはテーブルに座って、ウィンドウを目の前に表示させながら、ドラマを見ている。ウィンドウの両隣に丸いスピーカーが浮いてる。

 ファミレスを出た後、事務所の手続きを済ませて、本格的に活動出来るようになった。アズはある手段を用意て、手続きを普通の人よりも早く終わらせた。

 その後、お金は無かったが、生活に必要な家具などを買った。

 そこで、ベッドを買うことになった訳だが、ここで問題が起きた。

 アズは自分の部屋に置くための、シングルベッドを買った訳だが、もちろん俺もシングルベッドが欲しい訳だがら、同じようにシングルベッドを買おうとしたら、アズに止められた。

 

 「貴方の寝ているところはリビングでしょ? ベッドだと、邪魔だから、折りたためるソファーベッドにしなさい」

 

 と言われ、家主は一応アズなので、逆らうことができなく、仕方なくソファーベッドを買うことになった。俺の私生活に関わる大きな問題だった。

 他にも、アズが「もっと買いたいものがあるわ」と言うものだから、めんどくさくなった俺は、買い物サイトのログインパスワードを教えたら、スピーカーやら欲しいものを買うようになった。

 ちなみに、事務所自体は始まったが、依頼がまだない。そもそも、誰も来ていない。理由が不明だ。


「今日は事務所行くのか?」


 アズが動画を止めて俺の方を向いた。


「今日は行かないわ。今見ているドラマの無料視聴が今日までなの」

「無料視聴?」

「なんでわからなの、私達は今金欠なんだから、有料会員に入れないでしょ、だから無料で見るしかないのよ」

「なるほど、お金を払ったらいつでも見れるということか……」


 配信サイトで何かを見ることがあまりないから、そういうのはあまり詳しくないんだよな。

 そういえば、昔のドラマは完成度高かったが、今は国内のみの制作だから、クオリティは低いと聞いたことがある。というか、支配者はドラマとか興味がないらしい、その為だろうか、あまり関わっていない聞いたことがある。今この国は支配者が関わっている事業だけが伸びている状態だ。逆にアニメ系はわりと技術力が上がっている。と言うよりも、給料が良いらしい。だから、戦闘ができない人はアニメーターを目指す人もいるらしい。もしかして、支配者はアニメ好きなのだろうか、まさかな……。


「貴方アニメと見ないの?」

「アニメ? あんま見たことないな。昔の日本で人気だったらしいから、有名な作品とかは調べたことはあるが……」


 そもそも任務とかで、家に着くころは疲れてたから、家では情報を見たり、装備の点検とか、身体を休ませたりとかしかしてなかった。


「そうなの、なら私と一緒に見ましょ」


 アズはウィンドウに表示されているドラマを指した。


「なんでだよ」

「丁度いいじゃない、私は今日はここから動きはないし、あ、このドラマジャンルは恋愛だから、それに内容的には初心者でも見やすい内容だと思うわ」


 アズは見るからに頑固な性格をしているから、本当に動く気はないんだろうな。

 というか、恋愛ドラマとか見るんだな。そういうところはわりと普通だったりするし、よく分からない。


「しょうがないから、一話から見るわ」

「途中からで、大丈夫だ」

「途中からなんて、良くないわ」


 何話まで見て、あと何話あるだよ。

 

「期限は今日なんだろ、時間大丈夫なのか」

「休まないで見れば行けるわ、さぁ、ついてこれるかしら、この途方もない方舟に」


 アズの隣の椅子を後ろに引き出してきた。とりあえず座る事にする。アズのを見ると、僅かに笑顔になった気がした。


「休憩なしとか、拷問かよ」

「なんか言ったかしら?」

「なんでもない」

39.40話にセリフと描写を追加しました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。