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C7.appx5 こんにちは、拾われた者改め転生者です。その2

18/06/19 番号振り間違いを訂正 C7.appx4→C7.appx5

「・・・あのー今更過ぎるんですが、素朴な疑問、聞いてもよろしいでしょうか?」


「何故畏まっているのです?どうぞ聞いて下さい。」


「何で俺、先生たちの言葉が分かるんですかね?」


「一言で言うと、加護の力、と言うことに集約されます。」


「加護?ですか。」


「大地の守護者が全ての生命の守り手だということは話しましたね。

 しかし、あの方は人が人を害したり虐げたりすることを禁止していません。」


「え?・・・何故?」


「それがお互いの手によるものだからです。

 守るのはあくまでも当人たちに“どうしようもない部分だけ”と言うことのようですな。

 その中に、言語の違いと言うものも含まれているだけですね。」


「はぁ・・・。」


ぴんと来ないな。


「加護が生まれる以前の時代には、言葉が違うから、伝えたいことが伝わらないから争いが起きることは頻繁にあったと聞きます。

 そのため、最初の守護者となった大地の守護者は、言語による争いの回避を考えたのだと思います。

 ただこれも、当人が伝えたくないと思えば伝わらないように出来てしまうので、何とも言えませんね。」


加護スゲー、世知辛いとか言って済みませんでした!


「あ、そうだ、先生。

 この世界に火薬ってあるんですか?」


「ありますよ。」


「おお!じゃ、銃とかもあるんでしょうか!?」


「ありますね。」


「まじかー・・・ちょっとファンタジーから外れちゃったなぁ。

 じゃあやっぱり戦争とかは銃の保持数が勝敗を分けるんでしょうねぇ。」


「?いいえ?」


「へ?銃ですよね?」


「ええ、銃です。

 子供のおもちゃ程度の使い道しかないモノですが・・・その様子から貴方の言う銃とは違いそうですね?」


「あるぇ??火薬を使ってる銃、なんですよね?」


「そうですが・・・ああ成程、加護、でしょうね。

 火薬には加護を与える存在が居ません。

 そのため、恐らくは貴方の思っているような威力が出ないんだと思います。」


「加護を与える存在?」


「火の魔法とは、言ってみれば太古の魔導師達が組み上げた、繊細な魔導回路です。

 我々が同じものを作っても、同じような威力は出せませんので、これも一種の加護と言えるでしょう。


 恐らくですが、太古の時代で加護を与えられなかったものは、十全に機能を発揮できないのでは?」


物理法則通じねぇじゃん!とか思ってる所に先生ともども呼び出しがかかった。

・・・なんで俺も?


・・・

・・


怪物だらけの謁見の間に連れてこられて委縮してると、いきなり“勇者”について聞かれ、一瞬一人で盛り上がっちゃったぜ!

・・・冷たい視線に自己鎮火したけど冷や汗もんでしたよマジで。

その後も“勇者”について色々聞かれて、素直に答えたら・・・よく考えれば相手は魔王様。

魔王を倒すのが使命なチート能力持ってそうな英雄様の話はダメなんじゃね?


一通り説明終えた後、やばいこと話しちゃったんじゃねー?とか青ざめたりしてたら、怪我だらけのケンタウロスの一団が飛び込んで来た。

その怪我を実際見るのは初めてだったけど、思わず口をついて出た。


「・・・銃創だ。」


端折るよりは世界観を広げる方が良いかと思ったんですが、説明回多いのも考え物なんでしょうかね。

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