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C7.appx4 こんにちは、拾われた者改め転生者です。その1

どうも、一度死んで違う世界で生まれ変わったらしい?転生者です。

疑問形なのは、なんで死んだ時の姿形なのかなぁ・・・って。

転生よりは再構築って感じかなぁ?


あと、まだ死んだ時の記憶が良く思い出せてないんだよねぇ。

それでも死んだ体験というのはどこか記憶の中にあるらしく、そのことを否定する感情は不思議な位に一切湧かない。

だからといって、死んでても別に良いやー・・・なんて思っては無いんだけど、って説明し辛いな。

どうしようもないっていう諦めなんだろうか。


あ、そろそろ先生こと上位アンデッドで、魔王様の側近って人がやってくる。

色々教えてくれるし、紳士だし優しいので先生って呼んでるんだ。


 コンコン


「どぞどぞー。」


「失礼しますね。」


「やだなぁ先生、俺らの仲じゃないっすか。」


先生は俺の軽ーい調子にクスクス笑・・・ってると思われる。

いや、表情筋とか干からびてて分かんないのよ。


「前回色々な職業について、貴方に問われるままに分かる範囲でお答えましたが、加護がつくまでは致し方ないと諦めることが出来ましたか?」


先生が俺を訪問してくれるのは3度目。

その間の会話で、実は俺は何の意味もなくこの世界に転生したことが判明してまして・・・。

そんな時、誰もが(?)考える異文化テロ・・・あいや、カルチャーギャップでのし上がり!と言う野望がもたげた訳ですよ!

・・・しかしそれはことごとく通じないことも判明してまして。

そりゃ数百人もの先達がいるなら、色んな情報がもたらされてるよねぇ、ちっ。

なので、今日は軍事面と言うか、冒険者的な話を聞く予定。


「先生、戦士と魔法使い、どちらが強いのでしょうか?」


「例外なく戦士でしょう。」


「え?意外・・・。」


「得手不得手の問題です。

 魔法使いはどちらかと言えば範囲殲滅型、戦士は各個撃破型。

 故に、戦士10対魔法使い10であれば十分勝機があります。

 逆に数が増えすぎると、魔法使いの能力ではさばき切れなくなりますが。」


「では上位戦士・・・と言うのがいるかどうかわかりませんが、それと魔術師とか?

 あと、最上位戦士と魔導師では?」


「熟練の戦士だと、範囲殲滅さえマスターした者がおります。

 しかし魔術師は範囲殲滅に加え、複合化された魔法を操ることが出来るので、この時点で中々戦士には追い付けないでしょう。

 魔導師に至っては、他を圧倒していると言えるでしょう。

 しかしそこまでに至る者達は、既に個の強さに興味を持っていないと思います。」


「先生!では戦士では魔術師以上には勝てないんでしょうか?」


「どうでしょう?

 戦士系の職に就く者は魔法使いの様な魔法は使えません。

 その代わり、戦士専用の加護と言えるものがあります。」


「どういったことで得られて、どういう加護が受けられるんですか?」


「大地の守護者は全ての生命を守護しているので別ですが、どの守護者も基本は祈りを捧げることになります。

 戦士の守護者なら、身体能力でしょうか。

 狩猟なら視力や気配の察知、騎士なら守りの力でしたかね。


 ただ、加護は本来微々たるもの、殆どの者は週に1度位祈りを捧げるにとどめているでしょう。」


「目に見える影響が薄いんですねぇ。」


世知辛い。


ちょっと長くなったので2つに分けました。

先延ばしになっちゃうのは不本意なのですが・・・

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