閑話
トーキング
「なんか様式変わってないか?」
「何の話だよ」
「嫌だって千尋、前回は『とーきんぐ』なんていう平仮名で、まるで字数稼ぎのように『――――』を乱用していたようなしていなかったような……」
「だからなんの話なんだよ……。意味が分からねえぞ?」
「そこまで鈍いと流石にヤバくないか? 燐火に嫌われるぞ?」
「なっ、バッカ! そこまで鈍くねえから! 何言ってんだよ九十九!」
「へーへー。まあどうせ作者のズボラな性格のせいだろうけどな」
「作者って誰だよ……」
「川辺川ちゃん、川辺川ちゃん」
「どうしたんですか不知火さん」
「……どうしたらアタシ、三冬ちゃんみたいな大きな胸を手に入れられるかな?」
「……正直耳を疑いましたよ。僕にそんなことわかるはずないじゃないですか」
「何勝手に会話終わらせようとしちゃってるのさ。ほら、何かあるんじゃないの? おっぱい揉むとかさ」
「また怪しい事を言う……」
「きっと三冬ちゃんって、一行ちゃんや弱竹ちゃんと夜な夜なギシギシアンアンしてるからあんなにおっぱいが大きいんだよ!」
「それ本人たちの前で言ったら契約破棄されるんじゃないんですか」
「あ、それはマズいかも……」
「そもそも、女性って胸の大きさで勝ちが決まるものなんですか? 皆胸が欲しいとか、大きな胸邪魔だとか言うじゃないですか。もっと他にないんですか」
「ちっちっち、甘いなあ川辺川ちゃんは。おっぱいは母性の塊なんだよ? 女性にしかないモノなんだよ? 他の人より優れたいと思うのは当然のことだよ」
「母性って言うか、脂肪の塊ですよね」
「それはロリコンとかペドの吐く台詞だよ」
「僕はおっぱい大好きですけどね」
「変態」
「純粋に、好奇心旺盛な高校生ですから」
「川辺川ちゃんはエッチな事に興味はあるの?」
「あったらこんなところで働こうなんて思いませんよ」
「それもそうだよね」
「……ここをこうだ」
「こう?」
「違う違う、こう、指をクロスさせて……こう」
「えーっと、こう? あ……」
「クロスする指が逆なんだよ。右手が上だ」
「あ、出来た」
「よし、次にこうして、こう、……こう!」
「こうしてここをこうやって……、こう?」
「そうそう、やりゃあ出来るじゃねえか燐火!」
「おお、やった! やったよ千尋!」
「……何やってんだお前ら」
「「あやとり」」
「さいですか……」




